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ネットワークスペシャリスト 2013年 午前209


問題文

IPv6プロトコルスタックしかもたないホストとIPv4プロトコルスタックしかもたないホストとの間で通信するための技術はどれか。

選択肢

6to4
IPv4/IPv6トランスレーション(正解)
Teredo
キャリアグレードNAT

IPv6プロトコルスタックしかもたないホストとIPv4プロトコルスタックしかもたないホストとの間で通信するための技術【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:IPv6専用ホストとIPv4専用ホスト間の通信には「IPv4/IPv6トランスレーション」が必要です。
  • 根拠:IPv4とIPv6はプロトコル仕様が異なり、直接通信できないため相互変換技術が必須です。
  • 差がつくポイント:トンネリング技術とトランスレーション技術の違いを理解し、直接通信を可能にするのはトランスレーションである点を押さえましょう。

正解の理由

IPv6のみのホストとIPv4のみのホストは、IPアドレス体系やヘッダ構造が異なるため直接通信できません。
「IPv4/IPv6トランスレーション」は、パケットのヘッダやアドレスを相互に変換し、両者間の通信を可能にする技術です。
これにより、IPv6ホストがIPv4ネットワークのホストと通信できるようになります。

よくある誤解

6to4やTeredoはIPv6パケットをIPv4ネットワーク上でトンネリングする技術であり、IPv4専用ホストとの直接通信はできません。
キャリアグレードNATはIPv4アドレス枯渇対策であり、IPv6との相互通信技術ではありません。

解法ステップ

  1. 問題文から「IPv6のみ」と「IPv4のみ」のホスト間通信を求められていることを確認する。
  2. IPv4とIPv6の違い(アドレス体系・プロトコル仕様)を理解する。
  3. トンネリング技術(6to4、Teredo)はIPv6パケットをIPv4ネットワークで運ぶ技術であることを思い出す。
  4. トランスレーション技術は異なるプロトコル間でパケット変換を行い通信を可能にすることを認識する。
  5. 選択肢の中で「IPv4/IPv6トランスレーション」が最も適切であると判断する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 6to4
    IPv6パケットをIPv4ネットワーク上でトンネル化する技術であり、IPv4専用ホストとの直接通信はできません。
  • イ: IPv4/IPv6トランスレーション
    IPv4とIPv6のパケットを相互に変換し、異なるプロトコルスタック間の通信を可能にする正解です。
  • ウ: Teredo
    IPv6パケットをUDPトンネルでIPv4ネットワーク上に通す技術で、NAT越えに強いがIPv4専用ホストとの直接通信は不可です。
  • エ: キャリアグレードNAT
    IPv4アドレス不足対策のための大規模NAT技術であり、IPv6との相互通信技術ではありません。

補足コラム

IPv4/IPv6トランスレーション技術には「NAT64」や「SIIT」などがあり、IPv6ネットワークからIPv4ネットワークへのアクセスを可能にします。
一方、6to4やTeredoはIPv6パケットをIPv4ネットワーク上で運ぶためのトンネリング技術であり、IPv4専用ホストとの通信はできません。
IPv6普及の過渡期において、これらの技術の役割を正しく理解することが重要です。

FAQ

Q: 6to4とIPv4/IPv6トランスレーションの違いは何ですか?
A: 6to4はIPv6パケットをIPv4ネットワークでトンネル化する技術で、IPv4専用ホストとは通信できません。トランスレーションは異なるプロトコル間でパケットを変換し直接通信を可能にします。
Q: Teredoはどのような場面で使われますか?
A: TeredoはNAT環境下でIPv6通信を可能にするトンネリング技術で、IPv4専用ホストとの直接通信はできません。

関連キーワード: IPv4/IPv6トランスレーション、NAT64, 6to4, Teredo, IPプロトコル、トンネリング、相互運用性
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