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ネットワークスペシャリスト 2013年 午前205


問題文

コンピュータとスイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)の間、又は2台のスイッチングハブの間を接続する複数の物理回線を論理的に1本の回線に束ねる技術はどれか。

選択肢

ブリッジ
スパニングツリー
マルチホーミング
リンクアグリゲーション(正解)

コンピュータとスイッチングハブ間の複数回線を束ねる技術【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:複数の物理回線を論理的に1本に束ねる技術は「リンクアグリゲーション」です。
  • 根拠:リンクアグリゲーションは複数のイーサネット回線を束ねて帯域幅の増加と冗長性を実現します。
  • 差がつくポイント:スパニングツリーはループ防止、ブリッジはフレーム転送、マルチホーミングは複数接続の意味であり、回線束ねとは異なります。

正解の理由

リンクアグリゲーションは複数の物理的なイーサネット回線を束ねて1つの論理回線として扱い、通信速度の向上と冗長化を図る技術です。スイッチ間やコンピュータとスイッチ間で複数回線を束ねることで、帯域の拡張や回線障害時の切り替えが可能になります。これに対し、他の選択肢は回線束ねの機能を持ちません。

よくある誤解

スパニングツリーはループ防止のためのプロトコルであり、回線を束ねる技術ではありません。マルチホーミングは複数の接続先を持つことを指し、物理回線の束ねとは異なります。

解法ステップ

  1. 問題文の「複数の物理回線を論理的に1本に束ねる」という表現に注目する。
  2. 各選択肢の意味を整理する。
  3. ブリッジはフレーム転送装置、スパニングツリーはループ防止、マルチホーミングは複数接続の概念。
  4. 複数回線を束ねる技術はリンクアグリゲーションであると判断する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: ブリッジ
    フレームを転送する装置であり、複数回線を束ねる機能はありません。
  • イ: スパニングツリー
    ネットワークのループを防止するプロトコルで、回線束ねとは目的が異なります。
  • ウ: マルチホーミング
    複数のネットワーク接続を持つことを指し、物理回線の束ねとは異なります。
  • エ: リンクアグリゲーション
    複数の物理回線を束ねて1本の論理回線として扱う技術で正解です。

補足コラム

リンクアグリゲーションはIEEE 802.3ad(現在は802.1AX)で標準化されており、複数のイーサネットポートを束ねて帯域幅の増加と冗長性を提供します。企業ネットワークやデータセンターで広く利用されており、負荷分散や障害時の自動切り替えが可能です。

FAQ

Q: スパニングツリーとリンクアグリゲーションはどちらもスイッチで使われますか?
A: はい、両方ともスイッチで使われますが、スパニングツリーはループ防止、リンクアグリゲーションは回線束ねが目的です。
Q: マルチホーミングはリンクアグリゲーションと同じ意味ですか?
A: いいえ、マルチホーミングは複数のネットワーク接続を持つことで、回線を束ねて1本にする技術ではありません。

関連キーワード: リンクアグリゲーション、IEEE 802.3ad, スイッチングハブ、帯域幅拡張、冗長化、ネットワーク技術
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