登録販売者 2022年 中国・四国 問53
問題文
医薬品の陳列に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 一般用医薬品を陳列する場合は、当該医薬品の薬効分類ごとに区分して陳列しなければならない。
b 第一類医薬品は必ず鍵をかけた陳列設備に陳列しなければならない。
c 指定第二類医薬品を、鍵をかけた陳列設備に陳列する場合、情報提供を行うための設備から7メートル以内の範囲に陳列する必要はない。
d 医薬品を販売する店舗と同一店舗で併せて、食品(保健機能食品を含む。)、医薬部外品、化粧品等の販売が行われる場合には、医薬品と他の物品を区別して貯蔵又は陳列しなければならない。
選択肢
1:a:正、b:正、c:正、d:正
2:a:誤、b:誤、c:誤、d:正
3:a:誤、b:正、c:正、d:誤
4:a:正、b:正、c:誤、d:誤
5:a:誤、b:誤、c:正、d:正(正解)
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一般用医薬品の陳列区分【登録販売者解説】
正解の理由
薬効分類ではなく「第一類・第二類・第三類」で区分し、陳列方法には例外があります。
組合せは5です。aは誤、bは誤、cは正、dは正です。根拠は第4章「薬事関係法規・制度」の医薬品の陳列に関する規定です。『試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月)』では、一般用医薬品の区分別陳列、第一類医薬品・指定第二類医薬品の陳列方法、医薬品と他の物品の区別が定められています。
組合せは5です。aは誤、bは誤、cは正、dは正です。根拠は第4章「薬事関係法規・制度」の医薬品の陳列に関する規定です。『試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月)』では、一般用医薬品の区分別陳列、第一類医薬品・指定第二類医薬品の陳列方法、医薬品と他の物品の区別が定められています。
解法ステップ
- aの「薬効分類ごと」に注目します。陳列で区分する基準は、薬の効き目の種類ではありません。
- bの「必ず鍵をかけた」と、cの「鍵をかけた場合は7メートル以内でなくてよい」を比べます。第一類医薬品の陳列と、指定第二類医薬品の7メートルの規定は、別々に確認します。
- dは、医薬品と食品・化粧品などを区別する規定に合っています。
- 各組合せを照らすと、1はa・b、2はc、3はb・d、4はa・b・c・dの正誤が合いません。a誤・b誤・c正・d正の組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
-
a 誤
×「薬効分類ごと」→ ○「第一類医薬品、第二類医薬品、第三類医薬品の区分ごと」
「薬効分類」は、たとえば解熱鎮痛薬など、主な効き目による分け方です。陳列では、第一類・第二類・第三類を混在させないことが求められています。 -
b 誤
×「必ず鍵をかけた陳列設備」→ ○第一類医薬品陳列区画の内部の陳列設備
第一類医薬品は、第一類医薬品陳列区画の内部に陳列します。鍵をかけた設備など、購入者等が直接手を触れられない設備に陳列する場合は例外となるため、「必ず鍵をかける」は誤りです。 -
c 正
指定第二類医薬品は、通常、情報を提供するための設備から7メートル以内に陳列します。ただし、鍵をかけた陳列設備に陳列する場合などは、この距離の規定の例外です。そのため、記述は正しいです。 -
d 正
店舗で食品、医薬部外品、化粧品なども販売する場合、医薬品と他の物品を区別して貯蔵または陳列します。医薬品でない物を医薬品と誤認させないための規定です。
よくある誤解
- 「区分して陳列」を、効き目の種類で分けることだと思いがちです。ここで問われている区分は、第一類・第二類・第三類です。
- 「第一類医薬品は鍵付き」と覚えてしまうと、「必ず」という書き換えに引っかかります。鍵付き設備は陳列方法の一つで、唯一の方法ではありません。
- 指定第二類医薬品の7メートルの規定を、例外のない絶対条件と考えがちです。鍵付き設備などの場合は例外があります。
補足コラム
陳列規定では、医薬品の区分と、購入者等が直接手を触れられるかを分けて覚えると整理しやすくなります。第一類医薬品には陳列区画の規定があり、指定第二類医薬品には情報提供設備からの距離の規定があります。それぞれに例外がある点も確認しましょう。
FAQ
食品や化粧品も扱う店舗では、医薬品以外を販売してはいけないのですか?
いいえ。販売自体を禁止する規定ではありません。医薬品と他の物品を区別して貯蔵または陳列することが求められています。
いいえ。販売自体を禁止する規定ではありません。医薬品と他の物品を区別して貯蔵または陳列することが求められています。
関連キーワード: 一般用医薬品の陳列、第一類医薬品、指定第二類医薬品、薬効分類、医薬品と他の物品の区別

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