ITサービスマネージャ 2009年 午前2 問15
問題文
空調設備の送風方式の一つである床下空調方式の特徴として、最も適切なものはどれか。
選択肢
ア:機器の配置に合わせてダクトを設置する。
イ:送風の流れと暖気の上昇の流れが同じ方向であり、効率よく冷却できる。(正解)
ウ:適切にダクトを配置することによって、温度分布を均一化できる。
エ:取付けが簡単で工事費用が安いので、小型機用によく使われる。
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床下空調方式の送風特性【午前2解説】
正解の理由
床下空調方式では、床下から冷気を送り出し、機器を冷却します。機器で暖められた空気は上昇するため、床下からの送風の流れと暖気の上昇の流れが同じ方向になります。
この流れによって冷気が機器に届きやすく、効率よく冷却できます。したがって、適切なのはイです。
解法ステップ
- 床下空調方式では、冷気を床下から上向きに送ると押さえます。
- 機器に暖められた空気は、自然に上昇することを確認します。
- 送風と暖気の流れが同じ向きになる説明を選びます。
選択肢別の誤答解説
- ア:機器の配置に合わせてダクトを設置することは、床下空調方式に特有の特徴とはいえません。
- イ:床下からの送風と、機器によって暖められた空気の上昇が同じ向きになるため、冷却効率を高められます。
- ウ:ダクトの配置によって温度分布を調整することはできますが、床下空調方式の特徴として問われている送風と暖気の流れの説明ではありません。
- エ:取付けの容易さや工事費用の安さを述べていますが、床下空調方式の特徴ではありません。
よくある誤解
- 床下空調方式は、単に「床下に空気を通す方式」とだけ覚えないようにしましょう。冷気の流れと暖気の上昇方向がそろう点が重要です。
- 「ダクトの配置で温度分布を調整できる」という一般的な説明と、方式固有の特徴を混同しないようにしましょう。
- 暖気は下がるのではなく、上昇します。空気の流れを考えるときは、温度による自然な対流も確認しましょう。
補足コラム
床下空調方式は、床下の空間を利用して冷気を送り、床面の吹出口などから室内へ供給する方式です。機器の発熱で暖められた空気が上昇する流れを利用できるため、機器の冷却に適しています。
FAQ
なぜ送風と暖気の流れが同じ向きだと効率がよいのですか?
床下から上向きに送った冷気が、機器で暖められた空気の上昇を妨げにくいためです。冷気を機器に供給し、暖気を上方へ流す仕組みを作りやすくなります。
床下から上向きに送った冷気が、機器で暖められた空気の上昇を妨げにくいためです。冷気を機器に供給し、暖気を上方へ流す仕組みを作りやすくなります。
床下空調方式では、必ず温度分布が均一になりますか?
必ず均一になるわけではありません。吹出口の配置や空気の流れによって、室内の温度分布は変わります。
必ず均一になるわけではありません。吹出口の配置や空気の流れによって、室内の温度分布は変わります。
関連キーワード: 床下空調方式、送風方式、冷却効率、暖気の上昇、空気の対流

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