基本情報技術者 2009年 秋期 午前(科目A) 問11
問題文
USBの説明はどれか。
選択肢
ア:PCに内蔵されるCD-ROM装置、DVD装置などを接続するためのパラレルインタフェースである。
イ:磁気ディスク、プリンタなどをデイジーチェーンで接続するパラレルインタフェースである。
ウ:ハブを介してツリー状に機器を接続できるシリアルインタフェースである。(正解)
エ:プリンタなどに赤外線を使ってデータを転送するシリアルインタフェースである。
USBの説明はどれか。【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論→USBはハブを介して複数の周辺機器をツリー状(階層構造)に接続でき、シリアル通信でデータ伝送と電源供給を行う汎用のインタフェース規格です。
- 根拠→USB規格はホスト/デバイスの関係、ホットプラグ、給電、転送モード(制御・転送・割り込み・バルク)を定義し、物理的にはハブで分岐してツリー構成を取ります。
- 差がつくポイント→「シリアル」「ハブでツリー状接続」「ホットプラグ/給電」がUSBの特徴であり、パラレルや赤外線、デイジーチェーンと混同しないことが得点源です。
正解の理由
正解: ウ
選択肢ウは「ハブを介してツリー状に機器を接続できるシリアルインタフェースである」と述べています。USBはシリアル通信を採用し、ハブ(複数段可)によってツリー状に複数デバイスを接続できる点が規格の基本設計であり、この説明が最も正確です。ホスト中心でデバイスはツリー構成にぶら下がり、ホットプラグやバスパワーも可能です。
選択肢ウは「ハブを介してツリー状に機器を接続できるシリアルインタフェースである」と述べています。USBはシリアル通信を採用し、ハブ(複数段可)によってツリー状に複数デバイスを接続できる点が規格の基本設計であり、この説明が最も正確です。ホスト中心でデバイスはツリー構成にぶら下がり、ホットプラグやバスパワーも可能です。
よくある誤解
- 「パラレル=速い」としてUSBをパラレルと混同する誤りが多いです。USBはシリアル伝送です。
- デイジーチェーン接続(直列でつなぐ)とハブでのツリー接続を混同すると間違いやすいです。
解法ステップ
- 問題文のキーワードを拾う:「ハブ」「ツリー状」「シリアル」「赤外線」「デイジーチェーン」「パラレル」など。
- 各選択肢とUSBの特徴を照らし合わせる:USB=ハブ+ツリー構成+シリアル+ホットプラグ。
- 明確に合致する選択肢を選ぶ:ハブとツリー構成が含まれる選択肢が正解。
- 残りの選択肢を短く消去法で否定する(例:赤外線=IrDA、内蔵光学ドライブ=IDE/SATAなど)。
選択肢別の誤答解説
- ア: 「PCに内蔵されるCD-ROM装置、DVD装置などを接続するためのパラレルインタフェースである。」
→ 誤り。内蔵光学ドライブは従来IDE(PATA)や現在はSATAなどの内部バスで接続され、USBは外付け機器にも使えるが「内蔵用パラレルインタフェース」という説明は当てはまりません。 - イ: 「磁気ディスク、プリンタなどをデイジーチェーンで接続するパラレルインタフェースである。」
→ 誤り。デイジーチェーン接続はSCSIやIEEE 1394(FireWire)などで見られ、USBはパラレルではなくシリアルで、デバイスはハブを介してツリー状に接続します。 - ウ: 「ハブを介してツリー状に機器を接続できるシリアルインタフェースである。」
→ 正解。USBの基本的説明に一致します。 - エ: 「プリンタなどに赤外線を使ってデータを転送するシリアルインタフェースである。」
→ 誤り。赤外線通信はIrDA規格に相当し、USBとは別物です。
補足コラム
- USBの世代と速度(代表例):USB 1.1(12 Mbps)、USB 2.0(480 Mbps)、USB 3.0/3.1 Gen1(5 Gbps)、USB 3.1 Gen2(10 Gbps)、USB4(最大 40 Gbps)。
- 電力供給:バスパワー(最大供給電力は規格やコネクタで異なる)とセルフパワー(外部電源)。USB Power Delivery(PD)により高電力供給や電圧交渉が可能です。
- トポロジー:USBは「ツリー(階層)トポロジー」を採用し、ハブによる分岐ができる一方で、デイジーチェーン(直列接続)とは構造が異なります。
- 比較:IEEE 1394(FireWire)は等価なピアツーピアでの高効率ストリーミングに強く、USBはホスト主導で互換性や普及性に優れます。
FAQ
Q: USBはパラレルインタフェースですか? / A: いいえ。USBはシリアル通信を採用するインタフェースです。
Q: デイジーチェーンはUSBでもできる? / A: 原則としてUSBはハブでツリー接続します。デバイスの直列(デイジーチェーン)接続はSCSIや一部のIEEE 1394で見られます。
Q: 赤外線通信とUSBは同じですか? / A: いいえ。赤外線通信はIrDA等の別規格で、物理層や用途が異なります。
Q: デイジーチェーンはUSBでもできる? / A: 原則としてUSBはハブでツリー接続します。デバイスの直列(デイジーチェーン)接続はSCSIや一部のIEEE 1394で見られます。
Q: 赤外線通信とUSBは同じですか? / A: いいえ。赤外線通信はIrDA等の別規格で、物理層や用途が異なります。
関連キーワード: USB、シリアルインタフェース、ハブ、ツリー構成、ホットプラグ、バスパワー、デイジーチェーン、パラレル、IrDA、IEEE1394

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