ITストラテジスト 2015年 午前2 問17
問題文
インターネットにおける広告形態のうち、インプレッション保証型広告の説明はどれか。
選択肢
ア:あらかじめ決められたキーワードを利用者が検索エンジンに入力した際に表示される広告
イ:掲載した広告を見た利用者が、その広告をクリックした上で、掲載者の意図に沿った行動を起こした場合に、掲載料を支払う広告
ウ:契約した表示回数に達するまで掲載を続ける広告(正解)
エ:ポータルサイトのトップページや特集ページなどに一定期間掲載する広告
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インプレッション保証型広告【午前2解説】
正解の理由
契約であらかじめ定めた「表示回数(インプレッション数)」に達するまで広告を掲載し続ける方式が、インプレッション保証型広告の本質です。選択肢の中では、表示回数に到達するまで掲載を続けると明示している ウ がこの定義に一致します。金額は固定またはCPM(1000回あたりの単価)等で算定されることが多く、配信量(インプレッション)を確保することを目的とした契約形態です。
解法ステップ
- 問題文で求められるキーワードは「表示回数」「掲載を続ける」「インプレッション」など掲載回数に関する語句であることを確認する。
- 各選択肢の説明文にあるキーワードと広告モデルを結び付ける(検索連動=ア、成果報酬=イ、表示回数保証=ウ、期間掲載=エ)。
- 「表示回数に達するまで掲載を続ける」と一致する選択肢を選ぶ。これにより ウ が正解であると判断できる。
選択肢別の誤答解説
-
ア: あらかじめ決められたキーワードを利用者が検索エンジンに入力した際に表示される広告
- これはリスティング広告(検索連動型広告)で、キーワードトリガー型の表示です。インプレッション保証型ではありません。
-
イ: 掲載した広告を見た利用者が、その広告をクリックした上で、掲載者の意図に沿った行動を起こした場合に、掲載料を支払う広告
- これはクリックしてさらに成果(購入や登録など)に至った際に課金する成果報酬型(CPA/CPSなど)です。クリックのみで課金する CPC(クリック課金型)とは異なります。CPCは「クリックされた時点」で料金が発生し、コンバージョンの有無は問われませんが、CPAは「所定の行動(成果)」が発生したときに初めて料金が発生します。
-
ウ: 契約した表示回数に達するまで掲載を続ける広告
- 契約で指定したインプレッション数に到達するまで配信を保障するため、広告主が配信量を確保できるのが特徴です。インプレッション保証型と一致します。
-
エ: ポータルサイトのトップページや特集ページなどに一定期間掲載する広告
- これは期間掲載型(一定期間バナー掲載やタイアップ枠)の説明です。掲載期間で契約する点が特徴で、表示回数保証とは別の契約軸です。
よくある誤解
- インプレッション保証型=CPM課金と考えがちだが、契約形態(表示回数保証)と価格算定方式(CPMや固定料金)は別軸である点。表示回数を保証しつつも料金体系は複数あり得ます。
- CPC(クリック課金)とCPA(成果報酬)を混同すること。CPCはクリック時点で課金、CPAは成果発生時に課金する点が決定的に異なります。
- インプレッション保証は「ユニークユーザー数」を保証するものではない。あくまで総表示回数の保証であり、同一ユーザーに複数回表示される可能性がある点に注意。
補足コラム
インプレッション保証型広告はブランド露出や認知施策に向くため、短期間で大量の表示を確保したい広告主に採用されます。近年は「ビューアビリティ(視認率)」や「ブランドセーフティ(掲載面の適切性)」が重視されるため、単純な表示回数だけでなく「実際にユーザに見えたか」を契約に含めるケースも増えています。また、プログラマティック広告でもGuaranteed Deal(確約枠)として同様の概念が存在します。
FAQ
Q. インプレッション保証型は必ずCPMで課金されますか?
A. いいえ。CPMが一般的ですが、固定料金やその他の算定方式で契約されることもあります。重要なのは「表示回数を保証する」という契約条件です。
A. いいえ。CPMが一般的ですが、固定料金やその他の算定方式で契約されることもあります。重要なのは「表示回数を保証する」という契約条件です。
Q. ブランド広告ではインプレッション保証型と掲載期間型、どちらを選ぶべきですか?
A. 露出量(回数)を確実に確保したければインプレッション保証型、特定期間に露出を集中させたい・枠の目立ち度を重視するなら掲載期間型が向きます。目的に合わせて選ぶのが基本です。
A. 露出量(回数)を確実に確保したければインプレッション保証型、特定期間に露出を集中させたい・枠の目立ち度を重視するなら掲載期間型が向きます。目的に合わせて選ぶのが基本です。
Q. CPC広告とCPA広告の主な違いは何ですか?
A. CPCは「クリック時点で課金」、CPAは「所定の成果(購入・登録など)が発生した時点で課金」です。成果重視ならCPA、トラフィック重視ならCPCが用いられます。
A. CPCは「クリック時点で課金」、CPAは「所定の成果(購入・登録など)が発生した時点で課金」です。成果重視ならCPA、トラフィック重視ならCPCが用いられます。
関連キーワード: インプレッション保証、CPM、CPC、CPA、リスティング広告、バナー広告、掲載期間型、ビューアビリティ、Guaranteed Deal

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