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登録販売者試験 過去問・解説一覧
年度・ブロック別の登録販売者試験過去問題集
登録販売者試験の過去問演習について
本ページでは登録販売者試験の過去問を年度・ブロック別に計1,679問収録しています。登録販売者試験は過去問演習が合格への最短ルートです。年度別・ブロック別の問題リストから自由に問題を選び、解答・解説を確認できます。
スマートフォンにも最適化されているため、通勤・通学などのスキマ時間学習にも活用してください。登録販売者試験の試験概要・出題形式・難易度・合格率の推移は、このページ下部にまとめて掲載しています。
※試験日・受験手数料・章ごとの合格基準は都道府県ごとに公告されます。受験する都道府県の試験案内と、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」の最新版もあわせて確認してください。合格率は厚生労働省「登録販売者試験実施状況」の公表値です。
登録販売者試験とは(試験概要)
登録販売者は、一般用医薬品(市販薬)のうち第二類・第三類医薬品を販売できる資格です。ドラッグストアや薬局などで、医薬品の情報提供や購入者からの相談対応を担います。
資格を得るには、都道府県知事が行う登録販売者試験に合格し、医薬品を販売する店舗がある都道府県で販売従事登録を受けます。
2015年度(平成27年度)から学歴・実務経験の受験要件がなくなり、誰でも受験できます。合格は全国で有効で、受験した都道府県以外でも登録できます。
試験の基本情報
- 実施:都道府県(少なくとも年1回)。近隣の都道府県がブロックを作り、同じブロックは共通の問題で同じ日に実施
- 受験資格:なし(年齢・学歴・実務経験を問わない)
- 出題形式:筆記試験(マークシート)。全120問・240分。多くの都道府県で午前・午後の2部(各60問・各120分)
- 出題範囲:厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」の5章
- 合格基準:全体で7割以上正解し、かつ章ごとに都道府県が定める割合(35%または40%)以上正解
- 試験日:例年8月下旬〜12月。ブロックごとに日が異なる
出題範囲(手引きの5章)と試験時間
試験問題は、厚生労働省が公表する「試験問題の作成に関する手引き」から出題されます。章ごとの出題数と試験時間の配分は、厚生労働省の「登録販売者試験実施要領」で全国共通に決められています。
| 章 | 内容 | 出題数 | 時間の配分 |
|---|---|---|---|
| 第1章 | 医薬品に共通する特性と基本的な知識 | 20問 | 40分 |
| 第2章 | 人体の働きと医薬品 | 20問 | 40分 |
| 第3章 | 主な医薬品とその作用 | 40問 | 80分 |
| 第4章 | 薬事関係法規・制度 | 20問 | 40分 |
| 第5章 | 医薬品の適正使用・安全対策 | 20問 | 40分 |
| 合計 | 120問 | 240分 |
手引きは原則として毎年改訂され、令和N年度の試験は、その年の4月に公表された版がもとになります。ただし、都道府県が試験を公告した後に手引きが改訂された場合、改訂された部分からは出題されません。古い年度の過去問を解くときは、現在の手引きと記載が変わっていないかに注意してください。
午前・午後の章の並びはブロックで違う
どの章を午前・午後(前半・後半)に置くかはブロックごとに決まっています。令和7年度の例は次のとおりです。
| ブロック | 午前(前半・60問) | 午後(後半・60問) |
|---|---|---|
| 北海道・東北 | 第1章 → 第3章 | 第2章 → 第4章 → 第5章 |
| 北関東・甲信越 | 第4章 → 第1章 → 第2章 | 第3章 → 第5章 |
| 南関東 | 第1章 → 第2章 → 第4章 | 第3章 → 第5章 |
