登録販売者 2023年 奈良・関西広域連合・福井 問17
問題文
医薬品の販売等に従事する専門家が、一般用医薬品の購入者から確認しておきたい基本的なポイント(事項)としての正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 何のためにその医薬品を購入しようとしているか(購入者等のニーズ、購入の動機)。
b その医薬品を使用する人が医療機関で治療を受けていないか。
c その医薬品を使用する人がアレルギーや医薬品による副作用等の経験があるか。
d その医薬品がすぐに使用される状況にあるか(その医薬品によって対処しようとする症状等が現にあるか)。
選択肢
1:a:正、b:正、c:正、d:誤
2:a:正、b:正、c:誤、d:正
3:a:正、b:誤、c:正、d:正
4:a:誤、b:正、c:正、d:正
5:a:正、b:正、c:正、d:正(正解)
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購入者から確認する基本事項【登録販売者解説】
正解の理由
購入者のニーズ・治療状況・アレルギー歴・症状の有無は、医薬品を適正に使うために把握したい基本事項です。
正しい組合せは5で、a〜dはすべて正しいです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章の「購入者等の状況把握」です。
正しい組合せは5で、a〜dはすべて正しいです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章の「購入者等の状況把握」です。
解法ステップ
- aの「何のために購入するか」は、購入者のニーズや購入の動機を知る質問です。まず、医薬品を選ぶ目的を把握する点を確認します。
- bの「医療機関で治療を受けていないか」とcの「アレルギーや副作用の経験があるか」は、使用する人の状態や過去の経験を知るための事項です。
- dの「すぐに使用する状況か」は、症状が現にあるかを確かめる事項です。一般用医薬品は常備薬として購入されることもあるため、症状がないときの購入もあり得ます。
- a〜dのいずれも確認したい事項なので、すべて正とする組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
-
a 正しい
何を期待して購入するのか、どのような目的で使おうとしているのかを把握することは、購入者に合った情報提供につながります。選択肢4はaを誤としているため、誤りです。 -
b 正しい
使用する人が医療機関で治療を受けているかは、一般用医薬品の使用によって症状が悪化したり、治療が妨げられたりする可能性を考えるために確認したい事項です。選択肢3はbを誤としているため、誤りです。 -
c 正しい
アレルギーや医薬品による副作用の経験は、使用する医薬品を慎重に判断する手がかりになります。選択肢2はcを誤としているため、誤りです。 -
d 正しい
症状が現にあるか、医薬品をすぐに使う状況かを把握することも大切です。ただし、一般用医薬品は家庭の常備薬として購入されることもあります。選択肢1はdを誤としているため、誤りです。
よくある誤解
- 「すぐに使う状況か」は、購入時に必ず症状があるという意味ではありません。 常備薬として購入する場合もあるため、症状の有無を確認することがポイントです。
- 確認したい事項と、必ず確認しなければならない事項を同じものと考えないようにしましょう。 手引きでは、医薬品の分類に応じて確認の義務や努力義務が定められている事項もあります。一方、症状の有無などは、専門家が把握に努めることが望ましい事項として示されています。
- 「治療中かどうか」だけで確認を終えないようにしましょう。 購入の目的や過去のアレルギー・副作用の経験も、それぞれ別の確認事項です。
補足コラム
一般用医薬品の購入時には、使用する人が購入者本人とは限りません。家族など、実際に使用する人について確認することも大切です。また、医療機関で治療を受けている人では、一般用医薬品の使用が治療に影響する場合もあるため、専門家は購入者等から状況を聞き取り、適切な情報提供につなげます。
FAQ
Q. 購入者が買う医薬品をすでに決めている場合も、確認は必要ですか?
A. はい。購入する製品が決まっていても、使用する人や購入の目的などを把握することは、適正な使用のために役立ちます。
A. はい。購入する製品が決まっていても、使用する人や購入の目的などを把握することは、適正な使用のために役立ちます。
Q. 症状がないのに一般用医薬品を買うことはありますか?
A. あります。家庭に備えておく常備薬として購入することもあるため、「症状がないから確認事項ではない」と判断しないようにしましょう。
A. あります。家庭に備えておく常備薬として購入することもあるため、「症状がないから確認事項ではない」と判断しないようにしましょう。
関連キーワード: 購入者のニーズ、使用者の状況把握、医療機関での治療、アレルギー歴、常備薬

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