システムアーキテクト 2019年 午後1 問03
レンタル契約システムの再構築に関する次の記述を読んで、設問1~5に答えよ。
K社は、法人顧客(以下、顧客という)に測定機器(以下、機器という)をレンタルする会社である。K社は、レンタル業務で利用しているレンタル契約システムの老朽化に伴い、新たな業務システム(以下、新システムという)を構築することにした。
〔現在のレンタル業務の内容〕
K社では、レンタル契約システムと物流在庫管理システムを利用し、レンタル業務をしている。現在のレンタル業務に関わる部門の業務内容は、次のとおりである。
(1)機器管理部門
機器管理部門では、機器を検査点検してレンタル可能な状態に整備(以下、校正という)する。機器の校正には、有効期限(以下、校正有効期限という)があり、機器ごとに物流在庫管理システムで管理している。校正有効期限を超えてレンタルすることはない。K社では、顧客へレンタルする際、機器を出荷する前に必ず校正し、校正した証明である校正証明書類を提示している。機器ごとに校正に必要な日数が異なっており、校正が完了するまで出荷しない。
(2)営業部門
営業部門では、主要な業務として、次の業務を行っている。
①見積業務
顧客からレンタルの問合せを受け、K社で取扱可能な機器かどうかを確認する。取扱可能な機器である場合は、物流在庫管理システムを利用してレンタル可能な機器の在庫状況を確認する。レンタル可能な在庫があった場合は、レンタル料金を試算し、見積書を作成して顧客に送付する。見積書の情報は、見積番号、機器名、型番、台数、レンタル開始希望日、レンタル期間、レンタル終了予定日、レンタル料金などである。レンタル期間は、5日から6か月未満の期間(以下、短期レンタルという)か、6か月以上の期間(以下、長期レンタルという)である。在庫がない場合は、購買部門に購入を依頼して別途対応する。取扱不可能な機器である場合は、顧客に断りの連絡をする。
②受注業務
顧客との見積書の合意を受け、見積書の情報から注文書兼注文請書を作成して顧客に送付する。顧客から押印済みの書類を受領した後、注文書の情報をレンタル契約システムに入力して受注情報を登録する。受注情報から決裁書を作成し、責任者が決裁する。
③引業業務
K社では、レンタル開始希望日の15日前から受注情報への機器の割当て(以下、引当という)を開始する。引当の際は、物流在庫管理システムを利用して在庫状況を確認し、レンタル可能な機器がある場合は、その機器に受注情報を登録する。レンタル可能な機器がない場合は、当該受注情報に引当する機器として購買部門に購入を依頼し、購入後に引当する。
なお、説明書などの付属品が欠けている機器はレンタルしない。ただし、付属品が欠けている状態でレンタルすることを顧客と合意した場合は、レンタルしてもよいことにしている。
④出荷業務
レンタル開始希望日に合わせて出荷日を決定し、出荷日の前日に機器の出荷を倉庫に依頼する。倉庫への出荷依頼は、物流在庫管理システムを利用して出荷情報を登録することで行う。出荷情報は、出荷する機器、出荷日、出荷先の住所などである。出荷後、顧客へ機器を納入した日の翌日をレンタル開始日としてレンタル契約システムに登録する。
⑤満了業務
K社は、短期レンタルの場合、レンタル期間満了時にレンタルを終了する。長期レンタルの場合、レンタル期間が満了する月(以下、レンタル期間満了月という)の3か月前の第一営業日に、レンタルを延長するか又は終了するかを確認するための満了案内確認書を封書で顧客に送付する。顧客は、レンタル期間満了月の1か月前の第一営業日までに延長するか又は終了するかを封書でK社に送付する。期日までに顧客から終了する旨の通知がない場合は、延長扱いとする。延長する場合、延長料金を算出し、レンタル契約システムを利用して延長情報を登録する。延長した結果、校正有効期限を超過する場合の校正方法は、顧客と別途調整する。終了する場合、物流在庫管理システムに引取情報を登録し、引取手続をする。
⑥引取業務
レンタルが終了して顧客から引き取った機器は、倉庫で簡単な点検を行い、機器の状態を確認する。正常な場合、物流在庫管理システムにレンタル可能な機器として登録する。異常があった場合は、修理を依頼する。説明書などの付属品が欠けている機器の場合、条件付の機器として物流在庫管理システムに登録し、販売業者から付属品を取り寄せた後、レンタル可能な機器として再登録する。
⑦請求業務及び契約変更業務
省略。
(3)購買部門
購買部門では、営業部門から購入を依頼された機器の購買業務をする。対象の機器を購入するかどうかを審議し、購入することになった場合、販売業者に発注する。販売業者から納品された後、物流在庫管理システムにレンタル可能な機器として登録する。レンタルの受注が決まっている機器の場合、営業担当者に連絡する。
〔新システムへの要望〕