| 北陸・東海 | 第1章 → 第3章 | 第2章 → 第4章 → 第5章 |
| 奈良・関西広域連合・福井 | 第1章 → 第3章 | 第2章 → 第4章 → 第5章 |
| 中国・四国 | 第1章 → 第2章 → 第4章 | 第3章 → 第5章 |
| 九州・沖縄 | 第1章 → 第2章 → 第5章 | 第3章 → 第4章 |
各都道府県が公表した令和7年度の試験問題で確認しました(北海道・東北、関西、中国・四国は本サイト掲載の問題、北関東・甲信越は長野県、南関東は埼玉県・東京都、北陸・東海は静岡県、九州・沖縄は福岡県)。
最も問題数の多い第3章が午前にあるか午後にあるかで、時間配分の感覚が変わります。北関東・甲信越は法規(第4章)から始まり、九州・沖縄は法規が最後です。
長野県・静岡県などは「前半・後半」と呼び、長野県の前半は12時30分からなど、時間帯も都道府県で異なります。並びが年度で変わることもあるため、受験する都道府県の試験案内と過去の試験問題で確かめ、本番と同じ並びで過去問を解いて慣れておくと安心です。
章ごとの出題内容と対策
各章で何が問われるかは、手引き(令和8年4月版)の各章の冒頭にある「問題作成のポイント」と目次をもとにまとめています。よく出るテーマは、本サイトに掲載している令和4〜8年度・14試験回の問題を手引きの項目に当てはめて数えた目安です。見出しの章名は試験実施要領の試験項目の名前で、手引きの令和8年4月版では第4章が「薬事に関する法規と制度」、第5章が「医薬品の適正使用と安全対策」になっています。
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識(20問)
医薬品の本質と、効き目や安全性に影響を与える要因、受診を勧めるべき場面、薬害の歴史が問われます。
出題のおよそ半分は、副作用・相互作用・小児や高齢者、妊婦への配慮・プラセボ効果・品質といった「効き目や安全性に影響を与える要因」です。
薬害の訴訟もほぼ毎回出ており、サリドマイド訴訟は14回すべて、スモン訴訟とHIV訴訟は13回で出題されました(ほかにCJD訴訟)。訴訟ごとに、原因となった医薬品・被害・その後にできた制度を組にして覚えるのが近道です。
例:令和7年度 北海道・東北 問17(サリドマイド訴訟)
第2章 人体の働きと医薬品(20問)
体の構造と働き、薬が体内で働く仕組み、副作用の症状が問われます。
出題のおよそ半分は消化器・呼吸器・循環器・泌尿器・感覚器・皮膚・神経などの「人体の構造と働き」、およそ3分の1は偽アルドステロン症・肝機能障害・重篤な皮膚粘膜障害などの「症状からみた主な副作用」です。
器官ごとに「どこにあり、何をするか」を図で押さえ、副作用は初期症状と原因になりやすい成分を組で覚えると、第3章・第5章の理解にもつながります。
例:令和7年度 北海道・東北 問75(偽アルドステロン症)
第3章 主な医薬品とその作用(40問)
一般用医薬品の主な有効成分について、効能効果、飲み合わせや年齢・基礎疾患などの影響、起こり得る副作用が問われます。手引きは薬効群ごとに16項目に分かれ、最も出題が多いのは、かぜ薬・解熱鎮痛薬・眠気を促す薬や防ぐ薬・乗物酔い防止薬を含む「精神神経に作用する薬」で、胃腸薬が続きます。
漢方処方製剤は独立した項目のほか、かぜ薬・婦人薬などの各薬効群の中でも問われ、第3章で漢方処方製剤に触れる問題は1回あたり3〜10問ありました。
成分ごとに「分類・作用・主な副作用・してはいけないこと・相談すること」を表にまとめ、漢方処方製剤は「体力の目安」と「向いている症状」の組で覚えます。
例:令和7年度 奈良・関西広域連合・福井 問22(かぜに用いる漢方処方製剤)
第4章 薬事関係法規・制度(20問)
一般用医薬品の販売に関わる法令と制度が問われます。手引きは条文を出題の根拠とし、設問からあいまいさを排除することを求めているため、規定の細部(誰が・何を・いつまでに)が正誤の分かれ目になります。
出題のおよそ7割は、医薬品の定義やリスク区分・容器や外箱の表示・医薬部外品や保健機能食品などの「医薬品の分類・取扱い」と、薬局・店舗販売業・配置販売業の許可や情報提供・陳列などの「販売業の許可」です。
