戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2025年 奈良・関西広域連合・福井 問66


問題文

泌尿器系に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 左右の腎臓と膀胱は、尿管でつながっている。 b 尿は血液が濾過されて作られるため、糞便とは異なり、健康な状態であれば細菌等の微生物は存在しない。 c 尿の排泄において、膀胱の出口にある排尿筋が緩むと、同時に膀胱壁の膀胱括約筋が収縮し、尿が尿道へと押し出される。 d 男性では、加齢とともに前立腺が肥大し、尿道を圧迫して排尿困難等を生じることがある。

選択肢

1:a:誤、b:正、c:正、d:誤
2:a:正、b:誤、c:正、d:正
3:a:誤、b:正、c:誤、d:正
4:a:正、b:誤、c:正、d:誤
5:a:正、b:正、c:誤、d:正(正解)

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尿路と排尿の仕組み【登録販売者解説】

正解の理由

腎臓から膀胱への通り道は尿管、排尿時は膀胱括約筋が緩み排尿筋が収縮します。
正しい組合せは5です。aは正、bは正、cは誤、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「泌尿器系」です。

解法ステップ

  1. aの「腎臓と膀胱は尿管でつながっている」は、尿の通り道の順序を確認します。
  2. bは「健康な状態であれば」という条件に注目します。手引きの尿に含まれる微生物についての記述と照らします。
  3. cは「排尿筋」と「膀胱括約筋」のどちらが緩み、どちらが収縮するかを確認します。ここでは筋肉の働きの入れ替えがポイントです。
  4. dは、男性の前立腺が加齢とともに肥大し、尿道を圧迫することがあるという記述と照らします。

選択肢別の誤答解説

記述ごとの確認

  • a:正しいです。 左右の腎臓と膀胱は尿管でつながっています。尿は腎臓から尿管を通って膀胱へ運ばれます。
  • b:正しいです。 尿は血液が濾過(ろか)されて作られます。糞便(ふんべん)とは異なり、健康な状態であれば細菌などの微生物は存在しないとされています。
  • c:誤りです。
    ×「膀胱の出口にある排尿筋が緩む」「膀胱壁の膀胱括約筋が収縮」
    → ○「膀胱の出口にある膀胱括約筋が緩む」「膀胱壁の排尿筋が収縮」
    排尿筋は膀胱の壁にあり、収縮して尿を押し出します。膀胱括約筋は膀胱の出口にあり、排尿時に緩みます。
  • d:正しいです。 男性では、加齢とともに前立腺が肥大し、尿道を圧迫して排尿困難などを生じることがあります。

組合せの確認

  • 選択肢1は、aを誤、cを正、dを誤としています。正しくはaは正、cは誤、dは正なので一致しません。
  • 選択肢2は、bを誤、cを正としています。正しくはbは正、cは誤なので一致しません。
  • 選択肢3は、aを誤としています。正しくはaは正なので一致しません。
  • 選択肢4は、bを誤、cを正、dを誤としています。正しくはbは正、cは誤、dは正なので一致しません。
  • **選択肢5**は、a・b・dを正、cを誤としており、各記述の正誤と一致します。

よくある誤解

  • 「排尿筋」と「膀胱括約筋」の働きを逆にする誤りに注意します。排尿時は、膀胱壁の排尿筋が収縮し、出口の膀胱括約筋が緩みます。
  • bの「細菌等の微生物は存在しない」は、健康な状態であればという条件つきです。条件を外して「尿には常に微生物が存在しない」と一般化しないようにしましょう。
  • aは「腎臓と膀胱をつなぐ管」、dは「前立腺が圧迫する部分」を問う記述です。尿管と尿道を取り違えないことが大切です。

補足コラム

尿の通り道は、腎臓 → 尿管 → 膀胱 → 尿道の順です。尿管は腎臓から膀胱へ尿を運び、尿道は膀胱から体外へ尿を排泄するときに通る管です。
手引きでは、女性は尿道が短いため、細菌などが侵入したときに膀胱まで感染を生じやすいとも説明されています。

FAQ

Q. 前立腺はどこにありますか?
A. 男性では膀胱の真下にあり、尿道を取り囲むように位置しています。そのため、肥大すると尿道を圧迫することがあります。
Q. 尿管と尿道は、名前が似ていますが同じものですか?
A. 別の管です。尿管は腎臓と膀胱をつなぎ、尿道は膀胱から体外へ尿を出すときに通ります。

関連キーワード: 尿路、尿管、尿道、膀胱括約筋、排尿筋、前立腺肥大
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