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基本情報技術者 2018年 春期 午前(科目A)19


問題文

ソフトウェアの統合開発環境として提供されているOSSはどれか。

選択肢

Apache Tomcat
Eclipse(正解)
GCC
Linux

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統合開発環境(IDE)【午前解説】

正解の理由

正解は (Eclipse)です。EclipseはEclipse Foundationが提供するオープンソースの統合開発環境で、ソースコード編集、ビルド・実行、デバッガ、プロジェクト管理、豊富なプラグインによる言語サポート(Java、C/C++、Python等)を一つのフレームワークで提供します。これらの機能構成が「統合開発環境(IDE)」の定義に合致するため正解です。

解法ステップ

  1. 「統合開発環境(IDE)」の定義を確認する(エディタ、ビルド、デバッグ、統合管理など複数機能を備える)。
  2. 各選択肢が何を提供するソフトウェアかを分類する(サーバ、IDE、コンパイラ、OS)。
  3. IDEに該当するものを選ぶ(EclipseがIDE、他は該当しない)。
  4. 補助知識でOSSであることを確認(EclipseはOSS)。

選択肢別の誤答解説

  • ア: Apache Tomcat — サーブレット/JSPを実行するWebコンテナで、アプリケーションの実行環境。IDEではない。
  • イ: Eclipse — 正解。プラグインで拡張可能なOSSの統合開発環境。エディタ、ビルド、デバッガ等を統合。
  • ウ: GCC — GNU Compiler Collection。各種言語のコンパイラ群であって、統合されたIDE機能は持たない。
  • エ: Linux — オペレーティングシステム(カーネルとディストリビューション)。開発に使われるがIDEそのものではない。

よくある誤解

  • 「Tomcatも開発環境だ」と誤解する: TomcatはWebアプリケーションを動かすサーブレットコンテナ/アプリケーションサーバであり、IDEではありません。
  • 「GCCがIDEだと思う」: GCCはGNU Compiler Collectionでコンパイラ群であり、エディタやデバッガ等の統合機能は持ちません。
  • 「Linuxはソフトウェア開発ツールだ」と混同する: LinuxはOS(カーネル+ディストリビューション)で、開発ツールを動かす土台です。

補足コラム

EclipseはもともとJava向けIDEとして広まり、Eclipse CDT(C/C++)、Eclipse for JavaScript等のプラグイン/パッケージが提供されることで多言語対応しています。類似のOSS IDEにはApache NetBeansや「Code - OSS」(Visual Studio Code のオープンソース本体)などがあり、IDEとエディタの境界はプラグイン次第で曖昧になる点に注意してください。IDEの主要な構成要素は編集、補完、ビルド統合、デバッグ、テスト実行、バージョン管理統合です。

FAQ

Q: GCCはIDEになり得ますか?
A: 単体ではIDEではありませんが、GCCをビルドツールとしてIDE(例: Eclipse CDT)に統合して利用することは一般的です。
Q: TomcatはEclipseと連携できますか?
A: はい。Eclipse用のプラグインやサーバランタイム設定を使い、Tomcat上でアプリをデバッグ・実行できますが、Tomcat自体はサーバです。
Q: Visual Studio CodeはIDEですか?
A: VS Codeは軽量エディタですが、多数の拡張機能を導入することでIDEに近い機能を実現できます。オープンソース版(Code - OSS)があります。
Q: Eclipseは商用利用できますか?
A: Eclipseはオープンソース(EPL等のライセンス)で配布されており、商用利用も可能ですが、ライセンス条件は確認してください。

関連キーワード: Eclipse、統合開発環境、IDE、OSS、Apache Tomcat、GCC、Linux、プラグイン、デバッガ、NetBeans、Visual Studio Code
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