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基本情報技術者 2015年 春期 午前(科目A)10


問題文

メモリのエラー検出及び訂正にECCを利用している。データバス幅ビットに対して冗長ビットがビット必要なとき、ビットのデータバス幅に必要な冗長ビットは何ビットか。

選択肢

(正解)

🔒 解説は解答すると表示されます

メモリ用ECCの冗長ビット数【午前解説】

正解の理由

問題文の前提は「データバス幅が ビットで冗長ビットが ビット必要」と明示されています。128ビットを の形に当てはめると なので です。よって冗長ビット数は で、選択肢の中ではウが正解となります。実務的にはHammingの最小パリティ に全体パリティ1ビットを付加したSECDED(Single Error Correction, Double Error Detection)構成で合計9ビットになる、という整合性も確認できます。

解法ステップ

  1. 与えられたデータバス幅が であることから を解く。
  2. なので を得る。
  3. 問題の指定どおり冗長ビットは なので ビットと判定する。
  4. 選択肢の中から を選ぶ(ウ)。
数式で示すと簡潔に:

選択肢別の誤答解説

  • ア: — これは単に の値()を冗長ビット数と誤認した場合の答えで、問題では を求める点を見落としています。
  • イ: — Hamming符号の最小パリティ (単一誤り訂正)としては が成立しますが、問題は冗長ビットが と明示されておりSECDEDの全体パリティ分が加算されるため一つ不足します。
  • : — 正解。 より 。Hammingの に全体パリティ1ビットを加えたSECDED構成と一致します。
  • エ: — 過剰解答。 の式から外れており根拠がありません。

よくある誤解

  • 「冗長ビットは単に 」と考えてしまう。 を与えるが、問題は を求める点を見落としがちです。
  • 「Hammingの条件だけで完了」と考える誤り。Hammingの最小 (単一誤り訂正)と、SECDEDのための全体パリティの有無を混同すると一つ少ない答えになることがあります。
  • と混同する」: が与えられたときは必ず を計算する必要があります。

補足コラム

  • Hamming符号の一般条件は です。ここで はデータビット数、 はパリティビット数(単一誤り訂正用)。SECDEDを実現するにはHammingの にさらに1ビットの全体パリティを加えることが一般的です。
  • 今回の問題文は という形で表現されていますが、実務ではデータ幅が任意のときに上記不等式から最小の を求め、必要に応じて全体パリティを付加する流れになります。
  • 例:データが のときHammingの最小 )、SECDEDでは

FAQ

Q1: なぜ問題の式は と表現されているのですか?
A1: 問題設定として「データバス幅が のとき冗長ビットが 」と与えられているためです。実務的にはこれはHammingの最小パリティ( 相当)に全体パリティを足した構成を意味する場合が多いです。
Q2: 常にSECDEDではHammingのパリティに +1するのですか?
A2: はい。通常のHamming(単一誤り訂正)に加え、ダブルエラー検出を可能にするための全体パリティビットを追加するとSECDEDとなり、パリティ数は1ビット増えます。
Q3: 別のデータ長ならどうやって求めますか?
A3: 一般には を満たす最小の を求め(Hamming)、必要なら全体パリティを加えて +1します。

関連キーワード: ECC、Hamming符号、SECDED、冗長ビット、メモリエラー、誤り訂正、パリティチェック
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