令和8年4月版の手引きでは、令和7年の医薬品医療機器等法の改正にあわせて「指定濫用防止医薬品」などが追記され、令和8年度の試験ですでに出題されています。この章は法改正の影響を受けやすいので、受験する年度の手引きで最新の規定を確かめてください。
例:令和8年度 北海道・東北 問86(指定濫用防止医薬品)
第5章 医薬品の適正使用・安全対策(20問)
添付文書と製品表示の読み方、副作用の報告制度、医薬品副作用被害救済制度が問われます。
出題のおよそ3分の2は、添付文書の「してはいけないこと」「相談すること」や緊急安全性情報などの「医薬品の適正使用情報」です。「してはいけないこと」「相談すること」に触れる問題は毎回3〜7問あり、成分や基礎疾患との組み合わせを問う形が目立ちます。手引きの第5章別表(主な使用上の注意の記載とその対象成分)が対策の材料になります。
救済制度(給付の種類・請求の期限・対象外の医薬品)に触れる問題は毎回2〜4問あり、アンプル入りかぜ薬や小柴胡湯による間質性肺炎など、過去の安全対策の事例も問われます。
例:令和7年度 奈良・関西広域連合・福井 問117(基礎疾患と「相談すること」)
合格基準(7割+章ごとの足切り)
厚生労働省の実施要領では、合格基準を「総出題数に対して7割程度の正答で、かつ試験項目(章)ごとに都道府県知事が定める一定割合以上の正答」としています。実際の試験では次の2つを両方満たすと合格です。
- 全体で7割以上正解(120問中84問以上)
- 各章で、都道府県が定める割合以上を正解
章ごとの割合は35%の都道府県が多く、40%としている県もあります(例:山口県は40%)。同じブロックで問題が共通でも、合格基準は都道府県ごとに決まります。
| 章の問題数 | 35%の場合 | 40%の場合 |
|---|---|---|
| 20問の章(第1・2・4・5章) | 7問以上 | 8問以上 |
| 40問の章(第3章) | 14問以上 | 16問以上 |
足切りがあるため、得意な章だけで点を稼ぐことはできません。苦手な章を作らず、全章で足切りを確実に超えたうえで、問題数の多い第3章で点を積み上げるのが基本です。
合格率の推移(全国)
厚生労働省「登録販売者試験実施状況」の公表値です。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和7年度(2025年度) | 58,996人 | 24,004人 | 40.7% |
| 令和6年度(2024年度) | 54,526人 | 25,459人 | 46.7% |
| 令和5年度(2023年度) | 52,214人 | 22,814人 | 43.7% |
| 令和4年度(2022年度) | 55,606人 | 24,707人 | 44.4% |
| 令和3年度(2021年度) | 61,070人 | 30,082人 | 49.3% |
| 令和2年度(2020年度) | 52,959人 | 21,953人 | 41.5% |
| 令和元年度(2019年度) | 65,288人 | 28,328人 | 43.4% |
全国の合格率は40〜50%で推移しています。ただし受験者数・合格者数は延べ人数で、同じ人が複数の都道府県の試験を受けている場合があります。
都道府県による差は大きく、令和7年度は最も高い北海道で54.8%、最も低い沖縄県で23.2%でした。同じブロックの都道府県は同じ問題で受験するため、ブロックごとの問題の難しさが合格率の差に表れやすい試験です。
ブロックと都道府県
| ブロック | 都道府県 | 令和7年度の合格率 |
|---|---|---|
| 北海道・東北 | 北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島 | 47.6% |
| 北関東・甲信越 | 茨城・栃木・群馬・新潟・山梨・長野 | 49.1% |
