基本情報技術者 2009年 春期 午前(科目A) 問03
問題文
論理式と等しいものはどれか。ここで、・は論理積、+は論理和、はXの否定を表す。
選択肢
ア:(正解)
イ:
ウ:
エ:
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ド・モルガンの法則による論理式変形【午前解説】
正解の理由
正解は ア です。理由を式変形で示します。元式を、 とすると
を使い、
さらにド・モルガンで各和の否定を積に変え、二重否定を整理すると
従って合成して
となり、選択肢アと一致します。
解法ステップ
- 元式を、と置く。
- 積の否定にド・モルガンを適用:。
- 各和の否定を個別にド・モルガンで変形:等。
- 二重否定を消して簡約化し、最終的に和の形にまとめる。
- 得られた式と選択肢を照合して正誤を判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア: 正解。上記の変形で一致します。
- イ: は各項の否定の位置が逆転しており、元式の否定変換とは異なります。読み替えるととの配置が入れ替わっているため整合しません。
- ウ: は元式の各因子の否定や和積の順序が変わった形で、元の否定と等しくありません。因子同士の入れ替えや分配則だけでは到達できない式です。
- エ: は元式そのもの(否定が外れていない)であり、元式の否定ではないため不正解です。
よくある誤解
- ド・モルガンの適用で「和の否定→和」など変換を逆にしてしまい、和と積を混同する。
- 二重否定を見落とし、不要な否定を残してしまう。
- 元式と選択肢の見た目が似ているため、補集合(否定)がかかっているかどうかを確認せずに選んでしまう。
補足コラム
ド・モルガンの法則はブール代数で最も使う基礎規則の一つです。実務でも論理回路の簡略化や条件式整理に頻繁に使います。速く安全に解くには「否定がかかっているまとまり」を素早く見つけ、そのまとまりごとにド・モルガンを適用していくとよいでしょう。Karnaugh マップや真理値表で検算するのも確実な方法です。
FAQ
Q: ド・モルガンを忘れたらどう確認すればよいですか?
A: 真理値表で各組合せの出力を比較すれば正誤を確認できます。変形の前後で全8組合せが一致すれば等価です。
A: 真理値表で各組合せの出力を比較すれば正誤を確認できます。変形の前後で全8組合せが一致すれば等価です。
Q: 分配則で別の同値形に変形できますか?
A: はい、分配則や結合法則を組み合わせれば別の標準形(和積標準形・積和標準形)に変形可能ですが、まずはド・モルガンで否定を処理するのが手早いです。
A: はい、分配則や結合法則を組み合わせれば別の標準形(和積標準形・積和標準形)に変形可能ですが、まずはド・モルガンで否定を処理するのが手早いです。
Q: 直接読むコツはありますか?
A: 否定が外側にある場合は「外側→内側」へ展開する(否定を中の和積に分配)習慣をつけるとミスが減ります。
A: 否定が外側にある場合は「外側→内側」へ展開する(否定を中の和積に分配)習慣をつけるとミスが減ります。
関連キーワード: ブール代数、ド・モルガンの法則、否定変換、論理式変形、論理回路、真理値表

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