システム監査技術者 2017年 午前2 問18
問題文
サブネットマスクが255.255.252.0のとき、IPアドレス172.30.123.45のホストが属するサブネットワークのアドレスはどれか。
選択肢
ア:172.30.3.0
イ:172.30.120.0(正解)
ウ:172.30.123.0
エ:172.30.252.0
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サブネットワークアドレスの求め方【午前2解説】
正解の理由
サブネットマスク
255.255.252.0 は、プレフィックス長で表すと /22 です。第3オクテットのマスク値は 252 なので、サブネットは第3オクテットが 4ずつ区切られます。IPアドレスの第3オクテット
123 は、120~123 の範囲に含まれます。したがって、サブネットワークアドレスは第3オクテットを範囲の先頭である 120 にし、第4オクテットを 0 にした 172.30.120.0 です。よって、正しい選択肢は イ です。
解法ステップ
-
サブネットマスクの第3オクテットを確認します。
255.255.252.0の第3オクテットは252です。 -
第3オクテットの区切り幅を求めます。
なので、サブネットは第3オクテットが4ずつ増える範囲に分かれます。 -
第3オクテット
123が含まれる範囲を特定します。
120~123の範囲に含まれます。 -
範囲の先頭を使ってネットワークアドレスを求めます。
第3オクテットを120、ホスト部に当たる第4オクテットを0とするため、172.30.120.0です。
選択肢別の誤答解説
-
ア:172.30.3.0
第3オクテットが123のIPアドレスが属する範囲ではありません。 -
イ:172.30.120.0
123は第3オクテットが120~123の範囲に含まれるため、正しいサブネットワークアドレスです。 -
ウ:172.30.123.0
第3オクテットをそのまま使っています。これは/24のように第3オクテットまでがネットワーク部の場合の考え方であり、今回の/22では正しくありません。 -
エ:172.30.252.0
このアドレス自体は別のサブネットのネットワークアドレスですが、第3オクテット123を含む範囲ではありません。
よくある誤解
-
第3オクテットの値をそのままネットワークアドレスにする
マスクが255.255.255.0なら第3オクテットまでがネットワーク部ですが、今回は第3オクテットの一部がホスト部です。 -
マスクの値
252を区切り幅だと思う
区切り幅は256 - 252 = 4で求めます。 -
ネットワークアドレスの末尾だけを
0にすればよいと思う
第3オクテットもサブネットの区切りに合わせて調整する必要があります。
補足コラム
255.255.252.0 は、2進数では 11111111.11111111.11111100.00000000 です。先頭から22ビットがネットワーク部を表すため、/22 とも表記します。このサブネットでは、
172.30.120.0 から 172.30.123.255 までが同じネットワークに属します。FAQ
Q. 区切り幅はいつも第3オクテットで計算しますか?
A. サブネットマスクで区切りが生じているオクテットを使います。今回は第3オクテットが
A. サブネットマスクで区切りが生じているオクテットを使います。今回は第3オクテットが
252 なので、第3オクテットの区切り幅を計算します。Q.
A. 第4オクテットはホスト部に当たるため、サブネットワークアドレスを求めるときは
172.30.123.45 の第4オクテット 45 はなぜ使わないのですか?A. 第4オクテットはホスト部に当たるため、サブネットワークアドレスを求めるときは
0 にします。関連キーワード: サブネットマスク、サブネットワークアドレス、プレフィックス長、ネットワーク部、ホスト部

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