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ITパスポート 2017年 秋期 20


問題文

売上高営業利益率が最も高い会社はどれか。
ITパスポート 2017年 秋期  問20の問題画像

選択肢

A社(正解)
B社
C社
D社

🔒 解説は解答すると表示されます

売上高営業利益率が最も高い会社はどれか。 【ITパスポート 解説】

正解の理由

売上高営業利益率とは、売上高に対して「営業利益(本業のもうけ)」がどれだけあるかを示す比率です。式は
です。表の値を当てはめると、A社は で最も高くなります。したがって最も高いのは (A社)です。
(用語メモ)
  • 売上高:商品やサービスの販売で得た収入。
  • 営業利益(Operating profit:本業のもうけ):売上高から売上原価(商品の仕入れや製造コスト)と販売管理費(販売や事務にかかる費用)を引いた利益。営業外損益や特別損益は含まれません。

解法ステップ

  1. 公式を確認する。
  2. 表の「営業利益」行と「売上高」行を使う。今回の営業利益は、表の「(網掛け)利益」から販売管理費を差し引いた後の行(営業利益の行)を使います。数値は次のとおり:
    • A社:営業利益 30、売上高 100
    • B社:営業利益 50、売上高 200
    • C社:営業利益 0、売上高 100
    • D社:営業利益 40、売上高 400
  3. 各社で計算する。
    • A社:
    • B社:
    • C社:
    • D社:
  4. 比較して最大値を選ぶ。最も高いのは A社(30%)なので を選びます。

選択肢別の誤答解説

  • (A社)
    計算:。最も高いため正解です。
  • イ(B社)
    計算:。良い数値ですが A社の30%より低いので誤りです。
  • ウ(C社)
    計算:。営業利益がゼロなので比率は0%です。誤答です。
  • エ(D社)
    計算:。売上は大きいが利幅が小さいため比率は低く、誤りです。

よくある誤解

  1. 「利益が大きい会社=利益率が高い」と考える誤り。
    • 絶対額(利益額)が大きくても、売上が非常に大きければ利益率は低くなります。比率で比較することが重要です。
  2. 「売上総利益(粗利)で計算してしまう」ミス。
    • 問題は「売上高営業利益率」なので、営業利益(販管費を引いた後)を使います。売上総利益(売上高−売上原価)とは別です。
  3. 割合を出すときに100倍(%)を忘れる。
    • 小数のまま比較してしまうと見間違いが起きます。%に直して比べると分かりやすいです。

補足コラム

売上高営業利益率は「儲けの効率」を見る指標です。同業他社との比較や、年度ごとの推移を見ることで「コスト構造の改善」「価格政策の効果」などが分かります。たとえばD社は売上が大きく規模はあるものの、営業利益率は低く、コストがかさんでいる可能性があります。一方、A社は売上規模は小さいが利幅が大きく、効率的に稼いでいることを示します。
また、短期的なイベント(特別損益や一時的な営業外収益)は営業利益率には含まれないため、本業の強さをより正確に示す指標です。

FAQ

Q1:営業利益と経常利益はどう違いますか?
A1:営業利益は本業のもうけです。経常利益は営業利益に営業外損益(受取利息や支払利息など本業以外の継続的な収益・費用)を加減した利益です。
Q2:売上高営業利益率が高ければ必ず良い会社ですか?
A2:高いほど本業の収益性は高いですが、成長性や財務安全性(借金の有無)も合わせて判断する必要があります。
Q3:分母がゼロの場合は?
A3:売上高がゼロだと比率は計算できません。通常は別扱い(該当なし)になります。

関連キーワード: 売上高営業利益率、営業利益率、営業利益、売上高、売上総利益、販売管理費、利益率、財務指標
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