| 南関東 | 埼玉・千葉・東京・神奈川 | 38.7% |
| 北陸・東海 | 富山・石川・岐阜・静岡・愛知・三重 | 50.7% |
| 奈良・関西広域連合・福井 | 滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・徳島・福井 | 38.5% |
| 中国・四国 | 鳥取・島根・岡山・広島・山口・香川・愛媛・高知 | 38.6% |
| 九州・沖縄 | 福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 | 27.2% |
合格率は、厚生労働省「令和7年度登録販売者試験実施状況」の都道府県別の数値をブロックごとに合計して計算しました。奈良県・徳島県は関西広域連合の試験として実施されています。ブロックの組み合わせは年度によって変わることがあるため、受験する年度の試験案内で確認してください。
試験日はブロックごとに異なり、令和7年度は奈良・関西広域連合・福井が8月23日、北海道・東北が8月27日、中国・四国が10月21日、九州・沖縄が12月21日でした。受験手数料も都道府県ごとに決まり、令和7年度は関西広域連合が1万2,800円、北海道が1万8,200円など、都道府県によって異なりました。
過去問の解き方(このサイトの使い方)
どのブロックも同じ手引き・同じ5章構成で作られているため、受験するブロック以外の過去問も対策に使えます。本サイトでは、公開ライセンスのもとで利用できる3ブロックの過去問を、全問に解説を付けて掲載しています。
- クイズで解く:戦国登販のトップでブロックを選ぶと、そのブロックの試験回からクイズ形式で出題します。章(手引きの5章)を指定して解くこともできます
- 1問ずつ解説を読む:このページ上部の「過去問・解説」から、年度・ブロック別に問題を開けます。例:令和6年度 北海道・東北 問1、令和6年度 奈良・関西広域連合・福井 問1、令和6年度 中国・四国 問1
- 解説の作り方:解説は手引きの該当箇所を根拠にAIが作成し、照合と監査を経て掲載しています。詳しくは解説の作り方・運営者についてをご覧ください
合格後の流れ
合格後、医薬品を販売する店舗で働くには、店舗がある都道府県で販売従事登録を受けます。
登録販売者が店舗管理者(第二類・第三類医薬品を販売する店舗の管理者)になるには、過去5年間に薬局・店舗などで登録販売者として業務に従事した期間が通算2年以上あることなどが必要です。2023年(令和5年)4月からは、従事期間が通算1年以上でも、毎年の研修に加えて店舗の管理と法令遵守に関する追加の研修を修了すれば、管理者になれるようになりました。要件の細部は都道府県の案内で確認してください。
よくある質問
受験するブロック以外の過去問を解いても意味はありますか?
あります。どのブロックも同じ手引き・同じ章立て・同じ出題数で作られ、問われる知識は共通です。受験するブロックの過去問で問題の癖と章の並びに慣れたうえで、ほかのブロックの問題で演習量を増やすのが効率的です。
何割取れば合格できますか?
全体で7割(120問中84問)以上で、かつ各章で35%(県によっては40%)以上です。全体が7割を超えていても、1つの章が足切りを下回ると不合格になります。
古い年度の過去問はそのまま使えますか?
使えますが、手引きは毎年改訂されるため、法令(第4章)や安全対策(第5章)、成分の扱い(第3章)は、現在の手引きと記載が変わっていることがあります。解説で根拠にしている手引きの版を確かめ、受験する年度の手引きで最終確認してください。
試験はいつ、どこで申し込みますか?
試験日・申込期間・受験手数料は都道府県ごとに公告されます。申込期間は試験日の2〜4か月前に2週間ほど設けられることが多いため、受験する都道府県の薬務担当課のページで早めに確認してください。
関連情報
- 厚生労働省「医薬品の販売制度」(登録販売者制度・登録販売者試験実施要領・登録販売者試験実施状況)
- 厚生労働省「登録販売者試験問題の作成に関する手引き」(最新版)