戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2026年 北海道・東北 問64


問題文

目に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

1:角膜に射し込んだ光は、角膜、房水、水晶体、硝子体を透過しながら屈折して網膜に焦点を結ぶ。
2:硝子体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁平になる。(正解)
3:ビタミンAが不足すると、夜間視力の低下を生じる。
4:眼瞼は、全身的な体調不良(薬の副作用を含む)の症状が現れやすい部位である。

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眼球の遠近調節【登録販売者解説】

正解の理由

遠近の焦点調節は、毛様体が水晶体の厚みを変えることで行われます。
誤っているのは2です。1・3・4は正しい記述です。厚みが変化するのは硝子体ではなく水晶体です。根拠は『試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月一部改訂)』第2章「人体の働きと医薬品」の目の構造と働きにあります。

解法ステップ

  1. 「近くを見るとき」「遠くを見るとき」という遠近調節の説明に注目します。
  2. 手引きでは、遠近の焦点調節は主に水晶体の厚みを変えて行うとされています。
  3. 2は、厚みが変わる部分を「硝子体」としているため、誤りと判断できます。

選択肢別の誤答解説

  • 選択肢1:正しい記述です。
    光は角膜(かくまく)、房水(ぼうすい)、水晶体(すいしょうたい)、硝子体(しょうしたい)を通り、屈折して網膜(もうまく)に焦点を結びます。したがって、誤っているものには当たりません。
  • 選択肢2:誤った記述です。
    × 硝子体 → ○ 水晶体
    硝子体ではなく、水晶体が毛様体(もうようたい)の収縮・弛緩に伴って形を変えます。近くを見るときは丸く厚みが増し、遠くを見るときは扁平になります。
  • 選択肢3:正しい記述です。
    ビタミンAは夜間視力の維持に重要です。不足すると夜間視力の低下を生じます。よって、誤っているものには当たりません。
  • 選択肢4:正しい記述です。
    眼瞼(がんけん)は、むくみなど、薬の副作用を含む全身的な体調不良の症状が現れやすい部位です。したがって、この記述は誤りではありません。

よくある誤解

  • 硝子体と水晶体を取り違える誤りです。遠近調節で形が変わるのは水晶体です。
  • 「目の中にある透明な組織だから、どちらも焦点調節に関わる」と混同しないようにしましょう。硝子体は水晶体から網膜までの空間を満たす組織です。

補足コラム

水晶体は、近くを見るときに厚くなり、遠くを見るときに薄くなります。対して、硝子体は水晶体から網膜までの眼球内を満たす、透明なゼリー状の組織です。遠近調節は水晶体、眼球内を満たすのは硝子体と分けて覚えましょう。

FAQ

水晶体が厚くなったり薄くなったりするのは、何のためですか?
見るものの距離に合わせて、網膜に焦点を結ぶためです。

関連キーワード: 水晶体、硝子体、毛様体、遠近調節、ビタミンA、夜間視力
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