営業部門及び購買部門から、新システムに対して次のような要望が出された。
(1)営業部門からの要望
・見積書と注文書兼注文請書を新システムで印刷できるようにしてほしい。
・紙で回付している決裁をシステム化してほしい。
・新システムで、レンタル可能な機器を検索して引当(以下、自動引当という)してほしい。自動引当は、決裁が下りた受注情報を対象としてほしい。原則、引当は自動引当だけとするが、例外として営業担当者が、機器の状態を個別に確認し、引当する場合がある。そのため、営業担当者が機器を検索して引当(以下、手動引当という)する機能も設けてほしい。
・新システムに登録する出荷情報及び引取情報を物流在庫管理システムに連携してほしい。
・業務の効率向上のために、新システムで自動的に延長処理をしてほしい。その場合、延長するレンタル期間は、当初のレンタル期間と同じとする。ただし、満了案内確認書で顧客からレンタルを終了する旨の通知があった場合は、毎月15日までに営業担当者が必要な処理をする。
・満了案内確認書を新システムで自動的に顧客に送付してほしい。
(2)購買部門からの要望
・購買業務に必要な機能を設けてほしい。
〔新システムの設計)
K社では、新システムへの要望を踏まえ、新システムの機能を次のように設計している。新システムの機能概要を表1に示す。

設問1:自動引当機能について、(1)、(2)に答えよ。
(1)引当可能な機器の条件を校正の観点から二つ挙げ、それぞれ30字以内で述べよ。
模範解答
①:出荷までに校正が完了する機器
②:レンタル終了予定日が校正有効期限を超えない機器
解説
解答の論理構成
- 校正完了が出荷条件
- 【問題文】「校正が完了するまで出荷しない。」
→ 出荷日=レンタル開始日前に校正が終わることが前提。
- 【問題文】「校正が完了するまで出荷しない。」
- 校正有効期限内でのレンタル
- 【問題文】「校正有効期限を超えてレンタルすることはない。」
→ レンタル終了予定日が校正有効期限内に収まる必要がある。
- 【問題文】「校正有効期限を超えてレンタルすることはない。」
- 以上から、引当判定ロジックでは
a. 校正所要日数を考慮し、出荷日までに校正を終えられる機器を抽出。
b. その機器の校正有効期限がレンタル終了予定日以降に切れるものを除外。 - この二点を30字以内で簡潔にまとめたものが模範解答。
誤りやすいポイント
- 「校正有効期限は開始日基準」と誤解し、終了予定日を見落とす。
- 「校正は受注後すぐ実施」と思い込み、校正所要日数を無視する。
- 校正証明書類の提示=条件と勘違いし、本質の期限管理を外す。
FAQ
Q: 校正所要日数が不明な場合はどう扱いますか?
A: 【問題文】で「機器ごとに校正に必要な日数が異なっており」とあるため、日数はマスタ管理し、自動引当で計算に組み込みます。
A: 【問題文】で「機器ごとに校正に必要な日数が異なっており」とあるため、日数はマスタ管理し、自動引当で計算に組み込みます。
Q: 校正有効期限を延長する手段はありますか?
A: 延長は可能ですが【問題文】「顧客と別途調整する」とあるため、標準フロー(自動引当)では対象外です。
A: 延長は可能ですが【問題文】「顧客と別途調整する」とあるため、標準フロー(自動引当)では対象外です。
Q: 手動引当時も同じ校正条件をチェックしますか?
A: はい。営業担当者が個別に選定しても校正関連の業務規定は不変です。
A: はい。営業担当者が個別に選定しても校正関連の業務規定は不変です。
関連キーワード: 在庫管理、自動引当、校正有効期限、業務要件、レンタル管理
設問1:自動引当機能について、(1)、(2)に答えよ。
(2)自動引当は、三つの条件を全て満たす受注情報を対象として抽出する。条件の一つは、まだ引当されていないことである。ほかの二つの条件を、それぞれ25字以内で述べよ。
模範解答
①決裁が下りていること
②レンタル開始希望日まで15日以内であること
解説
解答の論理構成
- 自動引当の対象に関する明示的要件
- 【問題文】営業部門の要望に「自動引当は、決裁が下りた受注情報を対象としてほしい。」とあるため、条件①は「決裁が下りていること」です。
- 引当開始タイミングに関する業務規定
- 【問題文】営業部門の引業業務に「レンタル開始希望日の15日前から受注情報への機器の割当て…を開始する。」とあることから、条件②は「レンタル開始希望日まで15日以内であること」です。
- 問題で既に示された条件
- 小問自体が「条件の一つは、まだ引当されていないこと」と提示しているので、残る二条件は上記①②となります。
誤りやすいポイント
- 「レンタル期間満了月の3か月前」と取り違えてしまう。
- 「決裁」ではなく「受注登録済み」だけで良いと誤解する。
- 15日の起点を「レンタル開始希望日の前日」などとずらしてしまう。
FAQ
Q: 決裁の段階をどう識別するのですか?
