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ITサービスマネージャ 2016年 午前2 問22


問題文

スイッチングハブ同士を接続する際に、複数のポートを束ねて一つの論理ポートとして扱う技術はどれか。

選択肢

ア:MIME
イ:MIMO
ウ:マルチパート
エ:リンクアグリゲーション(正解)

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リンクアグリゲーション【午前2解説】

正解の理由

スイッチングハブ同士を接続するとき、複数の物理ポートを束ねて、1本の論理的な接続として扱う技術がリンクアグリゲーションです。したがって、該当するのはエです。
複数の回線を利用できるため、通信容量の拡大や、回線障害時の可用性向上が期待できます。機器によっては、LACP(Link Aggregation Control Protocol)を使って、束ねるポートを自動的に制御します。

解法ステップ

  1. 「複数のポートを束ねる」という説明に注目します。
  2. 選択肢のうち、複数の物理リンクを論理的にまとめる技術を探します。
  3. 該当する技術であるリンクアグリゲーションを選びます。

選択肢別の誤答解説

  • ア:MIME
    電子メールで、文字以外のデータや複数の形式のデータを扱うための規格です。スイッチのポートを束ねる技術ではありません。
  • イ:MIMO
    無線通信で、複数のアンテナを使って通信性能を高める技術です。複数のスイッチポートをまとめるものではありません。
  • ウ:マルチパート
    電子メールなどで、本文や添付ファイルといった複数の部分からなるデータを扱う形式です。ネットワークポートの集約とは異なります。
  • エ:リンクアグリゲーション
    複数の物理ポートを1つの論理ポートとして扱う技術です。設問の説明に一致します。

よくある誤解

  • リンクアグリゲーションを使えば、どの通信も必ず1本分の何倍もの速度になると思いがちです。実際の通信の振り分け方法によっては、単一の通信が複数の回線に分散されず、その通信だけでは速度が大きく変わらない場合があります。
  • 複数のポートを束ねることと、複数の回線を別々の通信に使うことを混同しがちです。リンクアグリゲーションでは、複数の物理リンクを1つの論理リンクとして扱います。

補足コラム

リンクアグリゲーションは、ポートの故障などで一部のリンクが使えなくなった場合に、残りのリンクで通信を継続できることがあります。ただし、実現できる帯域や障害時の動作は、接続する機器の対応状況や設定によって異なります。

FAQ

Q. リンクアグリゲーションとLACPは同じものですか?
A. 同じではありません。リンクアグリゲーションはポートを束ねる仕組みで、LACPはその束ね方を機器間で制御するためのプロトコルです。
Q. 束ねたポートの数だけ、通信速度は必ず増えますか?
A. 必ず増えるとは限りません。トラフィックの振り分け方法や通信の種類、機器の仕様などによって、得られる効果は異なります。

関連キーワード: LACP、論理ポート、ポート集約、帯域幅、冗長化
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