戦国IT - 情報処理技術者試験の過去問対策サイト
ブログお知らせお問い合わせ料金プラン

システム監査技術者 2015年 午前2 問22


問題文

安全性と信頼性について、次の方針でプログラム設計を行う場合、その方針を表す用語はどれか。
〔方針〕 不特定多数の人が使用するプログラムには、自分だけが使用するプログラムに比べて、より多くのデータチェックの機能を組み込む。プログラムが処理できるデータの前提条件を文書に書いておくだけでなく、その前提条件を満たしていないデータが実際に入力されたときは、エラーメッセージを表示して再入力を促すようにプログラムを作る。

選択肢

ア:フールプルーフ(正解)
イ:フェールセーフ
ウ:フェールソフト
エ:フォールトトレラント

🔒 解説は解答すると表示されます

フールプルーフ設計【午前2解説】

正解の理由

この方針は、利用者が誤ったデータを入力した場合に、プログラムがエラーを検出してメッセージを表示し、正しいデータの再入力を促すものです。利用者の誤操作や入力ミスを前提に、誤りによる問題を未然に防ぐ設計をフールプルーフといいます。
したがって、該当する用語はアです。データの前提条件を文書に書くだけでなく、プログラム自身が入力を検査して対処する点がポイントです。

解法ステップ

  1. 方針の中心が「入力ミスや誤操作への対策」であることを確認します。
  2. 入力されたデータが前提条件を満たすか、プログラムがチェックします。
  3. 条件に合わないデータに対して、エラーメッセージと再入力を促します。
  4. 利用者の誤りを防ぐ設計であるため、フールプルーフと判断します。

選択肢別の誤答解説

  • ア フールプルーフ:人が誤った操作や入力をしても、事故や問題につながらないようにする設計です。この問題の方針に当てはまります。
  • イ:フェールセーフ:故障や異常が発生したとき、安全を優先した状態に移行する設計です。入力ミスを検出して再入力を促すこととは異なります。
  • ウ:フェールソフト:故障が発生したとき、機能を縮小してでもシステムの運転を続ける設計です。
  • エ:フォールトトレラント:一部に故障が発生しても、予備系統などを活用してシステム全体の機能を維持する設計です。

よくある誤解

  • エラーを検出する設計なら、すべてフェールセーフだと思う
    何を目的にしているかで区別します。利用者の誤操作を防ぐのはフールプルーフ、故障時に安全な状態にするのはフェールセーフです。
  • 前提条件を文書に書けば、フールプルーフになると思う
    この問題では、条件を文書化するだけでなく、入力時にプログラムがチェックして再入力を促すことが重要です。
  • フェールソフトとフォールトトレラントを同じ意味だと思う
    フェールソフトは機能を縮小して継続し、フォールトトレラントは故障を許容しながら機能を維持します。

補足コラム

フールプルーフは、利用者に注意を求めるだけでなく、誤操作そのものが起きにくい仕組みを作る考え方です。例えば、数値しか入力できない欄を数字専用にしたり、削除操作の前に確認を表示したりする方法があります。

FAQ

Q. フールプルーフとフェールセーフは、どう区別すればよいですか?
A. フールプルーフは人の誤操作や誤入力への対策、フェールセーフは故障や異常が起きたときの安全確保への対策です。
Q. 入力チェックを行うだけで、必ずフールプルーフといえますか?
A. 入力チェックが利用者の誤りを防ぐ目的で設計されている場合、フールプルーフの考え方に当たります。用語の判断では、機能の名前ではなく設計の目的に注目します。

関連キーワード: フールプルーフ、フェールセーフ、フェールソフト、フォールトトレラント、入力チェック
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国ITクイズ機能

\ せっかくなら /

システム監査技術者を
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する→

すぐに利用可能!

©︎2026 情報処理技術者試験対策アプリ

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について