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ネットワークスペシャリスト 2019年 午前205


問題文

ルーティングプロトコルであるBGP-4の説明として、適切なものはどれか。

選択肢

自律システム間で、経路情報に付加されたパス属性を使用し、ポリシーに基づいて経路を選択するパスベクタ方式のプロトコルである。(正解)
全てのノードが同一のリンク状態データベースを用い、コストが最小となる経路を最適経路とするプロトコルである。
到達可能な宛先アドレスまでのホップ数が最小となる経路を、最適経路とするプロトコルである。
パケットが転送される経路のノードを、送信元ノードが明示的に指定するプロトコルである。

BGP-4の特徴と動作原理【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:BGP-4は自律システム間でパス属性を用い、ポリシに基づき経路を選択するパスベクタ方式のルーティングプロトコルです。
  • 根拠:BGPはインターネットのバックボーンで使われ、経路情報にASパスなどの属性を付加し、経路制御を柔軟に行います。
  • 差がつくポイント:リンク状態や距離ベクトル方式と異なり、経路のポリシ制御やループ防止にパス属性を活用する点が特徴です。

正解の理由

はBGP-4の基本的な動作原理を正確に説明しています。BGPは自律システム(AS)間で経路情報を交換し、経路にASパスなどの属性を付加してポリシに基づき経路選択を行うパスベクタ方式のプロトコルです。これにより、単純な最短経路だけでなく、運用ポリシーに応じた経路制御が可能です。

よくある誤解

BGPは単純にホップ数やコストの最小化だけで経路を選ぶわけではありません。経路制御はポリシに基づき複雑に行われます。

解法ステップ

  1. BGPの役割を「自律システム間の経路制御」と理解する。
  2. パスベクタ方式とは経路情報にパス属性を付加する方式であることを確認。
  3. 他の選択肢の説明がリンク状態や距離ベクトル方式の特徴であることを見極める。
  4. ポリシに基づく経路選択がBGPの重要な特徴であることを押さえる。
  5. 以上から、正しい説明を選択肢アと判断する。

選択肢別の誤答解説

  • イ:リンク状態プロトコル(例:OSPF)の説明であり、BGPの説明ではありません。
  • ウ:ホップ数最小経路を選ぶのは距離ベクトル方式(例:RIP)で、BGPの特徴ではありません。
  • エ:送信元が経路を明示的に指定するのはソースルーティングであり、BGPの動作とは異なります。

補足コラム

BGPはインターネットの基幹ルーティングプロトコルであり、AS間の経路情報交換に使われます。経路の安定性やポリシ制御が重要視され、単純な最短経路選択ではなく、経路の信頼性や運用方針に基づく選択が可能です。BGP-4はIPv4およびIPv6の経路制御に対応しています。

FAQ

Q: BGPはどのようにループを防止していますか?
A: 経路情報にASパス属性を付加し、自分のASが含まれる経路は受け入れないことでループを防止します。
Q: BGPは内部ルーティングプロトコルですか?
A: いいえ、BGPは自律システム間(AS間)で使われる外部ルーティングプロトコルです。

関連キーワード: BGP-4, パスベクタ方式、自律システム、経路制御、ポリシ制御、ルーティングプロトコル
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