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ITストラテジスト 2019年 午前217


問題文

インターネットにおける広告形態のうち、インプレッション保証型広告の説明はどれか。

選択肢

あらかじめ決められたキーワードを利用者が検索エンジンに入力した際に表示される広告
掲載した広告を見た利用者が、その広告をクリックした上で、掲載者の意図に沿った行動を起こした場合に、掲載料を支払う広告
契約した表示回数に達するまで掲載を続ける広告(正解)
ポータルサイトのトップページや特集ページなどに一定期間掲載する広告

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インプレッション保証型広告【午前2解説】

正解の理由

契約した表示回数に達するまで掲載を続けるという説明は、広告の表示回数(インプレッション)を保証する方式そのものを指します。設問の選択肢の中で、この「表示回数を契約で保証する」特徴を直接表しているのが選択肢です。インプレッション(表示回数)を基準に料金や配信を決める広告は一般にCPM(Cost Per Mille、千回あたりの単価)などの形で運用され、所定の回数が達成されるまで掲載が継続されます。

解法ステップ

  1. 問題文で注目すべきキーワードを探す(例:「表示回数」「クリック」「掲載期間」「検索キーワード」)。
  2. 各キーワードを広告の種類に対応させる。
    • 「検索キーワード」→ 検索連動型(リスティング)広告
    • 「クリック」→ クリック課金型(CPC)やクリックを契機とする方式
    • 「掲載者の意図に沿った行動」→ 成果報酬型(CPA/CPSなど)
    • 「表示回数」→ インプレッション保証型(CPMベースで回数保証)
  3. 選択肢を照合して、キーワードと完全に一致するものを選ぶ。今回は「契約した表示回数に達するまで掲載を続ける」がそのまま一致するため選択肢を選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 「あらかじめ決められたキーワードを利用者が検索エンジンに入力した際に表示される広告」
    → 検索連動型広告(リスティング広告)の説明です。一般にはクリック課金(CPC)で配信されることが多く、表示は検索語と連動する点が特徴で、表示回数保証とは別物です。
  • イ: 「掲載した広告を見た利用者が、その広告をクリックした上で、掲載者の意図に沿った行動を起こした場合に、掲載料を支払う広告」
    → これは成果報酬型広告(CPA: Cost Per Action、CPS: Cost Per Sale 等)の説明です。ポイントは「実際の成果(購入や会員登録など)」が発生したときに費用が発生する点で、CPC(クリックごとに課金)とは異なります。CPCはクリックのみで課金され、成果の有無は課金要件とならない点を混同しないこと。
  • ウ: 「契約した表示回数に達するまで掲載を続ける広告」
    → インプレッション(表示回数)を基準に契約し、所定の回数が配信されるまで掲載を続ける方式。表示回数保証型=インプレッション保証型の定義に一致します。
  • エ: 「ポータルサイトのトップページや特集ページなどに一定期間掲載する広告」
    → 期間保証型または純広告(プレースメント買い切り)の説明です。期間で買う方式で、必ずしも表示回数を保証するものではありません。期間中の表示回数は変動するため、回数保証と期間保証を混同しないよう注意が必要です。

よくある誤解

  • 「インプレッション保証=期間掲載」と考える誤り
    → 期間掲載は時間ベースでの掲載であり、インプレッション保証は表示回数ベースでの保証。期間中の表示回数は保証されない場合が多い。
  • 「クリック課金(CPC)と成果報酬(CPA)を同一視する」
    → CPCはクリックで課金、CPAは所定の行動(購入や申込)で課金。CPAは成果を基準とするため広告主のリスクは小さく、CPCはクリック量に応じて費用が発生します。
  • 「CPM(千回単価)が設定されていれば表示回数は必ず保証される」と思い込むこと
    → CPMは価格の単位であり、表示回数を保証する契約になっているかどうかは別問題。保証の有無は契約条件次第です。

補足コラム

  • 料金方式の比較(概念)
    • CPM(Cost Per Mille): 1000回あたりの表示単価。ブランド露出目的に向く。表示回数保証契約と組み合わせることが多い。
    • CPC(Cost Per Click): クリックあたりの課金。成果への導線が重要な場合に使われる。
    • CPA/CPS(Cost Per Action / Cost Per Sale): 実際の成果(申し込み、購入)に基づいて課金。成果重視の効率指標に適合。
  • 簡単なコスト計算例(CPMベース)
    • CPM単価が¥500で、契約が100,000回の表示を保証する場合の費用は
    • このように表示回数保証は配信量と予算の見通しを立てやすく、ブランド施策に使いやすい。

FAQ

Q1. インプレッション保証型は必ずCPMで支払うのですか?
A1. 多くはCPM(千回単価)での料金設定が一般的ですが、実際の契約形態は媒体や交渉次第で異なります。重要なのは「表示回数が契約で保証されるかどうか」です。
Q2. 期間掲載と回数保証、どちらが良いですか?
A2. 目的によります。ブランド認知や露出確保が目的なら回数保証(インプレッション保証)が有効。特定のキャンペーン期間に目立たせたい場合は期間掲載が適しています。
Q3. CPC広告で成果が出なければ費用はゼロですか?
A3. いいえ。CPCはクリックごとに課金されるため、クリックが発生すれば費用が発生します。成果(購入など)に基づくCPAとは異なります。

関連キーワード: インプレッション、CPM、CPC、CPA、CPS、リスティング広告、純広告、掲載期間保証
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