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システムアーキテクト 2022年 午前206


問題文

モジュール間のデータの受渡し方法のうち、最も低いモジュール結合度となるものはどれか。

選択肢

単一のデータ項目を大域的データで受け渡す。
単一のデータ項目を引数で受け渡す。(正解)
データ構造を大域的データで受け渡す。
データ構造を引数で受け渡す。

モジュール間のデータの受渡し方法のうち、最も低いモジュール結合度となるものはどれか【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:単一のデータ項目を引数で受け渡す方法が最も低いモジュール結合度を実現します。
  • 根拠:引数による受け渡しは必要最小限の情報だけを渡し、モジュール間の依存を減らすため結合度が低くなります。
  • 差がつくポイント:大域的データの使用はモジュール間の依存を強めるため結合度が高くなり、データ構造全体を渡すよりも単一データ項目の方が結合度が低いと理解することが重要です。

正解の理由

イ: 単一のデータ項目を引数で受け渡すが正解です。
引数で単一のデータ項目を渡す方法は、モジュール間の依存関係を最小限に抑え、モジュール結合度を低くします。大域的データを使うと、複数のモジュールが同じデータに依存し、結合度が高まるため保守性や再利用性が低下します。また、データ構造全体を渡すと、受け渡す情報量が増え、モジュール間の結合度が高くなるため避けるべきです。

よくある誤解

大域的データを使うと便利で結合度が低いと誤解されがちですが、実際はモジュール間の依存が強くなり結合度が高まります。
また、データ構造を丸ごと渡すことが効率的と考えるのも誤りで、必要な情報だけを渡すことが結合度を下げるポイントです。

解法ステップ

  1. モジュール結合度の定義を確認する(結合度が低いほど独立性が高い)。
  2. 大域的データの使用は結合度を高めることを理解する。
  3. 引数で渡す場合、単一データ項目の方がデータ構造全体より結合度が低いと判断する。
  4. 選択肢を比較し、最も結合度が低い方法を選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 単一のデータ項目を大域的データで受け渡す
    → 大域的データはモジュール間の依存を強め、結合度が高くなるため不適切。
  • イ: 単一のデータ項目を引数で受け渡す
    → 必要最小限の情報を渡し、結合度が最も低い正解。
  • ウ: データ構造を大域的データで受け渡す
    → 大量の情報を共有し依存が強くなるため結合度が高い。
  • エ: データ構造を引数で受け渡す
    → 引数で渡す点は良いが、データ構造全体を渡すため結合度は単一項目より高い。

補足コラム

モジュール結合度はソフトウェアの保守性や再利用性に直結する重要な概念です。結合度を下げることで、モジュールの独立性が高まり、変更の影響範囲を限定できます。引数で必要なデータだけを渡す設計は、モジュール設計の基本的なベストプラクティスの一つです。

FAQ

Q: なぜ大域的データは結合度を高めるのですか?
A: 大域的データは複数のモジュールが同じデータに依存するため、変更時に影響範囲が広がり結合度が高くなります。
Q: データ構造を引数で渡すのはなぜ結合度が高いのですか?
A: データ構造全体を渡すと、受け渡す情報量が多くなりモジュール間の依存が増えるため、単一項目より結合度が高くなります。

関連キーワード: モジュール結合度、引数渡し、大域的データ、ソフトウェア設計、保守性
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