ITパスポート 2019年 秋期 問04
問題文
情報を縦横2次元の図形パターンに保存するコードはどれか。
選択肢
ア:ASCIIコード
イ:Gコード
ウ:JANコード
エ:QRコード(正解)
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情報を縦横2次元の図形パターンに保存するコードはどれか。【ITパスポート 解説】
正解の理由
問題は「縦横2次元の図形パターンに保存するコード」を問うています。縦横(=2次元)で情報を表す代表的なコードが「QRコード」です。QRコードは、黒と白の小さなマス(モジュール)を縦横に配置して情報を表現する2次元バーコードの一種です。したがって選択肢のうち エ が正しいです。
(用語説明)
- QRコード(Quick Response:高速に読み取るための2次元コード) — 縦横のマス目で情報を表す。
- JANコード(Japan Article Number:商品識別のバーコード) — 横方向の線(1次元)で情報を表す。
- ASCII(American Standard Code for Information Interchange:文字を数値で表す文字コード) — 表示や通信で使う文字の符号化方式で、図形ではない。
- Gコード — 工作機械(CNC:Computerized Numerical Control)の動作指示に使う命令列で、バーコード等ではない。
解法ステップ
- 問題文のキーワードを見つける:「縦横2次元」→ 2次元の表現を探す。
- 選択肢の意味を一つずつ確認する(簡単な判別):
- 縦横で表すのは「2次元バーコード」→ QRコードなど。
- 横だけで表すのは「1次元バーコード」→ JANコードなど。
- 文字の割り当てや機械の命令は図形コードではない→ ASCII、Gコード。
- 2の比較から、2次元で情報を保存するものは エ(QRコード)と判断する。
選択肢別の誤答解説
-
ア: ASCIIコード
ASCII(American Standard Code for Information Interchange:情報交換のための文字コード)は、文字(Aや1、記号)を数値で表す規格です。印刷やファイル内の文字を表現しますが、縦横2次元の図形パターンではありません。 -
イ: Gコード
Gコードは工作機械(CNC:Computerized Numerical Control)などで使う「動作命令の言語」です。機械に対する座標移動や工具操作を指示するもので、バーコードや2次元図形ではありません。 -
ウ: JANコード
JANコード(Japan Article Number:商品識別用のバーコード)は、太さと間隔の違う縦線で情報を表す「一次元バーコード」です。縦横2次元のマス目で表すQRコードとは方式が異なります。 -
エ: QRコード(正答)
QRコードは、縦横の黒白マスで情報を表す2次元コードです。小さいスペースに大量の情報を格納できますし、スマホなどで高速に読み取れます。
よくある誤解
-
「バーコード=全部同じ形式」と考える誤解
バーコードには1次元(JANなど)と2次元(QR、DataMatrixなど)があり、見た目も仕組みも違います。1次元は線、2次元はマスやドットで表します。 -
「コード=文字コード(ASCII)だ」と早合点する誤解
「コード」は幅広い意味(暗号、規格、指示文)があります。ここでは「図形パターンで情報を保存するコード」を問うているため、文字コードのASCIIとは別物です。
補足コラム
-
QRコードの特徴
- 縦横のマス(モジュール)でデータを表現します。URLやテキスト、連絡先情報などを格納可能です。
- 誤り訂正機能(Reed–Solomon符号)を持ち、汚れや一部欠損があっても復元できるレベルを選べます(L, M, Q, Hの4段階)。
- 容量の目安:数字なら数千桁、英数字やバイナリでも数千バイト程度(バージョンや誤り訂正レベルで変化)。
-
他の2次元コード例
DataMatrix、PDF417、Aztecコードなどがあり、用途や読み取り環境によって使い分けられます。
FAQ
Q1: QRコードとJANコードはどちらが情報量が多いですか?
A1: 一般にQRコード(2次元)は同じ面積でJANコード(1次元)より多くの情報を格納できます。JANは商品識別用の短いデータ向けです。
A1: 一般にQRコード(2次元)は同じ面積でJANコード(1次元)より多くの情報を格納できます。JANは商品識別用の短いデータ向けです。
Q2: QRコードはスマホで必ず読めますか?
A2: 多くのスマホは標準カメラや専用アプリで読み取れます。ただし、極端に小さい・汚れている・歪んでいる場合は読めないことがあります。
A2: 多くのスマホは標準カメラや専用アプリで読み取れます。ただし、極端に小さい・汚れている・歪んでいる場合は読めないことがあります。
Q3: ASCIIコードはバーコードに使われることはないですか?
A3: ASCIIは「文字を数値で表す規則」です。バーコードが表すデータが文字列であれば、その元の文字コードにASCIIが使われることはありますが、ASCII自体は「図形で情報を保存するコード」ではありません。
A3: ASCIIは「文字を数値で表す規則」です。バーコードが表すデータが文字列であれば、その元の文字コードにASCIIが使われることはありますが、ASCII自体は「図形で情報を保存するコード」ではありません。
関連キーワード: QRコード、2次元バーコード、バーコード、JANコード、ASCII、Gコード、誤り訂正、DataMatrix、PDF417、モバイル決済、情報符号化

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