登録販売者 2025年 奈良・関西広域連合・福井 問65
問題文
脾臓及びリンパ系に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 脾臓は、胃の後方の右下腹部に位置する。
b 脾臓は、古くなった赤血球を濾し取って処理したり、血流中の細菌やウイルス等の異物に対する免疫応答に関与する。
c リンパ管には逆流防止のための弁がある。
d リンパ管は互いに合流して次第に太くなり、最終的に門脈に合流する。
選択肢
1:a:正、b:正、c:誤、d:誤
2:a:誤、b:正、c:正、d:誤(正解)
3:a:誤、b:誤、c:正、d:正
4:a:誤、b:誤、c:誤、d:正
5:a:正、b:誤、c:誤、d:誤
🔒 解説は解答すると表示されます
脾臓とリンパ系【登録販売者解説】
正解の理由
脾臓は赤血球の処理と免疫、リンパ管は弁で逆流を防ぎ、最終的に静脈へつながります。
正しい組合せは2です。記述は、aが誤り、bが正しく、cが正しく、dが誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「人体の働きと医薬品」の「循環器系」「脾臓」「リンパ系」です。
正しい組合せは2です。記述は、aが誤り、bが正しく、cが正しく、dが誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「人体の働きと医薬品」の「循環器系」「脾臓」「リンパ系」です。
解法ステップ
- aは「胃の後方」だけでなく、「右下腹部」という位置にも注目します。脾臓の位置として正しいかを確認します。
- bは、脾臓の働きが「古くなった赤血球の処理」と「異物への免疫応答」に関する内容かを見ます。
- cは、リンパ管に「逆流防止のための弁」があるかを確認します。
- dは、リンパ管の最終的な合流先を見ます。「門脈」か「鎖骨の下にある静脈」かで選択肢を絞れます。
選択肢別の誤答解説
-
a
- ×「胃の後方の右下腹部」→ ○「胃の後方の左上腹部」
- 脾臓は胃の後方の左上腹部に位置します。「右下腹部」は位置を入れ替えた誤りです。
-
b
- 脾臓は、古くなった赤血球を濾し取って処理します。また、血流中の細菌やウイルスなどの異物に対する免疫応答にも関与します。したがって、この記述は正しいです。
-
c
- リンパ管には逆流を防ぐ弁があり、リンパ液は一定の方向に流れます。したがって、この記述は正しいです。
-
d
- ×「最終的に門脈に合流する」→ ○「最終的に鎖骨の下にある静脈につながる」
- 門脈は、消化管で吸収された物質が肝臓へ運ばれる際に通る血管です。リンパ管の最終的なつながり先とは異なります。
選択肢の組合せを照合すると、1はa・c、3はb・d、4はb・c・d、5はa・b・cの正誤が合いません。a誤・b正・c正・d誤となるのは2です。
よくある誤解
- 「胃の後方」という部分だけを見て、aを正しいと判断しないようにしましょう。位置を示す「右下腹部」まで確認します。
- 「門脈」も体内の血液の通り道ですが、リンパ管の最終的な合流先ではありません。似た循環の用語を取り違えないことが大切です。
- リンパ管は血管と同じように流れますが、リンパ液の流れは主に骨格筋の収縮によるもので、心臓のようなポンプの働きをする器官はありません。
補足コラム
リンパ液は、組織液の一部がリンパ管に入ったものです。リンパ管の途中にあるリンパ節では、リンパ液で運ばれた細菌やウイルスなどが免疫反応によって排除されます。脾臓もリンパ系に関わる器官ですが、リンパ管の途中にあるリンパ節とは別の器官です。
FAQ
Q. リンパ液は、血液と同じ速さで流れますか?
A. いいえ。手引きでは、リンパ液の流れは血流に比べて緩やかとされています。
A. いいえ。手引きでは、リンパ液の流れは血流に比べて緩やかとされています。
Q. リンパ管の弁は、何のためにありますか?
A. リンパ液の逆流を防ぎ、一定の方向に流れるようにするためです。
A. リンパ液の逆流を防ぎ、一定の方向に流れるようにするためです。
関連キーワード: 脾臓、リンパ系、リンパ液、リンパ管、リンパ節、門脈、鎖骨の下にある静脈

\ せっかくなら /
登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!
