ITパスポート 2012年 春期 問26
問題文
業務用ソフトウェアを、インターネットを経由して利用可能とするサービスとして、適切なものはどれか。
選択肢
ア:ASP(正解)
イ:ERP
ウ:ISP
エ:SFA
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業務用ソフトウェアをインターネット経由で利用するサービスはどれか【ITパスポート 解説】
正解の理由
業務用ソフトウェアをインターネットを経由して利用可能にするサービスは、ソフトウェア自体を提供者(サーバ)側で動かし、利用者はネットワーク経由で使う形を指します。これを行う代表的な形態が ASP(Application Service Provider:ソフトウェアをネット経由で提供する事業者)です。したがって選ぶべきは ア です。
ポイントを簡単に言うと:
- ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)は、ソフトを運用・管理し、利用者はネットにつなげば使える。
- よく使われる現代の呼び方では SaaS(Software as a Service:サービスとして提供されるソフトウェア)とほぼ同じ考え方です。
解法ステップ
- 問題文のキーワードを拾う:「業務用ソフトウェア」「インターネットを経由して利用可能」
- 「インターネット経由でソフトを提供する事業者/形態」を表す語を思い出す → ASP(=ネットでソフトを提供する事業者/SaaS)。
- 他の選択肢が何を示すかを確認して除外する(下で詳述)。
- ASPが該当するため、正答は ア とする。
選択肢別の誤答解説
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ア(ASP)
- 正解。ASPは「Application Service Provider(アプリケーションをサービスとして提供する事業者)」。利用者は自分でソフトをインストールせずに、インターネット経由で業務ソフトを利用できます。例:クラウド上の会計ソフトや勤怠管理サービス。
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イ(ERP)
- ERPは「Enterprise Resource Planning(企業資源計画)」の略で、会計・販売・在庫など業務を統合管理するソフトウェアの種類です。ERP自体は「何をするソフトか」を表す言葉であって、「インターネット経由で提供するサービス形態」を示す言葉ではありません。ERPはオンプレミス(自社設置)でもクラウドでも提供されます。
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ウ(ISP)
- ISPは「Internet Service Provider(インターネット接続を提供する事業者)」。要するに回線や接続サービスを提供する会社です。ソフトウェア自体を提供するのではなく、ネットに接続するためのサービスを提供します。問題はソフトの提供形態を問うため不正解です。
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エ(SFA)
- SFAは「Sales Force Automation(営業支援)」の略で、営業活動を支援するソフトのカテゴリ名です。これもERPと同様に「ソフトの種類」を示します。SFAの製品はインターネット経由で提供されることもありますが、選択肢としては「サービス形態」を示す ASP がより適切です。
よくある誤解
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「ASPとSaaSは別物だ」と考える誤解
- 昔の用語で区別されることがありますが、今は同じ考え方(ソフトをサービスとして提供)として扱われることが多いです。試験では「インターネット経由でソフトを提供する」という点で ASP を選べばよい場面が多いです。
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「ERPやSFAだからインターネット経由で使えない」と思う誤解
- ERPやSFAはソフトの種類で、クラウド型で提供されることもあります。しかし問題文は「サービス形態」を問うため、単にソフトの種類を示す選択肢は不適切です。
-
「ISP=ソフト提供」と混同する誤解
- ISPはネット接続を提供する会社です。ソフトの提供か回線提供かを区別できるようにしましょう。
補足コラム
- ASPの歴史と今:
ASPという言葉はインターネット初期から使われてきました。近年は「SaaS(Software as a Service:サービスとして提供されるソフトウェア)」という言い方が一般的です。例えば Google Workspace や Microsoft 365、クラウド会計ソフトなどは SaaS の代表例で、概念的には ASP と同じです。 - 実務での見分け方:
- 「ソフトを自分のサーバに入れて運用している」→ オンプレミス(自社運用)
- 「ブラウザや専用アプリでログインして使う」→ ASP/SaaS(サービス型)
FAQ
Q1. ASPとSaaSは完全に同じですか?
A1. 基本の考え方は同じで、どちらもソフトをネット経由で提供します。用語の使われ方や歴史的背景に差がありますが、試験や実務では同じ機能を指すことが多いです。
A1. 基本の考え方は同じで、どちらもソフトをネット経由で提供します。用語の使われ方や歴史的背景に差がありますが、試験や実務では同じ機能を指すことが多いです。
Q2. ERPやSFAでもインターネット経由で提供されることはありますか?
A2. はい、あります。ERPやSFAは「何をするソフトか」を示す言葉で、クラウドで提供される場合は ASP/SaaS 型で提供されることがあります。
A2. はい、あります。ERPやSFAは「何をするソフトか」を示す言葉で、クラウドで提供される場合は ASP/SaaS 型で提供されることがあります。
Q3. ISPは何をする会社ですか?
A3. ISP(Internet Service Provider)はインターネット接続やメール、DNS などインターネット関連の基礎サービスを提供する会社です。ソフトそのものの提供は本来の役割ではありません。
A3. ISP(Internet Service Provider)はインターネット接続やメール、DNS などインターネット関連の基礎サービスを提供する会社です。ソフトそのものの提供は本来の役割ではありません。
関連キーワード: ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)、SaaS、クラウドサービス、ERP(統合基幹業務システム)、ISP(インターネット接続事業者)、SFA(営業支援システム)、オンプレミス、業務アプリケーション、サービス提供形態

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