登録販売者 2022年 北海道・東北 問71
問題文
副交感神経系が活発になっているときの各効果器とその反応の関係について、正しいものの組み合わせはどれか。
選択肢
1:目 ― 瞳孔散大
2:気管、気管支 ― 収縮(正解)
3:心臓 ― 心拍数増加
4:腸 ― 運動低下
5:肝臓 ― グリコーゲンの分解
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副交感神経の効果器反応【登録販売者解説】
正解の理由
副交感神経は「休息・食事」のときに働き、気管・気管支を収縮させます。
正しいのは2です。各記述は、1が誤り、2が正しい、3〜5が誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「人体の働きと医薬品」の、効果器に対する自律神経系の反応です。
正しいのは2です。各記述は、1が誤り、2が正しい、3〜5が誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「人体の働きと医薬品」の、効果器に対する自律神経系の反応です。
解法ステップ
- 「副交感神経系が活発」という条件から、体が休息・食事の状態にあると考えます。
- 「気管、気管支 ― 収縮」は、手引きに示された副交感神経の反応と一致します。
- ほかの組合せは、目・心臓・腸・肝臓の反応が副交感神経の働きと合うかを確認します。
選択肢別の誤答解説
-
1:目 ― 瞳孔散大
× 瞳孔散大 → ○ 瞳孔収縮
瞳孔散大は交感神経系が活発なときの反応です。副交感神経系では瞳孔が収縮します。 -
2:気管、気管支 ― 収縮
気管・気管支の収縮は、副交感神経系が活発なときの反応です。この組合せが正しいため、2が答えです。 -
3:心臓 ― 心拍数増加
× 心拍数増加 → ○ 心拍数減少
心拍数の増加は交感神経系の反応です。副交感神経系では心拍数が減少します。 -
4:腸 ― 運動低下
× 運動低下 → ○ 運動亢進(こうしん)
腸の運動低下は交感神経系の反応です。副交感神経系では腸の運動が亢進します。 -
5:肝臓 ― グリコーゲンの分解
× グリコーゲンの分解 → ○ グリコーゲンの合成
グリコーゲンの分解は交感神経系の反応です。副交感神経系ではグリコーゲンの合成が示されています。
よくある誤解
- 「収縮」と書かれていると、すべて交感神経の働きだと思いがちです。気管・気管支は、副交感神経系で収縮します。
- 目の「瞳孔散大」と「瞳孔収縮」を取り違えやすいので、どちらの神経系の反応かをセットで覚えましょう。
- 腸と肝臓は、交感神経系と副交感神経系で反応が反対になります。「腸の運動低下」「グリコーゲンの分解」は交感神経系の反応です。
補足コラム
FAQ
交感神経系と副交感神経系は、いつも正反対に働きますか?
通常は互いに拮抗して働きます。ただし、手引きでは汗腺を支配する交感神経線維が、例外的にアセチルコリンを放出するとされています。
通常は互いに拮抗して働きます。ただし、手引きでは汗腺を支配する交感神経線維が、例外的にアセチルコリンを放出するとされています。
関連キーワード: 自律神経系、交感神経系、副交感神経系、効果器、瞳孔収縮、気管支収縮

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