戦国登販登録販売者試験 過去問
過去問・解説試験概要お問い合わせ料金プラン

登録販売者 2025年 中国・四国 問30


問題文

外皮系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 角質層は、細胞膜が丈夫な線維性のタンパク質(フィブリン)でできた板状の角質細胞と、セラミド(リン脂質の一種)を主成分とする細胞間脂質で構成されている。 b メラニン色素は、表皮の最上層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。 c 皮下脂肪層は、外気の熱や寒さから体を守るとともに、衝撃から体を保護するほか、脂質としてエネルギー源を蓄える機能がある。 d 汗腺には、腋窩(わきのした)などの毛根部に分布するアポクリン腺(体臭腺)と、手のひらなど毛根がないところも含め全身に分布するエクリン腺の二種類がある。

選択肢

1:a:誤、b:正、c:誤、d:正
2:a:誤、b:誤、c:正、d:正(正解)
3:a:正、b:誤、c:誤、d:正
4:a:正、b:誤、c:誤、d:誤
5:a:誤、b:正、c:正、d:誤

🔒 解説は解答すると表示されます

皮膚の構造と付属器【登録販売者解説】

正解の理由

角質細胞のタンパク質はケラチン、メラニン産生細胞は表皮の最下層にあります。
正しい組合せは2です。a・bは誤り、c・dは正しいです。根拠は第2章「人体の働きと医薬品」の皮膚の構造・皮膚付属器です。『試験問題の作成に関する手引き(令和7年4月一部改訂)』では、角質層やメラニン、皮下脂肪層、汗腺の分布が説明されています。

解法ステップ

  1. aでは、角質細胞をつくるタンパク質名に注目します。「フィブリン」が正しい語かどうかを確認します。
  2. bでは、メラニン産生細胞の位置を確認します。「表皮の最上層」という位置の表現が手がかりです。
  3. cは皮下脂肪層の働き、dは汗腺の種類と分布を確認します。これらが合っていれば、選択肢の組合せを絞れます。

選択肢別の誤答解説

記述a

×(フィブリン)→ ○(ケラチン)
角質層は、ケラチンという線維性のタンパク質でできた板状の角質細胞と、セラミドを主成分とする細胞間脂質で構成されます。フィブリンは、血液を凝固させる過程でできる線維状のタンパク質です。

記述b

×(表皮の最上層)→ ○(表皮の最下層)
メラニン色素は、表皮の最下層にあるメラノサイトで産生されます。紫外線から皮膚組織を守る働きがある、という後半部分は正しい内容です。

記述c

正しい記述です。皮下脂肪層は、外気の熱や寒さから体を守り、衝撃から体を保護します。また、脂質としてエネルギー源を蓄えます。

記述d

正しい記述です。汗腺には、腋窩(えきか・わきのした)などの毛根部に分布するアポクリン腺と、手のひらなど毛根がないところも含めて全身に分布するエクリン腺があります。

組合せの照合

  • 1は、a・dの判定は合っていますが、bを正、cを誤としている点が違います。
  • 3は、b・dの判定は合っていますが、aを正、cを誤としている点が違います。
  • 4は、bの判定は合っていますが、a・c・dの判定が違います。
  • 5は、a・cの判定は合っていますが、bを正、dを誤としている点が違います。

よくある誤解

  • 「フィブリン」と「ケラチン」は、どちらも線維状のタンパク質なので混同しやすい語です。フィブリンは血液凝固、ケラチンは角質層と結びつけて覚えましょう。
  • メラノサイトの位置を「最上層」と入れ替えるひっかけに注意します。手引きでは「表皮の最下層」です。
  • a・bに誤りがあるため、c・dまで誤りだと思い込まないようにしましょう。各記述を独立して判定します。

補足コラム

皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の三層構造です。表皮の最も外側にある角質層は、皮膚のバリア機能を担います。皮下脂肪層は、保温・衝撃からの保護・エネルギーの貯蔵という三つの働きで整理できます。

FAQ

Q. 汗腺について、汗の分泌に関する働きも覚える必要がありますか?
A. 手引きでは、汗はエクリン腺から分泌され、体温調節のための発汗は全身の皮膚に生じると説明されています。腺の種類や分布とあわせて確認しましょう。

関連キーワード: 角質層、ケラチン、メラノサイト、皮下脂肪層、アポクリン腺、エクリン腺
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国登販クイズ機能

\ せっかくなら /

登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する→

すぐに利用可能!

©︎2026 登録販売者試験 過去問学習サイト

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について