ITサービスマネージャ 2024年 午前2 問25
問題文
NFTの説明として、適切なものはどれか。
選択肢
ア:アーティストによってWeb上で発表され、パブリックドメインに置かれる絵画・音楽などのデジタルアートの総称
イ:芸術作品や貴金属などの売買において、正当な取引であることを記録するために暗号資産を支払の手段とすること
ウ:ブロックチェーン技術を用いて一意性が付与されることによって、代替不可能なことが担保されたデジタルデータ(正解)
エ:メタバースやオンラインゲームなどの仮想空間において、代用貨幣を用いて利用者がアイテムなどを売買すること
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NFT(非代替性トークン)【午前2解説】
正解の理由
NFTは、ブロックチェーン上で識別情報を管理し、ほかのトークンと区別できるようにしたデジタル資産です。NFTは「Non-Fungible Token」の略で、日本語では「非代替性トークン」と呼ばれます。
選択肢のうち、ブロックチェーン技術によって一意性が付与され、代替不可能であることを説明しているウが適切です。
NFTは、デジタルアートやゲーム内アイテムなどに結び付けて利用されます。ただし、NFTがあるからといって、元の画像や音楽のコピーが技術的に不可能になるわけではありません。また、著作権が自動的に移転するわけでもありません。
解法ステップ
- NFTの「非代替性」に注目します。「ほかのものと交換しても同じ価値とは限らない」という性質です。
- NFTがブロックチェーンを使い、トークンを識別・管理する仕組みであることを確認します。
- デジタルアートの総称、暗号資産による支払、仮想空間での売買といった説明を除くと、該当するのはウです。
選択肢別の誤答解説
- ア:デジタルアートの総称ではありません。デジタルアートはNFTの対象となることがありますが、NFTそのものを指す説明ではありません。また、NFT化された作品がパブリックドメインになるとも限りません。
- イ:暗号資産を支払手段として使う取引の説明です。NFTは決済方法ではなく、ブロックチェーン上で管理される代替不可能なトークンです。
- ウ:ブロックチェーンを利用して一意性を持たせ、代替不可能にしたデジタルデータの説明です。
- エ:仮想空間でアイテムなどを売買する行為の説明です。NFTは、そのような売買の対象となるアイテムに利用される場合がありますが、売買行為そのものではありません。
よくある誤解
-
NFT化すれば、デジタルデータをコピーできなくなる
NFTはブロックチェーン上のトークンを識別する仕組みです。作品の画像や音声そのものは、コピーされる場合があります。 -
NFTを買うと、作品の著作権も自動的に取得できる
NFTの所有と著作権の取得は別です。著作権の扱いは、取引条件や契約によって確認する必要があります。 -
NFTと暗号資産は同じ性質である
暗号資産は一般に、同じ種類の単位を互いに交換できます。一方、NFTは個々のトークンが区別され、代替できない点が異なります。
補足コラム
NFTの「一意性」は、ブロックチェーン上のトークンをほかのトークンと区別できるという意味です。現実の物品やデジタル作品そのものの唯一性、品質、著作権、真正性を必ず保証するものではありません。何がNFTに紐付けられているのか、権利の範囲はどうなっているのかを確認することが大切です。
FAQ
Q. NFTは何の略ですか?
A. Non-Fungible Tokenの略で、「非代替性トークン」と訳されます。
A. Non-Fungible Tokenの略で、「非代替性トークン」と訳されます。
Q. NFTと暗号資産の違いは何ですか?
A. 暗号資産は同じ種類の単位同士を交換できるのが一般的ですが、NFTは個々のトークンを識別でき、代替できない性質を持ちます。
A. 暗号資産は同じ種類の単位同士を交換できるのが一般的ですが、NFTは個々のトークンを識別でき、代替できない性質を持ちます。
関連キーワード: 非代替性トークン、ブロックチェーン、暗号資産、デジタル資産、著作権

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