基本情報技術者 2010年 春期 午前(科目A) 問41
問題文
パスワードに使用できる文字の種類の数を 、パスワードの文字数を とするとき、設定できるパスワードの理論的な総数を求める数式はどれか。
選択肢
ア:(正解)
イ:
ウ:
エ:
🔒 解説は解答すると表示されます
順列組合せによるパスワード総数【午前解説】
正解の理由
ア: が正解です。パスワードは左から右へ文字の並び(順序)が意味を持ち、同じ文字を複数回使える設定が通常想定されます。各位置ごとに 個の選択肢があり、独立した選択を 回行うので乗法原理により総数は
となります。
解法ステップ
- 問題文で「何を数えるか」を確認:ここは設定できるパスワード全体の総数。
- 順序が重要か確認:パスワードは文字列で順序が重要(例 "ab" ≠ "ba")。
- 重複が許されるか確認:通常は同じ文字を何度でも使える=重複可。
- 乗法原理を適用:各位置に 通り、 位置あるため を採用。
選択肢別の誤答解説
- ア: — 正解。順序あり・重複ありの場合の総数。例: なら .
- イ: — 順列(順序あり・重複なし)です。文字の再利用が禁止されている場合に適用。 なら .
- ウ: — 組合せ(順序なし・重複なし)で、どの文字を含むかだけを選ぶ場合。 なら .
- エ: — 重複組合せ(順序なし・重複あり)。順序を無視して重複を許す場合に使う。 なら 。
(数値例で違いを確かめると直感的に理解しやすく、順序あり重複ありが最も多くなる場合が多いことが分かります。)
よくある誤解
- 「パスワードでは同じ文字を使えない」と誤解して を選ぶ場合。ほとんどのシステムは重複を許します。
- 「並び方は関係ない」と考え組合せ を選ぶミス。パスワードは順序が重要です。
- 重複ありだが順序を考えない問題(まれ)と混同し、選択肢エを正解と誤認すること。
補足コラム
- パスワードの強度はエントロピーで表せます。候補総数が の場合、ビット単位のエントロピーは です。たとえば (小文字のみ)で のとき約 ビットの強度になります。
- 実務では文字種(大文字・小文字・数字・記号)を増やすことで を大きくし、同じ長さで強度を上げることができます。
- 文字の重複を禁止する特殊なポリシーがある場合はイの式を使いますが、多くのシステムでは適用されません。
FAQ
Q1: もし文字を使い回せない(重複禁止)なら式は何ですか?
A1: その場合は順列の式 を使います(順序あり・重複なし)。
A1: その場合は順列の式 を使います(順序あり・重複なし)。
Q2: 順序を無視するケースはありますか?
A2: 典型的なパスワードではありませんが、選んだ文字の集合だけを扱う問題なら組合せ を使います。
A2: 典型的なパスワードではありませんが、選んだ文字の集合だけを扱う問題なら組合せ を使います。
Q3: 大きな を計算する方法は?
A3: 直接表示できない場合は対数( や )を使って桁数やエントロピーを評価します。例えばビット数は です。
A3: 直接表示できない場合は対数( や )を使って桁数やエントロピーを評価します。例えばビット数は です。
関連キーワード: 組合せ、順列、重複組合せ、場合の数、乗法原理、パスワード、エントロピー、組合せ数学

\ せっかくなら /
基本情報技術者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!

