ネットワークスペシャリスト 2013年 午前2 問05
問題文
コンピュータとスイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)の間、又は2台のスイッチングハブの間を接続する複数の物理回線を論理的に1本の回線に束ねる技術はどれか。
選択肢
ア:ブリッジ
イ:スパニングツリー
ウ:マルチホーミング
エ:リンクアグリゲーション(正解)
コンピュータとスイッチングハブ間の複数回線を束ねる技術【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:複数の物理回線を論理的に1本に束ねる技術は「リンクアグリゲーション」です。
- 根拠:リンクアグリゲーションは複数のイーサネット回線を束ねて帯域幅の増加と冗長性を実現します。
- 差がつくポイント:スパニングツリーはループ防止、ブリッジはフレーム転送、マルチホーミングは複数接続の意味であり、回線束ねとは異なります。
正解の理由
リンクアグリゲーションは複数の物理的なイーサネット回線を束ねて1つの論理回線として扱い、通信速度の向上と冗長化を図る技術です。スイッチ間やコンピュータとスイッチ間で複数回線を束ねることで、帯域の拡張や回線障害時の切り替えが可能になります。これに対し、他の選択肢は回線束ねの機能を持ちません。
よくある誤解
スパニングツリーはループ防止のためのプロトコルであり、回線を束ねる技術ではありません。マルチホーミングは複数の接続先を持つことを指し、物理回線の束ねとは異なります。
解法ステップ
- 問題文の「複数の物理回線を論理的に1本に束ねる」という表現に注目する。
- 各選択肢の意味を整理する。
- ブリッジはフレーム転送装置、スパニングツリーはループ防止、マルチホーミングは複数接続の概念。
- 複数回線を束ねる技術はリンクアグリゲーションであると判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア: ブリッジ
フレームを転送する装置であり、複数回線を束ねる機能はありません。 - イ: スパニングツリー
ネットワークのループを防止するプロトコルで、回線束ねとは目的が異なります。 - ウ: マルチホーミング
複数のネットワーク接続を持つことを指し、物理回線の束ねとは異なります。 - エ: リンクアグリゲーション
複数の物理回線を束ねて1本の論理回線として扱う技術で正解です。
補足コラム
リンクアグリゲーションはIEEE 802.3ad(現在は802.1AX)で標準化されており、複数のイーサネットポートを束ねて帯域幅の増加と冗長性を提供します。企業ネットワークやデータセンターで広く利用されており、負荷分散や障害時の自動切り替えが可能です。
FAQ
Q: スパニングツリーとリンクアグリゲーションはどちらもスイッチで使われますか?
A: はい、両方ともスイッチで使われますが、スパニングツリーはループ防止、リンクアグリゲーションは回線束ねが目的です。
A: はい、両方ともスイッチで使われますが、スパニングツリーはループ防止、リンクアグリゲーションは回線束ねが目的です。
Q: マルチホーミングはリンクアグリゲーションと同じ意味ですか?
A: いいえ、マルチホーミングは複数のネットワーク接続を持つことで、回線を束ねて1本にする技術ではありません。
A: いいえ、マルチホーミングは複数のネットワーク接続を持つことで、回線を束ねて1本にする技術ではありません。
関連キーワード: リンクアグリゲーション、IEEE 802.3ad, スイッチングハブ、帯域幅拡張、冗長化、ネットワーク技術

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