システム監査技術者 2023年 午前2 問02
問題文
“政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)標準監査手続”における“監査の対象となる期間”の記述のうち、適切なものはどれか。
選択肢
ア:監査の対象となる期間が1年を超える場合に限り、ISMAPクラウドサービスリストにおいて監査対象期間を公開しなければならない。
イ:監査の対象となる期間は最大1年である。(正解)
ウ:監査の対象となる期間を1年とする場合、ISMAPクラウドサービスリストにおいて監査対象期間は公開されない。
エ:監査の対象となる期間を1年より短くする場合には、1か月の最低運用期間を経る必要がある。
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ISMAP監査対象期間【午前2解説】
正解の理由
監査対象期間は、最大で1年です。そのため、監査対象期間が1年を超えることはできません。適切なのは、最大期間を正しく述べているイです。
監査対象期間は、監査で確認する期間を指します。ISMAPクラウドサービスリストに監査対象期間を掲載するかどうかを、「1年を超える場合」に限るものではありません。
解法ステップ
- 問われているのが「監査を実施する期間」だと確認します。
- 標準監査手続における監査対象期間の上限を確認します。
- 上限は1年なので、「最大1年」とするイを選びます。
- 1年を超える場合や、リストへの公開条件を独自に加えている選択肢は除外します。
選択肢別の誤答解説
- ア:誤りです。監査対象期間の上限は1年であり、1年を超える監査対象期間を前提とした説明は適切ではありません。また、リストでの公開を「1年を超える場合に限る」とするものでもありません。
- イ:適切です。監査対象期間の上限は1年です。
- ウ:誤りです。監査対象期間が1年であることを理由に、ISMAPクラウドサービスリストでの公開がなくなるわけではありません。
- エ:誤りです。1年より短い期間の場合の条件を「1か月の最低運用期間」とする説明は適切ではありません。監査対象期間の上限を問う設問では、まず「最大1年」という規定を押さえます。
よくある誤解
- 監査対象期間とサービスの運用期間を混同する
監査対象期間は、監査で確認する範囲の期間です。サービスが提供されている期間そのものとは異なります。 - 短い監査対象期間にも、上限と同じ考え方を当てはめる
「最大1年」は上限の規定です。短い期間に関する条件とは分けて考えます。 - 公開条件を選択肢の文言だけで判断する
「1年を超えた場合だけ公開」などの条件が制度上定められているか、監査対象期間の上限と照らして確認します。
補足コラム
監査対象期間は、監査結果をどの期間について評価したものかを明らかにするための情報です。問題文に「期間」と「公開」の両方が出てきたときは、まず期間の上限を確認し、そのうえで公開条件が別途定められているかを整理すると、選択肢を見分けやすくなります。
FAQ
Q. 監査対象期間が1年なら、監査対象期間は公開されないのですか?
A. いいえ。1年であることを理由に、公開されないと判断するのは誤りです。
A. いいえ。1年であることを理由に、公開されないと判断するのは誤りです。
Q. 監査対象期間が1年を超えることはありますか?
A. 標準監査手続における監査対象期間の上限は1年です。
A. 標準監査手続における監査対象期間の上限は1年です。
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