ITパスポート 2014年 秋期 問49
問題文
プリンタが1分間に印刷できるページ数を表す単位はどれか。
選択肢
ア:cpi
イ:dpi
ウ:ppm(正解)
エ:rpm
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プリンタの印刷速度の単位はどれか【ITパスポート 解説】
正解の理由
問題文は「1分間に印刷できるページ数」を問うています。1分あたりのページ数を表す単位は ppm(pages per minute:1分あたりのページ数)です。したがって選択肢の中では ウ が正解になります。
- ppm(pages per minute:ページ・パー・ミニット)は文字どおり「1分間に何ページ印刷できるか」を示す単位です。
- 他の選択肢は「解像度」や「回転数」など別の意味をもつため、速度(ページ数)を表す単位ではありません。
解法ステップ
- 問題文でキーとなる語を探す:「1分間に印刷できるページ数」 → 「ページ数」「1分間」。
- 英語の意味に直す:「ページ/分」→ pages per minute。
- 選択肢と照合する:
- ア cpi、イ dpi、ウ ppm、エ rpm のうち、pages per minute に該当するのは ppm。
- 結論:ウ を選ぶ。
覚え方のコツ:ページ→page→p、分→minute→m、だから ppm(p/m = pages per minute)。
選択肢別の誤答解説
- ア: cpi(characters per inch:1インチあたりの文字数)
- 意味:文字密度を示します。タイプライタやドットマトリクスの横方向の文字数の指標です。ページ数/分とは無関係です。
- イ: dpi(dots per inch:1インチあたりのドット数)
- 意味:解像度(印刷や画像の細かさ)を表す単位です。値が大きいほど細かくきれいに印刷できますが、必ずしも速さ(ページ数)を表すものではありません。
- ウ: ppm(pages per minute:1分あたりのページ数)
- 意味:印刷速度そのものを表す単位です。これが設問の内容に一致します。
- エ: rpm(revolutions per minute:1分あたりの回転数)
- 意味:モーターやディスクなどの回転速度を表す単位です。プリンタ本体の部品の回転数には使われることがありますが、印刷「ページ数」の単位ではありません。
よくある誤解
- dpi と ppm を混同する
- 「dpi が大きければ速い」と誤解する人がいますが、dpi は画質(解像度)の指標です。高解像度に設定すると処理が重くなり、結果的に印刷が遅くなることはありますが、dpi 自体は速度の単位ではありません。
- rpm をページ速度だと思う
- rpm は回転数の単位です。自動車のエンジンやハードディスクでよく目にします。プリンタの印刷速度としては使いません。
- cpi を見て文字数=速度と勘違い
- cpi は文字密度で、印刷に必要な文字の詰め具合を示すだけです。ページの内容(文字中心か画像中心か)によって実際の印刷速度は変わるため、cpi から直接速度を判断できません。
補足コラム
- 実際のプリンタ仕様で「ppm」はメーカー公表値です。ただしこれは標準条件(片面、特定のテストページ、低解像度など)で計測した値で、実稼働では文書の内容(画像の量やカラー設定)、解像度(dpi)、両面印刷かどうかなどで変わります。
- 用語の語呂合わせ:
- ppm:page(ページ)→ p、per(あたり)→ p、minute(分)→ m → ppm
- dpi:dot(点)→ d、per(あたり)→ p、inch(インチ)→ i → dpi
- 参考:カラー印刷はモノクロ印刷より遅くなりがちです。高 dpi 設定も遅くなる要因です。
FAQ
Q1. 「ppm が大きければ常に速いプリンタですか?」
A1. 多くの場合は速い目安になりますが、実運用では印刷内容や設定で差が出ます(カラー/モノクロ、dpi、両面印刷など)。
Q2. dpi を上げると印刷が遅くなるのはなぜですか?
A2. dpi は1インチあたりに置くドット数です。dpi が高いとプリンタは描画すべき点が増えるため、処理・描画に時間がかかるためです。
Q3. cpi はどんなときに使いますか?
A3. 主にタイプライタや古いドットマトリクスプリンタで文字の密度を表す指標として使われます。現代のレーザープリンタやインクジェットではあまり注目されません。
関連キーワード: プリンタ、印刷速度、ppm、dpi、cpi、rpm、印刷解像度、ページ/分

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