登録販売者 2026年 奈良・関西広域連合・福井 問57
問題文
ビタミンA主薬製剤に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a ビタミンAは、夜間視力を維持したり、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。
b 目の乾燥感や夜盲症の症状の緩和に用いられる。
c 病中病後の体力低下時、発育期等のビタミンAの補給に用いられる。
d 妊娠3ヶ月以内の妊婦は、医薬品以外からのビタミンAの摂取を含め、過剰摂取に留意する必要がある。
選択肢
1:a:正、b:正、c:正、d:誤
2:a:正、b:正、c:誤、d:正
3:a:正、b:誤、c:正、d:正
4:a:誤、b:正、c:正、d:正
5:a:正、b:正、c:正、d:正(正解)
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ビタミンA主薬製剤【登録販売者解説】
正解の理由
ビタミンAは、夜間視力や皮膚・粘膜の健康を支え、目の症状の緩和や不足時の補給に用いられます。妊娠初期は摂取量にも注意が必要です。
5が正しい組合せです。a・b・c・dはいずれも正しい記述です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第3章「主な医薬品とその作用」の滋養強壮保健薬・ビタミン成分です。
解法ステップ
- aは、ビタミンAの働きとして「夜間視力」と「皮膚や粘膜」を確認します。
- bは、ビタミンA主薬製剤の対象となる目の症状が書かれているかを見ます。
- cは、病中病後の体力低下時や発育期が「ビタミンAの補給」に当たるかを確認します。
- dは、妊娠初期の注意が、医薬品だけでなく他からの摂取も含めた過剰摂取への注意かを見ます。
選択肢別の誤答解説
- a:正しいです。 ビタミンAは、夜間視力を維持し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素です。選択肢4はaを誤りとしているため、組合せが違います。
- b:正しいです。 ビタミンA主薬製剤は、目の乾燥感や夜盲症(やもうしょう)の症状の緩和に用いられます。選択肢3はbを誤りとしているため、組合せが違います。
- c:正しいです。 病中病後の体力低下時や発育期などのビタミンA補給にも用いられます。選択肢2はcを誤りとしているため、組合せが違います。
- d:正しいです。 妊娠3か月以内は、医薬品以外からの摂取も含め、ビタミンAの過剰摂取に注意が必要です。選択肢1はdを誤りとしているため、組合せが違います。
よくある誤解
- ビタミンAの働きを、目に関する作用だけに限定してしまうことがあります。皮膚や粘膜の機能を保つ働きも押さえましょう。
- 「補給に用いる」という記述を、症状の緩和に用いる記述と混同しがちです。問題文では、目の症状の緩和と、体力低下時・発育期などの補給の両方が問われています。
- 妊娠初期の注意を、医薬品から摂取する場合だけの話だと思い込まないようにしましょう。
補足コラム
ビタミンA主薬製剤には、レチノール酢酸エステル、レチノールパルミチン酸エステル、ビタミンA油、肝油などが主薬として配合されます。一般用医薬品におけるビタミンAの1日分量には上限があり、手引きでは4,000国際単位とされています。
ビタミン成分は、多く摂取すれば症状の改善が早まるものではありません。脂溶性ビタミンでは、過剰摂取による過剰症にも注意が必要です。
FAQ
ビタミンAを多く摂れば、目の症状の改善も早まりますか?
いいえ。ビタミン成分は、多く摂取したからといって、適用となっている症状の改善が早まるものではありません。
いいえ。ビタミン成分は、多く摂取したからといって、適用となっている症状の改善が早まるものではありません。
関連キーワード: ビタミンA、ビタミンA主薬製剤、夜間視力、夜盲症、脂溶性ビタミン、過剰摂取

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