A: 受注機能から決裁機能へ申請し、【問題文】の「決裁機能」で承認済みかどうかのフラグを参照します。承認済み=「決裁が下りていること」と判定します。
A: 受注機能から決裁機能へ申請し、【問題文】の「決裁機能」で承認済みかどうかのフラグを参照します。承認済み=「決裁が下りていること」と判定します。
Q: 15日以内という条件は短期・長期レンタルで変わりますか?
A: いいえ。引当開始規定はレンタル期間に関係なく「レンタル開始希望日の15日前」からで共通です。
A: いいえ。引当開始規定はレンタル期間に関係なく「レンタル開始希望日の15日前」からで共通です。
Q: 自動引当に失敗した場合の扱いは?
A: 表1「自動引当」機能概要に「自動引当できなかったとき、当該受注情報を営業担当者へ通知」と記載されています。その後、手動引当や購買部門への購入依頼で対応します。
A: 表1「自動引当」機能概要に「自動引当できなかったとき、当該受注情報を営業担当者へ通知」と記載されています。その後、手動引当や購買部門への購入依頼で対応します。
関連キーワード: ワークフロー、自動化、在庫引当、決裁、業務ルール
設問2:手動引当機能について、(1)、(2)に答えよ。
(1)自動引当の対象とならない機器とは、どのような機器か。15字以内で述べよ。
模範解答
付属品が欠けている機器
解説
解答の論理構成
- 自動引当の定義
表1「自動引当」機能概要には「レンタル可能な機器を自動引当する」とあります。 - レンタル可能な条件
【問題文】引業業務において「説明書などの付属品が欠けている機器はレンタルしない」と記載されています。 - したがって、付属品が欠けている機器はレンタル不可 ⇒ レンタル可能な機器の集合に含まれない ⇒ 自動引当対象外。
- 問われているのは「自動引当の対象とならない機器」なので、答えは「付属品が欠けている機器」となります。
誤りやすいポイント
- 校正有効期限切れの機器を選んでしまう
校正は出荷前に必ず実施するため、期限切れでも校正すればレンタル可能です。 - 在庫がない機器を挙げてしまう
在庫がなければそもそも機器が存在せず引当対象外ですが、「機器」という形で存在することが前提の設問です。 - 「顧客と合意した場合はレンタルしてもよい」を無視して混乱
例外的に手動引当でレンタル可能になるだけで、自動引当には乗らない点を整理しましょう。
FAQ
Q: 校正有効期限を超えた機器は自動引当の対象になりますか?
A: 出荷前に校正して期限を更新する運用なので、期限超過自体は自動引当の排除条件ではありません。
A: 出荷前に校正して期限を更新する運用なので、期限超過自体は自動引当の排除条件ではありません。
Q: 顧客と合意した付属品欠品機器はどう扱われますか?
A: その場合、営業担当者が状態を確認して「手動引当」で割り当てる想定です。自動引当では扱いません。
A: その場合、営業担当者が状態を確認して「手動引当」で割り当てる想定です。自動引当では扱いません。
Q: 条件付機器(付属品を取り寄せ中など)は自動引当されますか?
A: 条件付で物流在庫管理システムに登録されている間はレンタル可能状態ではないため、自動引当されません。付属品を補充し再登録後に対象となります。
A: 条件付で物流在庫管理システムに登録されている間はレンタル可能状態ではないため、自動引当されません。付属品を補充し再登録後に対象となります。
関連キーワード: 在庫管理、業務フロー、自動化、条件分岐
設問2:手動引当機能について、(1)、(2)に答えよ。
(2)個々の機器の状態を表示する理由を25字以内で述べよ。
模範解答
機器の状態を顧客と合意する必要があるから
解説
解答の論理構成
- 手動引当機能の仕様
【問題文】「一覧から個々の機器の状態を表示し、引当できる」と記載されています。 - 機器状態が重要となる理由
同【問題文】に「付属品が欠けている機器はレンタルしない。ただし…顧客と合意した場合は、レンタルしてもよい」とあり、状態によってレンタル可否が変わります。 - よって
営業担当者は状態を確認し、必要に応じて顧客と交渉・合意する必要があるため、状態表示機能が不可欠となります。
誤りやすいポイント
- ただの“社内確認”用と思い込み顧客との合意を忘れる。
- 「校正有効期限」対策と混同し、付属品欠品リスクを見落とす。
- 自動引当との違い(状態チェックの有無)を意識せずに理由を述べてしまう。
FAQ
Q: 校正有効期限の確認も状態表示に含まれますか?
