基本情報技術者 2012年 春期 午前(科目A) 問39
問題文
HTMLやXMLの要素をどのように表示するかを指示する場合に用いられ、表示クライアント側で処理されるものはどれか。
選択肢
ア:CGI
イ:CSS(正解)
ウ:PHP
エ:SSI
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スタイルシート(CSS)【午前解説】
正解の理由
CSS(Cascading Style Sheets)は要素の表示方法(レイアウト、色、フォント、表示/非表示など)を記述するための言語であり、ブラウザなどの表示クライアントがその記述を読み解いてレンダリングします。問題文の「表示クライアント側で処理される」という条件に合致するため、正解はイです。
解法ステップ
- 問題文のキーワード「表示」「表示クライアント側で処理される」を確認する。
- 各選択肢が処理される場所(クライアント側かサーバ側か)を思い出す。
- 表示(スタイル)指定を行う技術を選ぶ。CSSが該当すれば正答と判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア: CGI
サーバ側でプログラムを実行してHTMLなどを生成する仕組みで、ブラウザ側の表示処理ではありません。したがって誤りです。 - イ: CSS
要素の表示方法(レイアウトやスタイル)を記述し、ブラウザなどのクライアントが処理してレンダリングするため正解です。 - ウ: PHP
サーバ側スクリプト言語でHTMLを動的生成する用途が主です。処理はサーバ側で行われ、クライアント側での表示指示言語ではありません。 - エ: SSI
サーバサイドインクルードはHTML内に指示を埋め込み、サーバが処理してから出力する仕組みで、クライアント側処理ではないため誤りです。
よくある誤解
- 「PHPやCGIもHTMLを変えるから表示に関係する」と考えるが、これらはサーバでHTMLを生成する役割であり処理場所が異なります。
- 「SSIは表示に関する指示を埋め込めるからクライアント処理かも」と混同しやすいが、SSIはサーバ側でインクルード等を行う技術です。
- 「XMLにはスタイルがない」と誤解する場合がありますが、XMLもCSSやXSLで表示を指定できます(処理はクライアントかサーバかに依存します)。
補足コラム
CSSは記述場所によってインライン、内部(style要素)、外部(外部CSSファイル)に分かれ、外部CSSは複数ページで共通のスタイル管理に便利です。XML文書にもCSSを適用できますが、XSLTを用いてサーバ側で変換してからスタイルを当てる場合もあります。表示処理がクライアント側かサーバ側かを見分ける際は「誰が最終的に処理して出力を生成するか」を基準に判断すると速く正確です。
FAQ
Q1: CSSは常にクライアント側でしか使えませんか?
A1: 通常はクライアント(ブラウザ)が解釈しますが、サーバ側でCSSに基づいて画像を生成する等の特殊処理も技術的には可能です。ただし問題文の意味では「クライアント側で処理される」の代表はCSSです。
A1: 通常はクライアント(ブラウザ)が解釈しますが、サーバ側でCSSに基づいて画像を生成する等の特殊処理も技術的には可能です。ただし問題文の意味では「クライアント側で処理される」の代表はCSSです。
Q2: SSIやPHPでスタイルを指定することはできませんか?
A2: サーバ側でHTMLを生成する際にstyle属性やlinkタグを出力することは可能ですが、その「表示の適用」は最終的にブラウザ(クライアント)が行います。SSI/PHP自体は表示指示言語ではなく、生成手段です。
A2: サーバ側でHTMLを生成する際にstyle属性やlinkタグを出力することは可能ですが、その「表示の適用」は最終的にブラウザ(クライアント)が行います。SSI/PHP自体は表示指示言語ではなく、生成手段です。
Q3: XMLはどうやって表示するのが一般的ですか?
A3: XMLは構造的データを表し、XSLTでHTMLに変換してCSSでスタイル適用する、またはブラウザが直接XML+CSSを解釈して表示する方法があります。
A3: XMLは構造的データを表し、XSLTでHTMLに変換してCSSでスタイル適用する、またはブラウザが直接XML+CSSを解釈して表示する方法があります。
関連キーワード: CSS、クライアントサイド、サーバサイド、CGI、PHP、SSI、HTML、XML、ブラウザ、レンダリング、スタイルシート

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