戦国登販登録販売者試験 過去問
過去問・解説試験概要お問い合わせ料金プラン

登録販売者 2019年 奈良・関西広域連合・福井 問65


問題文

腎臓に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 食品から摂取あるいは体内で生合成されたビタミンDは、腎臓で活性型ビタミンDに転換されて、骨の形成や維持の作用を発揮する。 b 心臓から拍出される血液の50~70%が腎臓に流れ込んでいる。 c 尿細管では水分と電解質のみが再吸収される。 d 腎臓には内分泌腺としての機能があり、骨髄における赤血球の産生を促進するホルモンを分泌する。

選択肢

1:a:正、b:正、c:誤、d:誤
2:a:正、b:誤、c:正、d:誤
3:a:正、b:誤、c:誤、d:正(正解)
4:a:誤、b:正、c:誤、d:正
5:a:誤、b:誤、c:正、d:正

🔒 解説は解答すると表示されます

腎臓の働き【登録販売者解説】

正解の理由

腎臓の主な働きは、血液を濾過(ろか)して尿を作ること、赤血球の産生を促すホルモンを分泌すること、ビタミンDを活性型にすることです。
正しい組合せは3です。aは正、bは誤、cは誤、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「人体の働きと医薬品」の腎臓の働きです。

解法ステップ

  1. aは「ビタミンDが腎臓で活性型になる」という部分に注目します。これは腎臓の働きとして正しい記述です。
  2. bの「50~70%」を確認します。腎臓に流れる血液は、心臓から拍出される血液の1/5~1/4です。
  3. cの「水分と電解質のみ」に注目します。尿細管では、ブドウ糖やアミノ酸などの栄養分も再吸収されます。
  4. dは「骨髄での赤血球産生を促進するホルモン」に注目します。腎臓が分泌する働きとして正しいため、正・誤の組合せが一致するものを選びます。

選択肢別の誤答解説

  • a 正しい記述です。
    食品から摂取したビタミンDや、体内で作られたビタミンDは、腎臓で活性型に転換されます。活性型ビタミンDは、骨の形成や維持に働きます。
  • b 誤りです。
    × 心臓から拍出される血液の「50~70%」→ ○「1/5~1/4」
    腎臓には、心臓から拍出される血液の1/5~1/4が流れています。「50~70%」と割合を大きくしているのが誤りです。
  • c 誤りです。
    ×「水分と電解質のみ」→ ○「ブドウ糖やアミノ酸等の栄養分、水分、電解質」
    尿細管では、原尿から血液の維持に必要な水分や電解質だけでなく、ブドウ糖やアミノ酸などの栄養分も再吸収されます。「のみ」という限定が誤りです。
  • d 正しい記述です。
    腎臓には内分泌腺(ホルモンを分泌する器官)としての働きもあります。骨髄(こつずい)で赤血球が作られるのを促進するホルモンを分泌します。
組合せの確認
  • 1は「a正・b正・c誤・d誤」です。bとdが正しい正誤と異なります。
  • 2は「a正・b誤・c正・d誤」です。cとdが正しい正誤と異なります。
  • 4は「a誤・b正・c誤・d正」です。aとbが正しい正誤と異なります。
  • 5は「a誤・b誤・c正・d正」です。aとcが正しい正誤と異なります。
  • 3は「a正・b誤・c誤・d正」で、4つの記述の正誤が一致します。

よくある誤解

  • 「水分と電解質のみ」のような限定表現を見落とすこと
    尿細管では、ブドウ糖やアミノ酸なども再吸収されます。「のみ」は誤りを作るための書き換えです。
  • 割合の数字を大まかに覚えること
    腎臓に流れる血液の割合は1/5~1/4です。「50~70%」のように、割合を入れ替えた記述に注意しましょう。
  • 赤血球を作る場所と、産生を促す働きを混同すること
    dは「腎臓が赤血球を作る」ではなく、「腎臓が骨髄での赤血球産生を促進するホルモンを分泌する」という内容です。

補足コラム

腎臓は尿を作るだけでなく、水分や電解質の排出を調節し、血液の量や組成を保つ働きもあります。こうした調節は、血圧を一定の範囲内に保つことにも関係します。

FAQ

Q. 腎臓で再吸収されなかったものはどうなりますか?
A. 老廃物や余分な水分、電解質などは濃縮され、最終的に尿となります。
Q. 腎臓が赤血球を作っているのですか?
A. 赤血球の産生場所は骨髄です。腎臓は、骨髄での赤血球産生を促進するホルモンを分泌します。

関連キーワード: 腎臓、尿細管、活性型ビタミンD、再吸収、赤血球産生促進ホルモン
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国登販クイズ機能

\ せっかくなら /

登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する→

すぐに利用可能!

©︎2026 登録販売者試験 過去問学習サイト

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について