A: 校正情報は物流在庫管理システム側で管理されていますが、手動引当画面に併せて表示すれば確認漏れ防止に有効です。主目的は付属品欠品などのレンタル条件確認です。
A: 校正情報は物流在庫管理システム側で管理されていますが、手動引当画面に併せて表示すれば確認漏れ防止に有効です。主目的は付属品欠品などのレンタル条件確認です。
Q: 自動引当だけでは不十分なのですか?
A: 状態に問題がある機器や特定の条件付き機器は自動引当対象外です。営業担当者が顧客と合意をとる必要があるため、手動引当で状態確認が必要です。
A: 状態に問題がある機器や特定の条件付き機器は自動引当対象外です。営業担当者が顧客と合意をとる必要があるため、手動引当で状態確認が必要です。
Q: 顧客と合意しなかった場合はどうなりますか?
A: 状態に問題がある機器はレンタルできません。別機器を探すか、購買部門に新規購入を依頼することになります。
A: 状態に問題がある機器はレンタルできません。別機器を探すか、購買部門に新規購入を依頼することになります。
関連キーワード: 在庫連携、引当、レンタル契約、付属品欠品、ワークフロー
設問3:
満了案内機能について、満了案内確認書を顧客に電子メールで送付するために、満了案内対象の受注情報を抽出する。対象となる受注情報の抽出条件を二つ挙げ、それぞれ25字以内で述べよ。
模範解答
①:レンタル期間が6か月以上であること
②:3か月後がレンタル期間満了月であること
解説
解答の論理構成
-
対象レンタルの種類を限定
- 【問題文】「レンタル期間は、5日から6か月未満…(短期レンタル)か、6か月以上…(長期レンタル)」
- 【問題文】「K社は、短期レンタルの場合、レンタル期間満了時にレンタルを終了する。」
⇒ 満了案内は長期レンタルのみ。ゆえに「レンタル期間が6か月以上であること」が第1条件。
-
案内送付のタイミングを確認
- 【問題文】「レンタル期間が満了する月…の3か月前の第一営業日に…満了案内確認書を…顧客に送付する。」
⇒ 抽出時点で「3か月後がレンタル期間満了月」となる受注情報が対象。これが第2条件。
- 【問題文】「レンタル期間が満了する月…の3か月前の第一営業日に…満了案内確認書を…顧客に送付する。」
-
以上より、満了案内機能が抽出すべき受注情報は上記2条件で一意に定まる。
誤りやすいポイント
- 「第一営業日」を抽出条件に含めてしまう
→ システムは既に第一営業日にバッチ実行する設計なので不要です。 - 「レンタル期間満了日」そのものと誤解し、「3か月前の同日」と答える
→ 問題文は「レンタル期間満了月」であり“日付”ではありません。 - 短期レンタルも含めてしまう
→ 【問題文】で短期は案内不要と明言されています。
FAQ
Q: 「6か月ちょうど」のケースは対象になりますか?
A: はい。【問題文】で「6か月以上の期間(以下、長期レンタルという)」と定義されているため、ちょうど6か月も対象です。
A: はい。【問題文】で「6か月以上の期間(以下、長期レンタルという)」と定義されているため、ちょうど6か月も対象です。
Q: 「3か月と1日後」が満了月の受注情報は抽出しますか?
A: いいえ。条件は「3か月後がレンタル期間満了月」です。3か月より1日でもずれると対象外です。
A: いいえ。条件は「3か月後がレンタル期間満了月」です。3か月より1日でもずれると対象外です。
Q: 短期から延長されて6か月を超えた契約はどうなりますか?
