ネットワークスペシャリスト 2012年 午前2 問02
問題文
高速無線通信で使われている多重化方式であり、データ信号を複数のサブキャリアに分割し、各サブキャリアが互いに干渉しないように配置する方式はどれか。
選択肢
ア:CCK
イ:CDM
ウ:OFDM(正解)
エ:TDM
高速無線通信で使われている多重化方式【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:高速無線通信で使われる多重化方式は、データを複数のサブキャリアに分割し干渉を防ぐOFDMです。
- 根拠:OFDMは直交する複数のサブキャリアを用い、周波数帯域を効率的に利用しつつ干渉を抑制します。
- 差がつくポイント:他の方式は符号や時間で多重化するため、サブキャリア分割と直交性の理解が重要です。
正解の理由
OFDM(直交周波数分割多重)は、データ信号を複数の直交するサブキャリアに分割し、それぞれが互いに干渉しないように配置します。これにより高速通信が可能で、Wi-FiやLTEなど多くの高速無線通信規格で採用されています。
よくある誤解
CCKは符号変調方式であり、多重化方式ではありません。CDMは符号分割多重であり、サブキャリア分割とは異なります。TDMは時間分割多重で、周波数分割とは区別されます。
解法ステップ
- 問題文の「複数のサブキャリアに分割し」と「互いに干渉しない配置」に注目する。
- 各選択肢の多重化方式の特徴を確認する。
- CCKは符号変調、CDMは符号分割、TDMは時間分割であることを理解する。
- サブキャリア分割で直交性を利用する方式がOFDMであると判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア: CCKは符号変調方式であり、多重化方式ではないため誤りです。
- イ: CDMは符号分割多重で、サブキャリア分割ではなく符号を用いて多重化します。
- ウ: OFDMは複数の直交サブキャリアに分割し、干渉を防ぐ方式で正解です。
- エ: TDMは時間分割多重であり、サブキャリア分割とは異なります。
補足コラム
OFDMは高速通信に適しているだけでなく、マルチパス干渉に強い特徴があります。これにより都市部や屋内環境でも安定した通信が可能です。LTEやWi-Fi(IEEE 802.11a/g/n/ac)など多くの無線通信規格で採用されています。
FAQ
Q: OFDMの「直交」とは何ですか?
A: 直交とは、サブキャリア同士の周波数が互いに直交関係にあり、干渉を最小限に抑えることを意味します。
A: 直交とは、サブキャリア同士の周波数が互いに直交関係にあり、干渉を最小限に抑えることを意味します。
Q: CDMとOFDMの違いは何ですか?
A: CDMは符号を使って複数ユーザを区別する方式で、OFDMは周波数帯域を複数の直交サブキャリアに分割する方式です。
A: CDMは符号を使って複数ユーザを区別する方式で、OFDMは周波数帯域を複数の直交サブキャリアに分割する方式です。
関連キーワード: OFDM, 多重化方式、サブキャリア、直交周波数分割多重、高速無線通信、マルチパス干渉

\ せっかくなら /
ネットワークスペシャリストを
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!

