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ネットワークスペシャリスト 2016年 午前210


問題文

インターネットプロトコルのTCPとUDP両方のヘッダに存在するものはどれか。

選択肢

宛先IPアドレス
宛先MACアドレス
生存時間(TTL)
送信元ポート番号(正解)

インターネットプロトコルのTCPとUDP両方のヘッダに存在するものはどれか【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:TCPとUDPの両方のヘッダに共通して存在するのは「送信元ポート番号」です。
  • 根拠:TCPとUDPはトランスポート層のプロトコルであり、通信の識別にポート番号を使います。
  • 差がつくポイント:IPアドレスやMACアドレスはネットワーク層やデータリンク層の情報であり、TCP/UDPヘッダには含まれません。

正解の理由

TCPとUDPはどちらもトランスポート層のプロトコルで、通信の送信元・宛先を識別するためにポート番号をヘッダに持ちます。送信元ポート番号は、通信を開始したアプリケーションを特定するために必須の情報です。一方、宛先IPアドレスや生存時間(TTL)はIPヘッダの情報であり、MACアドレスはデータリンク層の情報なのでTCP/UDPヘッダには含まれません。

よくある誤解

IPアドレスやMACアドレスがTCPやUDPのヘッダに含まれると思い込むことがありますが、これらはそれぞれ異なる層の情報です。TCP/UDPヘッダはポート番号などトランスポート層の情報に限定されます。

解法ステップ

  1. TCPとUDPがどのOSI参照モデルの層に属するかを確認する(トランスポート層)。
  2. トランスポート層のヘッダに含まれる情報を理解する(ポート番号など)。
  3. IPアドレスやMACアドレスがどの層の情報かを整理する(IPはネットワーク層、MACはデータリンク層)。
  4. 選択肢の中からトランスポート層のヘッダに共通する情報を選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 宛先IPアドレス
    → IPアドレスはネットワーク層の情報であり、TCP/UDPヘッダには含まれません。
  • イ: 宛先MACアドレス
    → MACアドレスはデータリンク層の情報で、TCP/UDPヘッダには存在しません。
  • ウ: 生存時間(TTL)
    → TTLはIPヘッダのフィールドで、トランスポート層のTCP/UDPヘッダにはありません。
  • エ: 送信元ポート番号
    → TCPとUDP両方のヘッダに必ず含まれ、通信の送信元アプリケーションを識別します。

補足コラム

TCPとUDPはどちらもポート番号を使って複数のアプリケーション間で通信を区別します。TCPはコネクション型で信頼性の高い通信を提供し、UDPはコネクションレスで高速な通信を特徴とします。IPアドレスはネットワーク上のホストを識別し、MACアドレスは物理的なネットワーク機器を識別します。これらの役割の違いを理解すると、各層のヘッダに含まれる情報が明確になります。

FAQ

Q: TCPとUDPのヘッダに共通して含まれる情報は何ですか?
A: 送信元ポート番号と宛先ポート番号が共通して含まれています。
Q: IPアドレスはTCPやUDPのヘッダに含まれますか?
A: いいえ、IPアドレスはIPヘッダに含まれ、TCPやUDPのヘッダには含まれません。
Q: TTLはどの層の情報ですか?
A: TTLはネットワーク層のIPヘッダに含まれるフィールドです。

関連キーワード: TCPヘッダ、UDPヘッダ、ポート番号、トランスポート層、IPアドレス、MACアドレス、TTL, ネットワーク層、データリンク層
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