ネットワークスペシャリスト 2017年 午前2 問01
問題文
ZigBeeの特徴はどれか。
選択肢
ア:2.4GHz帯を使用する無線通信方式であり、一つのマスタと最大七つのスレーブから成るスター型ネットワークを構成する。
イ:5.8GHz帯を使用する近距離の無線通信方式であり、有料道路の料金所のETCなどで利用されている。
ウ:下位層にIEEE802.15.4を使用する低消費電力の無線通信方式であり、センサネットワークやスマートメータなどへの応用が進められている。
エ:広い周波数帯にデータを拡散することによって高速な伝送を行う無線通信方式であり、近距離での映像や音楽配信に利用されている。
ZigBeeの特徴はどれか【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:ZigBeeはIEEE802.15.4を下位層に使い、低消費電力でセンサネットワークに適した無線通信方式です。
- 根拠:ZigBeeは2.4GHz帯を利用し、低速・低消費電力を重視した通信規格であり、スマートメータやホームオートメーションに多用されます。
- 差がつくポイント:ZigBeeの周波数帯、ネットワーク構成、用途を正確に理解し、他の無線通信方式(ETCや高速映像伝送など)と区別できることが重要です。
正解の理由
正解はウです。ZigBeeはIEEE802.15.4規格を下位層に採用し、低消費電力でセンサネットワークやスマートメータなどのIoT機器に適した無線通信方式です。2.4GHz帯を使い、低速ながら省電力での通信を実現しています。これにより、長時間のバッテリー駆動が可能であり、広範囲のセンサネットワーク構築に向いています。
よくある誤解
ZigBeeはスター型ネットワークだけでなくメッシュネットワークも構成可能です。また、5.8GHz帯や高速伝送を特徴とする方式ではありません。
解法ステップ
- ZigBeeの周波数帯を確認する(主に2.4GHz帯)。
- IEEE802.15.4規格との関係を理解する。
- 用途として低消費電力のセンサネットワークやスマートメータが挙げられることを覚える。
- 他の選択肢の特徴(ETCの周波数帯、高速伝送の方式など)と比較し、ZigBeeの特徴と異なる点を見極める。
選択肢別の誤答解説
- ア: ZigBeeは2.4GHz帯を使いますが、スター型ネットワークだけでなくメッシュ型も可能であり、最大7つのスレーブという制限はBluetoothの特徴に近いです。
- イ: 5.8GHz帯を使いETCに利用されるのはDSRC(専用短距離通信)であり、ZigBeeとは異なります。
- ウ: 正解。IEEE802.15.4を下位層に使い、低消費電力でセンサネットワークに適した通信方式です。
- エ: 広い周波数帯にデータを拡散して高速伝送を行うのはUWB(超広帯域通信)などであり、ZigBeeの特徴ではありません。
補足コラム
ZigBeeはIoT分野での利用が拡大しており、スマートホームや産業用センサネットワークでの標準的な通信技術です。メッシュネットワークを構築できるため、通信範囲の拡大や障害時の経路切替が可能です。Bluetooth Low Energy(BLE)と比較されることも多く、用途や消費電力の面で使い分けられています。
FAQ
Q: ZigBeeはどのようなネットワーク構成が可能ですか?
A: スター型だけでなく、メッシュ型やツリー型のネットワーク構成が可能で、柔軟なネットワーク設計ができます。
A: スター型だけでなく、メッシュ型やツリー型のネットワーク構成が可能で、柔軟なネットワーク設計ができます。
Q: ZigBeeとBluetoothの違いは何ですか?
A: ZigBeeは低速・低消費電力でメッシュネットワークに強みがあり、Bluetoothは高速通信や音声伝送に適しています。
A: ZigBeeは低速・低消費電力でメッシュネットワークに強みがあり、Bluetoothは高速通信や音声伝送に適しています。
関連キーワード: ZigBee, IEEE802.15.4, 低消費電力無線、センサネットワーク、スマートメータ、メッシュネットワーク、IoT通信

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