ITサービスマネージャ 2021年 午前2 問12
問題文
データセンタなどで用いられている環境に配慮した空調システムであり、夏季は外気よりも低温になる地中の自然冷熱を熱交換に利用するものはどれか。
選択肢
ア:アイルキャッピング
イ:クールピット(正解)
ウ:タスクアンビエント空調
エ:フリークーリング
🔒 解説は解答すると表示されます
クールピット【午前2解説】
正解の理由
正解はイのクールピットです。
クールピットは、外気を地中に設けた空間や配管に通し、地中の冷熱を利用して冷やす方式です。夏季は地中の温度が外気温より低いため、外気をあらかじめ冷却してから空調に利用できます。データセンタなどで冷房に必要なエネルギーを抑える目的で用いられます。
解法ステップ
- 設問の手掛かりである「地中の自然冷熱」に注目します。
- 地中の冷熱を外気の冷却に利用する仕組みを選びます。
- 地中の空間や配管を使って外気を冷やすクールピットが該当します。
選択肢別の誤答解説
-
ア:アイルキャッピング
サーバラックの通路を囲い、冷気と排熱の混合を防ぐ方式です。地中の冷熱を利用するものではありません。 -
イ:クールピット
地中の冷熱を利用して外気を冷やす方式です。設問の説明に合致します。 -
ウ:タスクアンビエント空調
人や機器が必要とする場所(タスク域)に重点を置いて空調する方式です。空間全体を一様に空調する方法と比べ、効率化を図りますが、地中の冷熱を利用する方式ではありません。 -
エ:フリークーリング
外気や冷却水など、利用可能な自然の冷熱を使って冷房負荷を下げる考え方です。地中の冷熱を使う方式に限定した名称ではありません。
よくある誤解
- クールピットとフリークーリングを同じ意味だと思い込むことがあります。フリークーリングは自然の冷熱を利用する広い考え方で、クールピットは地中の冷熱を利用する具体的な方式です。
- アイルキャッピングもデータセンタの省エネルギーに役立つため、冷却方式の名称だけで判断してしまうことがあります。設問では「地中の自然冷熱」が決め手です。
- クールピットは外気を直接冷やす冷凍機だと誤解しがちですが、地中との熱交換によって外気を予冷する仕組みです。
補足コラム
クールピットでは、地中の温度が外気温より低い時期に、その温度差を冷却に利用します。冷房負荷を減らせる一方、外気の湿度や地中との温度差によっては、結露への対策が必要です。
FAQ
Q. クールピットは、どのような流れで外気を冷やしますか?
A. 外気を地中の空間や配管に通し、地中との熱交換で温度を下げてから空調に利用します。
A. 外気を地中の空間や配管に通し、地中との熱交換で温度を下げてから空調に利用します。
Q. フリークーリングとの違いは何ですか?
A. フリークーリングは自然の冷熱を利用する考え方の総称です。クールピットは、その中でも地中の冷熱を利用する具体的な方法です。
A. フリークーリングは自然の冷熱を利用する考え方の総称です。クールピットは、その中でも地中の冷熱を利用する具体的な方法です。
Q. アイルキャッピングは何をする方式ですか?
A. サーバラックの冷気側と排熱側を囲い、冷気と排熱が混ざるのを防ぎます。
A. サーバラックの冷気側と排熱側を囲い、冷気と排熱が混ざるのを防ぎます。
関連キーワード: クールピット、地中熱、熱交換、フリークーリング、データセンタ空調、アイルキャッピング

\ せっかくなら /
ITサービスマネージャを
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!

