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ネットワークスペシャリスト 2015年 午前206


問題文

HDLC手順で用いられるフレーム中のフラグシーケンスの役割として、適切なものはどれか。

選択肢

受信確認を待たずに複数フレームの送信を可能にする。
フレームの開始と終了を示す。(正解)
フレームの転送順序を制御する。
フレームの伝送誤りを検出する。

HDLC手順で用いられるフレーム中のフラグシーケンスの役割【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:HDLCのフラグシーケンスはフレームの開始と終了を示すために使われます。
  • 根拠:フラグは特定のビットパターン(01111110)で、フレーム境界を明確に区切る役割を持つためです。
  • 差がつくポイント:フラグと誤り検出や順序制御の役割を混同しないことが重要です。

正解の理由

フラグシーケンスはHDLCフレームの先頭と末尾に付加され、フレームの境界を示します。これにより、受信側はどこからどこまでが1つのフレームかを正確に認識できます。誤り検出はFCS(フレームチェックシーケンス)、順序制御は制御フィールド、受信確認はACKフレームなど別の仕組みで行われます。

よくある誤解

フラグシーケンスが誤り検出や送信制御の役割を持つと誤解されがちですが、実際にはフレームの区切りを示すためのものです。

解法ステップ

  1. HDLCフレームの構造を理解する(フラグ、アドレス、制御、情報、FCS)。
  2. フラグシーケンスのビットパターン(01111110)を確認する。
  3. フラグの役割がフレームの開始・終了の識別であることを認識する。
  4. 他の選択肢の役割(誤り検出はFCS、順序制御は制御フィールド)と区別する。
  5. 正解の「イ」を選択する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 受信確認を待たずに複数フレーム送信はウィンドウ制御の話で、フラグとは無関係です。
  • : フラグはフレームの開始と終了を示すため正解です。
  • ウ: 転送順序制御は制御フィールドの役割であり、フラグではありません。
  • エ: 伝送誤り検出はFCS(フレームチェックシーケンス)が担当し、フラグは誤り検出機能を持ちません。

補足コラム

HDLCはデータリンク層の代表的なプロトコルで、フレームの境界を明確にするためにフラグシーケンスを用います。フラグはビットスタッフィングという技術と組み合わせて、フレーム内にフラグと同じパターンが現れないように工夫されています。

FAQ

Q: フラグシーケンスのビットパターンは何ですか?
A: 01111110(16進数で0x7E)です。
Q: フラグシーケンスは誤り検出に関係しますか?
A: いいえ。誤り検出はFCSが担当し、フラグはフレームの区切りを示すだけです。

関連キーワード: HDLC, フラグシーケンス、フレーム境界、ビットスタッフィング、データリンク層
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