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基本情報技術者 2011年 秋期 午前(科目A)29


問題文

音声のサンプリングを1秒間に11,000回行い、サンプリングした値をそれぞれ8ビットのデータとして記録する。このとき、バイトの容量をもつフラッシュメモリに記録できる音声の長さは、最大何分か。

選択肢

77
96
775(正解)
969

音声サンプリング容量計算(1秒11,000回・8ビット)【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論→フラッシュ容量512×10^6バイトで記録できる音声は約775分、よって選択肢はが正解です。
  • 根拠→11,000回/秒×8ビット=11,000バイト/秒でデータ量を求め、容量を秒→分に変換して算出しました。
  • 差がつくポイント→ビットとバイトの変換、10^6と2^20の使い分け、秒→分の換算ミスに注意してください。

正解の理由

正解:
1秒あたりのサンプリング数が11,000回、1サンプルが8ビット(=1バイト)なので、データレートは11,000バイト/秒です。フラッシュ容量はバイトですから、記録できる秒数は容量をバイト/秒で割れば求まります。これを分に直すと約775分になり、選択肢のウ(775)と一致します。

よくある誤解

  • ビットとバイトを混同する:8ビット=1バイトを忘れて、データレートを88,000バイト/秒と誤るケース。
  • 1メガをではなくで扱って誤差を生む:問題では明示のを使う。
  • 秒→分への換算忘れ:秒のまま比較して誤答する例が多いです。

解法ステップ

  1. 1サンプルあたりの容量を確認:8ビット=1バイト。
  2. 1秒あたりのデータ量を求める:.
  3. 総秒数を求める:
  4. 分に変換する:
  5. 小数を切り捨てて整数分を答えるなら775分が最大の全分数値です(設問は「最大何分か」なので775分を採る)。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 77分
    • 可能な間違い:容量をバイトと誤って扱った、あるいは秒→分換算で10倍の誤りをした場合に発生します。桁数の見落としが原因です。
  • イ: 96分
    • 可能な間違い:サンプリング周波数を誤って高く(例えば88,000をバイト/分と混同)扱い、過大なデータレートとしたため短い時間になった例です。
  • ウ: 775分(正解)
    • 正しい計算手順に沿えば得られる値です。秒→分変換とビット→バイトの扱いが正確ならこの答えになります。
  • エ: 969分
    • 可能な間違い:1メガバイトを(約1,048,576)で計算する、またはサンプル数を少なく見積もったことで生じる誤差です。単位の基準を誤るとこのような差が出ます。

補足コラム

  • 実務では「11,000回/秒」といった値は概数で使われることが多く、音声処理では11,025 Hzや11,000 Hzなどが混在します。問題文に明示された値をそのまま使うことが重要です。
  • また、圧縮(MP3等)を施せば格段に長時間記録できますが、本問は「生データ(リニア、非圧縮)」として計算しています。
  • 汎用公式:記録時間(分)= 容量(バイト) ÷(サンプリング周波数(Hz)×バイト/サンプル×60)。

FAQ

Q1: ビットとバイトの換算は必ず8で割れば良いですか?
A1: はい。1バイト=8ビットが基本なので、ビット数をバイトにするには8で割ります(逆は×8)。
Q2: 容量がMB表記だったらどう扱う?
A2: 問題でと明示されていればとして計算します。明示がない場合は文脈に従ってください。
Q3: 小数分は切り捨て?四捨五入?
A3: 「最大何分か」を問う場合は、完全に記録できる最大の整数分を答えるため切り捨てが妥当です。問題文の指示に従ってください。

関連キーワード: サンプリング周波数、ビット深度、ビットレート、バイト換算、単位変換、容量計算、フラッシュメモリ、オーディオデータ、10^6 と 2^20 の違い
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