ITパスポート 2026年 問81
問題文
Bluetoothの規格に含まれ、デバイス間の省電力通信を実現させるものはどれか。
選択肢
ア:BLE(正解)
イ:LPWA
ウ:LTE
エ:PLC
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Bluetoothの規格に含まれ、デバイス間の省電力通信を実現させるものはどれか。【ITパスポート 解説】
正解の理由
選択肢アのBLEは、Bluetooth Low Energy(Bluetooth Low Energy:低消費電力のBluetooth)で、Bluetooth規格に含まれる「省電力で短距離通信を行う」ための方式です。スマートウォッチやワイヤレスイヤホン、ビーコンなど、バッテリで長時間動作させたい機器に向いています。したがって、問題文の「Bluetoothの規格に含まれ」「省電力通信を実現する」という条件に合致するのはアのBLEです。
解法ステップ
- 問題文のキーワードを確認する:Bluetoothの規格に含まれる、かつ省電力通信を実現するもの。
- 各選択肢の意味を整理する(略語の展開と用途確認)。
- 「Bluetooth規格に含まれる」ものが何かを当てはめる。
- 省電力を目的としたBluetooth固有の方式がBLEであることを選ぶ。
短く言うと、「Bluetooth規格に含まれる」かつ「低消費電力」を両方満たすのはBLEだけです。
選択肢別の誤答解説
-
ア BLE(Bluetooth Low Energy:低消費電力のBluetooth)
正解。Bluetoothの仕様の一部で、低消費電力かつ短距離のデータ送信に最適化されています(例:センサー、ウェアラブル、ビーコンなど)。 -
イ LPWA(Low-Power Wide-Area:低消費電力で広域をカバーする無線)
誤り。LPWAは広い範囲を低消費電力でカバーする無線技術の総称(例:LoRa、NB-IoT)で、Bluetooth規格の一部ではありません。用途はセンサーの長距離通信(農業、スマートメーター等)。 -
ウ LTE(Long-Term Evolution:携帯電話・モバイル向けの高速無線通信規格)
誤り。LTEは携帯電話網で使われる高速データ通信の規格で、消費電力や用途がBLEとは異なります。Bluetooth規格にも含まれません。 -
エ PLC(Power Line Communication:電力線を通信路に使う技術)
誤り。PLCは電力線を使った通信方式で、無線のBluetoothとは別物です。低消費電力の無線方式でもありません。
よくある誤解
-
「Bluetooth=BLE」と混同する
Bluetooth(ブルートゥース)は規格の総称で、BLEはその一部です。従来のBluetooth(Classic)は音声や高データ率用で、BLEは低消費電力向けに設計されています。 -
「低消費電力=長距離」だと思う
低消費電力は必ずしも長距離を意味しません。BLEは短距離(数メートル〜数十メートル)が主で、長距離はLPWAのような別の技術が使われます。
補足コラム
- BLEはBluetooth 4.0で正式に導入されました。設計思想は「必要なときだけ通信して待機中は電力をほとんど使わない」ことです。例えば、心拍センサーは定期的にデータを送るだけでよいので、BLEでバッテリ寿命を大幅に伸ばせます。
- Bluetooth Classic(従来のBluetooth)は音楽ストリーミング等の連続した高データ率通信向け。近年は「LE Audio」のようにBLEベースで音声も扱う仕様も出てきています。
- 代表的なLPWAの例:LoRa(遠距離・低データ量向け)、NB‑IoT(セルラー網を使ったLPWA)。用途や設計目標がBLEと異なります。
FAQ
Q1: BLEと「普通の」Bluetoothの違いは何ですか?
A1: 簡単に言うと、BLEは低消費電力で小さなデータを短時間に送るために最適化されています。従来のBluetooth(Classic)は音楽などの連続した高データ量の通信に向きます。
A1: 簡単に言うと、BLEは低消費電力で小さなデータを短時間に送るために最適化されています。従来のBluetooth(Classic)は音楽などの連続した高データ量の通信に向きます。
Q2: BLEはどのくらいの距離で使えますか?
A2: 一般に数メートル〜数十メートルが多いです。環境や機器の出力によって変わります。
A2: 一般に数メートル〜数十メートルが多いです。環境や機器の出力によって変わります。
Q3: スマホのBluetoothで使っているのはBLEですか?
A3: スマホはBLEもClassicも対応していることが多いです。用途によって使い分けられます(例:ヘッドセットはClassic、フィットネスバンドはBLE)。
A3: スマホはBLEもClassicも対応していることが多いです。用途によって使い分けられます(例:ヘッドセットはClassic、フィットネスバンドはBLE)。
関連キーワード: BLE、Bluetooth、低消費電力、LPWA、LTE、PLC

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