ネットワークスペシャリスト 2012年 午前2 問03
問題文
CS-ACELP(G.729)による8kビット/秒の音声符号化を行うVoIPゲートウェイ装置において、パケットを生成する周期が20ミリ秒のとき、1パケットに含まれる音声ペイロードは何バイトか。
選択肢
ア:20(正解)
イ:160
ウ:200
エ:1,000
CS-ACELP(G.729)による8kビット/秒の音声符号化【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:1パケットに含まれる音声ペイロードは20バイトである。
- 根拠:8kbpsのビットレートで20ms周期のパケットを作ると、ビット、すなわち20バイトになる。
- 差がつくポイント:ビットレートとパケット周期から正確にバイト数を計算できるかが重要で、単位変換ミスに注意すること。
正解の理由
CS-ACELP(G.729)は8kbps(8000ビット/秒)の固定ビットレート音声符号化方式です。パケット生成周期が20ms(0.02秒)なので、1パケットあたりのビット数は次のように計算します。
これをバイトに換算すると、
したがって、1パケットに含まれる音声ペイロードは20バイトとなり、選択肢の中ではア: 20が正解です。
よくある誤解
- 160や200といった数値をそのままバイト数と誤認することが多いです。ビット数とバイト数の単位変換を忘れないようにしましょう。
- パケット周期を秒単位に変換せずに計算するミスもよくあります。
解法ステップ
- ビットレート(8kbps)をビット/秒単位で確認する(8000ビット/秒)。
- パケット生成周期を秒に変換する(20ms = 0.02秒)。
- 1パケットあたりのビット数を計算する(8000 × 0.02 = 160ビット)。
- ビット数をバイト数に変換する(160 ÷ 8 = 20バイト)。
- 選択肢から該当する数値を選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- イ: 160
160はビット数であり、バイト数ではありません。問題はバイト数を問うています。 - ウ: 200
200は計算と無関係な数値で、誤った単位変換や誤解によるものです。 - エ: 1,000
1,000はビットレートや周期から導ける値ではなく、桁違いの誤答です。
補足コラム
G.729は低ビットレート音声符号化方式で、VoIPで広く使われています。パケット周期は音声の遅延や帯域幅に影響し、20msは遅延と圧縮効率のバランスが良い設定です。ビットレートとパケット周期の関係を理解することは、ネットワーク設計やQoS管理にも役立ちます。
FAQ
Q: なぜ20msがよく使われるパケット周期なのですか?
A: 20msは音声品質と遅延のバランスが良く、リアルタイム通信に適しているため一般的に採用されています。
A: 20msは音声品質と遅延のバランスが良く、リアルタイム通信に適しているため一般的に採用されています。
Q: 8kbpsの音声符号化でパケットサイズが大きくなることはありますか?
A: パケットサイズはビットレートとパケット周期で決まるため、周期を長くすればパケットサイズは大きくなりますが、遅延も増加します。
A: パケットサイズはビットレートとパケット周期で決まるため、周期を長くすればパケットサイズは大きくなりますが、遅延も増加します。
関連キーワード: CS-ACELP, G.729, VoIP, 音声符号化、パケットサイズ、ビットレート、パケット周期、20ms, 8kbps

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