ITパスポート 2017年 秋期 問23
問題文
企業経営に携わる役職の一つであるCFOが責任をもつ対象はどれか。
選択肢
ア:技術
イ:財務(正解)
ウ:情報
エ:人事
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企業経営に携わる役職の一つであるCFOが責任をもつ対象はどれか【ITパスポート 解説】
正解の理由
CFOは「CFO(Chief Financial Officer:最高財務責任者)」の略です。英語の意味どおり「財務(Finance)」を統括する役職です。したがって、選択肢の中では イ(財務)が責任対象になります。
CFOの主な仕事は、資金管理、予算策定・管理、財務報告、資金調達、投資判断、投資家対応(IR)、リスク管理などです。これらはすべて会社のお金に関わる業務なので「財務」が正解になります。
解法ステップ
- 問題文で「CFO」という英語の役職名を確認する。
- CFOの英語を展開して意味を理解する:Chief(最高責任者)・Financial(財務の)・Officer(役員)。
- 選択肢を見て「財務」に該当するものを選ぶ。
- 他の選択肢(技術・情報・人事)はそれぞれ別の役職(例:CTO、CIO、CHRO)が担当するので除外する。
短く覚えるコツ:CFO = Finance(お金の責任者)。
選択肢別の誤答解説
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ア: 技術
「技術(Technology)」は通常CTO(Chief Technology Officer:最高技術責任者)が担当します。製品の技術方針や開発戦略が職務範囲です。よってCFOの範囲ではありません。 -
イ: 財務
ここが正解です。会社の資金や会計、予算、資金調達など「お金」に関わる全体の方針と管理を担います。 -
ウ: 情報
「情報(Information)」はシステムやデータ、IT戦略の管理を意味することが多く、CIO(Chief Information Officer:最高情報責任者)が主に担当します。情報セキュリティや業務システムはCIOの領域です。 -
エ: 人事
「人事(Human Resources)」は社員の採用・育成・評価・労務管理を扱います。人事部長やCHRO(Chief Human Resources Officer:最高人事責任者)が担当する役割です。CFOは給与やコスト管理に関与することはありますが、人事施策そのものの責任者ではありません。
よくある誤解
-
CFOは「経理」と同じと思う誤解
経理(伝票処理や決算書作成)はCFOの下で行われることが多いですが、CFOは経理の実務だけでなく、資金戦略や投資判断など経営目線での財務管理が主です。職務の広さが違います。 -
CFOはITや情報システムも担当すると思う誤解
財務システム(会計ソフトや決算ツール)の導入判断に関与することはありますが、社内の情報戦略全般はCIOの領域です。役割を混同しないようにしましょう。 -
CFOが「給料支払い=人事」だと思う誤解
給与の資金手配や総予算はCFOにも関係しますが、採用や評価制度の設計・運用は人事部門の仕事です。
補足コラム
CFOという役職は、かつては「経理部長に近い役割」と見なされていました。しかし近年は金融市場の重要性やグローバル経営の複雑化に伴い、経営の中核として戦略的な資金計画や投資判断を行う経営幹部になっています。企業価値を高めるための「資本効率(例:ROE:自己資本利益率)」やキャッシュフローの最適化など、経営全体に深く関わる仕事です。
覚え方のヒント:CFOの「F」はFinance(お金)、「C」はChief(最高責任者)と覚えると簡単です。
FAQ
Q1: CFOと会計士(公認会計士)は同じですか?
A1: 同じではありません。公認会計士は会計監査や専門的会計業務の資格職です。CFOは企業内の役職で、経営判断や財務戦略に責任を持ちます。会社によってはCFO出身が公認会計士である場合もありますが、役割は異なります。
A1: 同じではありません。公認会計士は会計監査や専門的会計業務の資格職です。CFOは企業内の役職で、経営判断や財務戦略に責任を持ちます。会社によってはCFO出身が公認会計士である場合もありますが、役割は異なります。
Q2: 小さな会社にもCFOは必要ですか?
A2: 必要性は会社の規模や事業内容によります。小規模企業では経理担当がCFO的な業務を兼務することがあります。成長や資金調達が必要になると専任のCFOが求められる場合が多いです。
A2: 必要性は会社の規模や事業内容によります。小規模企業では経理担当がCFO的な業務を兼務することがあります。成長や資金調達が必要になると専任のCFOが求められる場合が多いです。
Q3: CFOは決算だけ担当しますか?
A3: いいえ。決算は重要な業務の一部ですが、予算作成、資金繰り、投資評価、投資家対応、リスク管理など広範な業務を担当します。
A3: いいえ。決算は重要な業務の一部ですが、予算作成、資金繰り、投資評価、投資家対応、リスク管理など広範な業務を担当します。
関連キーワード: CFO、最高財務責任者、財務管理、資金調達、予算管理、経理、投資判断、IR、リスク管理

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