ITパスポート 2011年 秋期 問21
問題文
競争優位を形成するための経営戦略の一つとして、インターネットを使った電子商取引の活用がある。電子商取引のうち、B to Cに当たるものはどれか。
選択肢
ア:一般消費者が出品するオークションサイト
イ:一般消費者向けのインターネット通販サイト(正解)
ウ:他企業への原材料販売などの企業間取引サイト
エ:福利厚生目的の自社従業員向け社内販売サイト
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B to C(消費者向け電子商取引)【ITパスポート解説】
正解の理由
理由を一言で言うと、B to C(Business to Consumer:企業から消費者への取引)は「企業が商品やサービスを個人(一般消費者)に直接販売する取引」を指します。インターネット通販サイトは企業が商品を販売し、個人が購入する典型的なB to Cの形です。
※ 用語説明
- EC(Electronic Commerce:電子商取引):インターネット上で行う売買全般を指します。
- B to C(Business to Consumer):企業(Business)が消費者(Consumer)に売る取引。
- C to C(Consumer to Consumer):消費者同士の取引(例:個人が個人に売るオークション)。
- B to B(Business to Business):企業同士の取引。
- B to E(Business to Employee):企業から従業員向けのサービスや販売(社内向け)。
解法ステップ
- 選択肢に出てくる「売り手」と「買い手」が誰かを確認します。
- 買い手が「一般消費者(個人)」であればB to C、買い手が「他企業」ならB to B、買い手が「従業員」ならB to E、売り手と買い手が両方「消費者」ならC to Cです。
- 各選択肢を当てはめて分類します。一般消費者に売るサイトがB to Cなので、イが正解になります。
選択肢別の誤答解説
- ア: 一般消費者が出品するオークションサイト
- これは主に消費者同士が売買する形です。売り手も買い手も個人であればC to C(Consumer to Consumer)になります。よってB to Cではありません。
- イ: 一般消費者向けのインターネット通販サイト
- 企業が商品を提供し、個人(一般消費者)が購入する構図です。これが典型的なB to Cです。
- ウ: 他企業への原材料販売などの企業間取引サイト
- 売り手と買い手がどちらも企業なのでB to B(Business to Business)です。B to Cではありません。
- エ: 福利厚生目的の自社従業員向け社内販売サイト
- 買い手が自社の従業員(個人)でも、対象が社外の一般消費者ではなく従業員向けです。これはB to E(企業から従業員への取引・サービス)や社内取引に分類され、B to Cとは区別されます。
よくある誤解
- 「インターネット上なら全部B to C」ではない
- インターネット上の取引でも、相手が企業ならB to B、個人同士ならC to Cです。場所(ネット)ではなく、売り手と買い手の関係で分類します。
- 「個人が売っていてもショップ形式ならB to C」と思う誤り
- 個人が商品を出品して、別の個人が買う場合は基本的にC to Cです。プラットフォーム運営者が企業として直接販売しているかどうかで判断します。
補足コラム
- 現実には複数の形が混ざることもあります。たとえば「マーケットプレイス型EC」は運営企業が場を提供し、複数の事業者や個人が出品します。運営企業自体が直接販売する商品はB to C、出品者が個人で買い手が個人ならC to C、出品者が企業で買い手が企業ならB to Bと、商品ごとに分類が変わります。
- 覚え方のコツ:最初の「B」は売り手(Business)、最後の「C」は買い手(Consumer)と覚えると見分けやすいです。
FAQ
Q1: フリマアプリ(例:メルカリ)はB to Cですか?
A1: 多くはC to C(個人→個人)です。出品者が企業の場合はその取引だけB to Cになります。
A1: 多くはC to C(個人→個人)です。出品者が企業の場合はその取引だけB to Cになります。
Q2: 小売店がネットで法人向けにも売っている場合は?
A2: 顧客が法人であればその取引はB to B、個人であればB to Cと顧客ごとに分類します。
A2: 顧客が法人であればその取引はB to B、個人であればB to Cと顧客ごとに分類します。
Q3: 社内向け販売は覚える必要がありますか?
A3: はい。試験では社外の消費者向けか内部向けかを区別する設問が出やすいので、対象(一般消費者/企業/従業員)で判断する習慣をつけてください。
A3: はい。試験では社外の消費者向けか内部向けかを区別する設問が出やすいので、対象(一般消費者/企業/従業員)で判断する習慣をつけてください。
関連キーワード: 電子商取引、EC、BtoC、CtoC、BtoB、オークションサイト、ECサイト、社内販売、BtoE、マーケットプレイス

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