A: 延長処理後は長期レンタル扱いとなるため、延長後の満了月に対して次回以降の満了案内が送付されます。
A: 延長処理後は長期レンタル扱いとなるため、延長後の満了月に対して次回以降の満了案内が送付されます。
関連キーワード: 長期レンタル、バッチ処理、受注情報、業務フロー
設問4:
延長及び終了機能について、延長処理を毎月15日の夜間とした理由を35字以内で述べよ
模範解答
延長しない場合は毎月 15 日までに営業担当者が必要な処理をするから
解説
解答の論理構成
- 前提確認
- 営業担当者は、顧客から終了連絡があったとき「毎月15日までに営業担当者が必要な処理をする」とされています。
- 自動処理の仕様
- 一方、新システムは「毎月15日の夜間に延長対象の受注情報を抽出し、延長処理をする」と設計されています。
- 整合性の必要性
- 同じ案件で“終了処理”と“延長処理”が重複しないよう、手動対応が締め切られた直後(夜間)に自動延長を実行するのが合理的です。
- したがって
- 延長処理が「毎月15日の夜間」と設定された理由は、「営業担当者が15日までに終了処理を行った後に自動延長を行うため」と説明できます。
誤りやすいポイント
- 「第一営業日」と混同し、「15日」ではなく「1日夜間」と誤記する。
- “15日夜間=翌16日未明”と読み違え、締切との順序を逆に説明する。
- 「自動引当」の日程と混同して、引当理由を書いてしまう。
FAQ
Q: 15日が休日の場合はどうなりますか?
A: 出題文では営業担当者の処理期限も自動延長の実行日も「毎月15日」と明記されており、休日補正の記載はありません。本試験ではそのまま読取ります。
A: 出題文では営業担当者の処理期限も自動延長の実行日も「毎月15日」と明記されており、休日補正の記載はありません。本試験ではそのまま読取ります。
Q: 夜間バッチでなくリアルタイム延長ではだめなのですか?
A: 営業担当者の手動処理と競合する恐れがあり、明確に線を引くため夜間バッチ方式が採用されています。
A: 営業担当者の手動処理と競合する恐れがあり、明確に線を引くため夜間バッチ方式が採用されています。
関連キーワード: バッチ処理、ワークフロー、業務設計、自動化
設問5:
購入機能について、受注情報を識別する番号を利用する、ある機能とは何か。表1中の機能名を用いて答えよ。また、利用する目的を25字以内で述べよ
模範解答
機能:自動引当機能
利用する目的:購入した機器を対象の受注情報に引当すること
解説
解答の論理構成
- 購入機能側の要件確認
- 表1「購入」に“また、受注情報を識別する番号を任意に登録できるようにし、ある機能で利用する。”と記載。
⇒「ある機能」で受注番号を使うことが明示されている。
- 表1「購入」に“また、受注情報を識別する番号を任意に登録できるようにし、ある機能で利用する。”と記載。
- 受注番号を使う機能の特定
- 表1「自動引当」は“対象の受注情報を抽出し…該当する機器を引当する。”と、受注情報単位で処理する機能である。
- 現行業務にも“購入後に引当する”流れがあり、購入情報と受注を結び付けるのは引当プロセスであると分かる。
- 機能間のデータ連携
- 受注番号を購入レコードに保存しておけば、自動引当が“対象の受注情報”を検出した際、購入済み機器を即時割当てできる。
⇒要求を満たす唯一の機能は「自動引当」である。
- 受注番号を購入レコードに保存しておけば、自動引当が“対象の受注情報”を検出した際、購入済み機器を即時割当てできる。
- 目的の要約
- 受注番号を利用する直接的な理由は“購入した機器を対象の受注情報に引当すること”で説明できる。
誤りやすいポイント
- 「決裁」や「手動引当」と誤答する:受注番号を必ず参照する点だけで選ぶと迷う。
- 目的を「購入機器を管理する」など抽象的に書くと減点。
- 表1の機能名は“自動引当”であって“自動割当”ではない。
FAQ
Q: なぜ「手動引当」ではなく「自動引当」なのですか?
A: 表1「手動引当」は“自動引当の対象とならない機器”を扱う補助的機能です。購入機器を自動で割り当てる主処理は「自動引当」と定義されています。
A: 表1「手動引当」は“自動引当の対象とならない機器”を扱う補助的機能です。購入機器を自動で割り当てる主処理は「自動引当」と定義されています。
Q: 受注番号を購入情報に登録しないと何が起こりますか?
A: 自動引当は受注番号で機器と受注を突合するため、登録しないとシステムが購入機器をどの受注に割り当てるか判断できず、手動対応が必要になります。
A: 自動引当は受注番号で機器と受注を突合するため、登録しないとシステムが購入機器をどの受注に割り当てるか判断できず、手動対応が必要になります。
Q: 目的はもっと具体的に書いた方が良いですか?
A: 設問が25字以内と指示しているので、過不足なく要点を押さえた一文にまとめるのが最適です。
A: 設問が25字以内と指示しているので、過不足なく要点を押さえた一文にまとめるのが最適です。
関連キーワード: 引当処理、購買連携、受注番号、在庫管理


