戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2023年 奈良・関西広域連合・福井 問18


問題文

厚生省(当時)は、悲惨な被害を再び発生させることのないように、その決意を銘記した「誓いの碑」を建立した。この「誓いの碑」の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せを一つ選べ。
「誓いの碑」には、 「命の尊さを心に刻みサリドマイド、スモン、( a )のような( b )による悲惨な被害を再び発生させることのないよう( c )の確保に最善の努力を重ねていくことをここに銘記する 千数百名もの感染者を出した『( d )』事件 このような事件の発生を反省しこの碑を建立した 平成11年8月 厚生省」 と刻まれている。 HIV:ヒト免疫不全ウイルス O157:腸管出血性大腸菌O157

選択肢

1:O157感染、医薬品、医薬品の安全性・有効性、薬害肝炎
2:O157感染、毒物及び劇物、医療の安全、薬害肝炎
3:HIV感染、医薬品、医薬品の安全性・有効性、薬害エイズ(正解)
4:HIV感染、医薬品、医療の安全、薬害肝炎
5:HIV感染、毒物及び劇物、医薬品の安全性・有効性、薬害エイズ

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誓いの碑の記載内容【登録販売者解説】

正解の理由

ひと言まとめ:碑に刻まれた被害はHIV感染、原因は医薬品、再発防止の対象は医薬品の安全性・有効性、事件名は薬害エイズです。
3は、(a)HIV感染、(b)医薬品、(c)医薬品の安全性・有効性、(d)薬害エイズの組合せです。4つの空欄すべてが碑の記載と一致します。
根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」の第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の「医薬品による副作用等にかかる主な訴訟」です。血液凝固因子製剤の投与によるHIV感染被害を反省し、医薬品の安全性・有効性の確保に努める決意が記されています。

解法ステップ

  1. 「サリドマイド、スモン」に続く被害の例として、碑に書かれている「HIV感染」を見つけます。
  2. 「〜による悲惨な被害」は「医薬品による」とつながります。毒物及び劇物ではありません。
  3. 再発防止の対象は、碑の文言どおり「医薬品の安全性・有効性の確保」です。
  4. 「千数百名もの感染者を出した事件」の名称は「薬害エイズ」です。この4点がそろう組合せを選びます。

選択肢別の誤答解説

(a)HIV感染

  • ×(O157感染)→ ○(HIV感染)
  • 選択肢1・2は、O157感染としている点が誤りです。碑では、サリドマイド、スモンと並べてHIV感染を挙げています。

(b)医薬品

  • ×(毒物及び劇物)→ ○(医薬品)
  • 選択肢2・5は、被害の原因を毒物及び劇物としています。しかし碑が示しているのは、医薬品による被害です。

(c)医薬品の安全性・有効性

  • ×(医療の安全)→ ○(医薬品の安全性・有効性)
  • 選択肢2・4の「医療の安全」は、碑の文言と異なります。ここでは、医薬品そのものの安全性と有効性を確保する決意が述べられています。

(d)薬害エイズ

  • ×(薬害肝炎)→ ○(薬害エイズ)
  • 選択肢1・2・4は、事件名を薬害肝炎としている点が誤りです。碑に刻まれているのは、HIV感染被害を指す「薬害エイズ」事件です。

よくある誤解

  • 感染症の名前を入れ替える誤りです。O157感染も感染による被害ですが、この碑の記載はHIV感染です。
  • 「医薬品」と「毒物及び劇物」を同じものとして扱う誤りに注意します。碑は、医薬品による被害の再発防止を述べています。
  • 薬害エイズと薬害肝炎を取り違える誤りがあります。碑の引用にある事件名は「薬害エイズ」です。

補足コラム

「薬害エイズ」は、HIVが混入した血液凝固因子製剤の投与によってHIVに感染した被害を指します。一方、C型肝炎ウイルスの感染被害は、手引きでは「C型肝炎訴訟」として扱われています。事件名と原因となった医薬品・感染を結びつけて覚えると、組合せ問題で取り違えにくくなります。

FAQ

Q. O157感染は、この碑の引用に出てくる被害ですか?
A. いいえ。この引用でサリドマイド、スモンと並んでいるのはHIV感染です。
Q. 碑が建立されたのはいつですか?
A. 碑の記載では「平成11年8月」です。

関連キーワード: 誓いの碑、薬害エイズ、HIV感染、医薬品の安全性・有効性、血液凝固因子製剤、薬害肝炎
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