ネットワークスペシャリスト 2022年 午前2 問06
問題文
IPv4におけるICMPのメッセージに関する説明として、適切なものはどれか。
選択肢
ア:送信元が設定したソースルーティングが失敗した場合は、Echo Replyを返す。
イ:転送されてきたデータグラムを受信したルータが、そのネットワークの最適なルータを送信元に通知して経路の変更を要請するには、Redirectを使用する。(正解)
ウ:フラグメントの再組立て中にタイムアウトが発生した場合は、データグラムを破棄してParameter Problemを返す。
エ:ルータでメッセージを転送する際に、受信側のバッファがあふれた場合はTime Exceededを送り、送信ホストに送信を抑制することを促す。
IPv4におけるICMPのメッセージに関する説明【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:IPv4のICMPメッセージで、ルータが送信元に経路変更を促すにはRedirectメッセージを使います。
- 根拠:ICMP Redirectは、ルータが最適な経路を送信元に通知し、経路の効率化を図るための標準的な機能です。
- 差がつくポイント:ICMPメッセージの種類と用途を正確に理解し、誤ったメッセージの役割を混同しないことが重要です。
正解の理由
イは、ICMPのRedirectメッセージの正しい説明です。IPv4ネットワークにおいて、ルータが受信したパケットの経路が最適でない場合、送信元に対してより良い経路を通知し、経路の変更を促します。これによりネットワークの効率化が図られます。
よくある誤解
- Echo Replyは単にPingの応答であり、経路変更やルーティングの失敗通知には使いません。
- Parameter Problemはパケットのヘッダ異常を示すもので、フラグメントのタイムアウトとは関係ありません。
- Time ExceededはTTL切れや再組立てタイムアウト時に送信されますが、バッファオーバーフローの通知には使いません。
解法ステップ
- ICMPの各メッセージの役割を確認する。
- 送信元に経路変更を促すメッセージはRedirectであることを知る。
- 選択肢の説明とICMPメッセージの機能を照合する。
- 誤った説明を除外し、正しい説明を選択する。
選択肢別の誤答解説
- ア: ソースルーティング失敗時にEcho Replyを返すことはなく、ICMPではDestination Unreachableなどが該当します。
- ウ: フラグメント再組立てのタイムアウト時はTime Exceededメッセージを返し、Parameter Problemはヘッダ異常時に送信されます。
- エ: バッファオーバーフロー時にTime Exceededは送信されず、ICMPでは通常、送信抑制は行いません。
補足コラム
ICMP(Internet Control Message Protocol)は、IPネットワークの制御やエラーメッセージの伝達に使われます。代表的なメッセージにはEcho Request/Reply(Ping)、Destination Unreachable、Redirect、Time Exceededなどがあります。特にRedirectは、ルータが送信元に最適経路を知らせるために重要な役割を果たします。
FAQ
Q: ICMP Redirectはどのような場合に送信されますか?
A: ルータが受信したパケットの経路が最適でないと判断した場合、送信元により良い経路を通知するために送信されます。
A: ルータが受信したパケットの経路が最適でないと判断した場合、送信元により良い経路を通知するために送信されます。
Q: Time Exceededメッセージはどんな時に使われますか?
A: パケットのTTLが0になった場合や、フラグメントの再組立てがタイムアウトした場合に送信されます。
A: パケットのTTLが0になった場合や、フラグメントの再組立てがタイムアウトした場合に送信されます。
関連キーワード: ICMP, IPv4, Redirectメッセージ、ネットワーク制御、ルーティング

\ せっかくなら /
ネットワークスペシャリストを
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!

