ネットワークスペシャリスト 2018年 午前2 問05
問題文
インターネットにおいて、AS(Autonomous System)間の経路制御に用いられるプロトコルはどれか。
選択肢
ア:BGP(正解)
イ:IS-IS
ウ:OSPF
エ:RIP
インターネットにおけるAS間の経路制御プロトコル【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:AS間の経路制御にはBGP(Border Gateway Protocol)が用いられます。
- 根拠:BGPは異なるAS間で経路情報を交換し、インターネット全体のルーティングを管理するための外部ゲートウェイプロトコルです。
- 差がつくポイント:OSPFやRIPはAS内部の経路制御(IGP)に使われ、IS-ISも主に内部ルーティングであり、AS間の経路制御には適しません。
正解の理由
BGPはインターネットの基盤であるAS間の経路制御を担うプロトコルで、経路の選択やポリシー制御が可能です。AS間のルーティング情報を交換し、経路の安定性とスケーラビリティを確保します。これに対し、OSPFやRIP、IS-ISはAS内部での経路制御に用いられるIGP(Interior Gateway Protocol)であり、AS間の経路制御には使われません。
よくある誤解
BGPは難しい設定が必要であるため、OSPFやRIPの延長線上にあると思われがちですが、役割が根本的に異なります。AS間の経路制御はBGPが唯一の標準的なプロトコルです。
解法ステップ
- 問題文の「AS間の経路制御」に注目する。
- AS間の経路制御は外部ゲートウェイプロトコル(EGP)であることを理解する。
- 選択肢のプロトコルの分類を確認する(BGPはEGP、他はIGP)。
- BGPがAS間の経路制御に使われることを知っているか確認する。
- 正解はア: BGPと判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア: BGP → 正解。AS間の経路制御に特化した外部ゲートウェイプロトコル。
- イ: IS-IS → 誤り。主にAS内部のルーティングに使われるIGP。
- ウ: OSPF → 誤り。AS内部の経路制御用IGPで、AS間には使われない。
- エ: RIP → 誤り。古典的なIGPでAS内部の小規模ネットワーク向け。
補足コラム
BGPはTCP(ポート179)上で動作し、経路情報の交換によりインターネットのルーティングテーブルを形成します。経路の選択はASパス長やポリシーに基づき行われ、ループ防止機能も備えています。OSPFやIS-ISはリンクステート型IGPで、RIPは距離ベクトル型IGPです。
FAQ
Q: BGPはなぜAS間の経路制御に適しているのですか?
A: BGPはAS間のポリシーベースの経路制御やスケーラビリティを考慮して設計されており、経路の安定性を保つための機能が豊富だからです。
A: BGPはAS間のポリシーベースの経路制御やスケーラビリティを考慮して設計されており、経路の安定性を保つための機能が豊富だからです。
Q: OSPFやRIPはどのような場面で使われますか?
A: これらはAS内部のルーティングに使われ、ネットワーク内の経路情報を効率的に管理します。
A: これらはAS内部のルーティングに使われ、ネットワーク内の経路情報を効率的に管理します。
関連キーワード: BGP, AS間ルーティング、外部ゲートウェイプロトコル、IGP, OSPF, RIP, IS-IS, インターネットルーティング

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