戦国登販登録販売者試験 過去問
過去問・解説試験概要お問い合わせ料金プラン

登録販売者 2024年 奈良・関西広域連合・福井 問49


問題文

打撲や捻挫等への対応に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 患部を氷嚢などで冷やすことにより、内出血を最小限にし、痛みの緩和を図る。 b 患部を弾性包帯やサポーターで軽く圧迫し、心臓よりも高くしておくことにより、腫れを抑える。 c 冷感刺激成分であるノニル酸ワニリルアミドが配合された外用鎮痛薬は、急性の腫れや熱感を伴う症状に対して適している。 d フェルビナクは、打撲、捻挫等による鎮痛を目的として用いられるステロイド性抗炎症成分である。

選択肢

1:a:正、b:正、c:正、d:誤
2:a:正、b:正、c:誤、d:正
3:a:正、b:正、c:誤、d:誤(正解)
4:a:誤、b:誤、c:正、d:誤
5:a:誤、b:正、c:誤、d:正

🔒 解説は解答すると表示されます

打撲・捻挫の対応と外用鎮痛薬【登録販売者解説】

正解の理由

ひと言まとめ:急性の腫れ・熱感には冷感刺激成分、ノニル酸ワニリルアミドは温感刺激成分、フェルビナクは非ステロイド性抗炎症成分です。
正しい組合せは 3 です。a・bは正しく、c・dは誤りです。根拠は第3章「主な医薬品とその作用」の、一般的な打撲・捻挫への対応と外用鎮痛薬の成分に関する項目です。厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」では、患部の冷却・圧迫・挙上と、外用鎮痛薬の刺激成分や抗炎症成分が説明されています。

解法ステップ

  1. a・bは応急的な対応についての記述です。患部を冷やすこと、軽く圧迫すること、心臓より高くすることが示されているかを確認します。
  2. cは「ノニル酸ワニリルアミド」の分類に注目します。これは温感刺激成分なので、急性の腫れや熱感に適するとされる冷感刺激成分とは異なります。
  3. dは「ステロイド性」という分類がポイントです。フェルビナクは、打撲・捻挫などの鎮痛に用いられる非ステロイド性抗炎症成分です。
組合せも確認しましょう。選択肢1はcを正としている点、選択肢2はdを正としている点が誤りです。選択肢4はa・bを誤り、cを正としている点が誤りです。選択肢5はaを誤り、dを正としている点が誤りです。

選択肢別の誤答解説

  • a:正
    氷嚢などで患部を冷やすと、内出血を最小限にし、痛みを和らげることができます。打撲や捻挫の一般的な対応として示されています。
  • b:正
    弾性包帯やサポーターで患部を軽く圧迫し、心臓より高くしておくと、腫れを抑える効果が期待できます。「強く圧迫」ではなく「軽く圧迫」とある点も押さえましょう。
  • c:誤
    ×「冷感刺激成分であるノニル酸ワニリルアミド」→ ○「温感刺激成分であるノニル酸ワニリルアミド」
    ノニル酸ワニリルアミドは、皮膚に温感刺激を与える成分です。急性の腫れや熱感を伴う症状に適するとされるのは、冷感刺激成分が配合された外用鎮痛薬です。
  • d:誤
    ×「ステロイド性抗炎症成分」→ ○「非ステロイド性抗炎症成分」
    フェルビナクは、筋肉痛・関節痛や打撲・捻挫などの鎮痛に用いられる成分です。非ステロイド性抗炎症成分は、プロスタグランジンの産生を抑える作用を示します。

よくある誤解

  • 成分名から刺激の種類を取り違えることがあります。ノニル酸ワニリルアミドは「温感刺激成分」です。「急性の腫れ・熱感には冷感刺激成分」という対応とセットで覚えましょう。
  • 「抗炎症成分」をひとまとめにしてしまうのも誤りのもとです。フェルビナクは抗炎症成分ですが、ステロイド性ではなく非ステロイド性です。
  • 「高くする」の対象を取り違えないようにしましょう。心臓より高くしておくのは患部です。

補足コラム

打撲・捻挫では、患部を安静に保つことも大切です。特に足や脚を痛めた場合は、なるべく歩いたり走ったりすることを避けるのが望ましいとされています。基本対応は「安静・冷却・軽い圧迫・患部を高くする」と整理できます。

FAQ

Q. 温感刺激成分は、どのような働きを期待して配合されますか?
A. 皮膚に温感刺激を与え、末梢血管を拡張させて患部の血行を促す効果が期待されます。
Q. フェルビナクなどの非ステロイド性抗炎症成分は、どのように痛みを抑えますか?
A. プロスタグランジンの産生を抑える作用によって、炎症や痛みを抑えます。

関連キーワード: 打撲、捻挫、冷感刺激成分、温感刺激成分、ノニル酸ワニリルアミド、フェルビナク、非ステロイド性抗炎症成分
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国登販クイズ機能

\ せっかくなら /

登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する→

すぐに利用可能!

©︎2026 登録販売者試験 過去問学習サイト

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について