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システム監査技術者 2023年 午前2 問22


問題文

スイッチングハブ同士を接続する際に、複数のポートを束ねて一つの論理ポートとして扱う技術はどれか。

選択肢

ア:MIME
イ:MIMO
ウ:マルチパート
エ:リンクアグリゲーション(正解)

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リンクアグリゲーション【午前2解説】

正解の理由

複数の物理ポートを束ね、上位の機器からは一つの論理ポートのように扱う技術がリンクアグリゲーションです。設問の説明に合致するのはエです。
複数のリンクに通信を分散することで、帯域幅を有効に利用できます。また、一部のリンクに障害が発生しても、残りのリンクで通信を継続できるため、可用性の向上にも役立ちます。

解法ステップ

  1. 「複数のポートを束ねる」という説明に注目します。
  2. 通信経路を複数まとめて一つの論理的な接続として扱う技術を選びます。
  3. その技術がリンクアグリゲーションであることから、エを選びます。

選択肢別の誤答解説

  • ア:MIME
    電子メールなどで、テキスト以外のデータや複数のデータ形式を扱うための規格です。ネットワークポートを束ねる技術ではありません。
  • イ:MIMO
    無線通信で複数のアンテナを使い、通信性能を向上させる技術です。スイッチのポートを束ねる技術ではありません。
  • ウ:マルチパート
    複数の部分から構成されるデータや、その形式を指します。MIMEメールの本文や添付ファイルなどで使われますが、物理ポートの集約ではありません。
  • エ:リンクアグリゲーション
    複数の物理リンクをまとめて、一つの論理リンクとして扱う技術です。設問の説明に一致します。

よくある誤解

  • 帯域幅が必ず単純に倍になるとは限りません。
    通信の分散方法や装置の仕様によって、実際の通信速度は異なります。また、特定の一つの通信が必ずすべてのリンクを同時に使うわけではありません。
  • スイッチにつなぐだけで自動的に利用できるとは限りません。
    接続する機器の対応状況や設定をそろえる必要があります。
  • 帯域幅の向上だけが目的ではありません。
    リンクの冗長化による障害への強さも、重要な利点です。

補足コラム

リンクアグリゲーションの設定や制御には、LACP(Link Aggregation Control Protocol)が使われることがあります。複数のリンクをまとめることで、通信を分散しながら、リンク障害時には正常なリンクを使って通信を継続できます。

FAQ

Q. 束ねるポートは、異なる速度でもよいですか?
A. 一般に、同じリンクアグリゲーショングループに属するポートは、速度や通信方式などの条件をそろえる必要があります。具体的な条件は機器の仕様を確認してください。
Q. リンクが一本故障すると、通信は停止しますか?
A. 残りのリンクが正常で、適切に設定されていれば、通信を継続できる場合があります。ただし、利用可能な帯域幅は低下します。

関連キーワード: リンクアグリゲーション、LACP、スイッチングハブ、帯域幅、冗長化
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