戦国登販登録販売者試験 過去問
過去問・解説試験概要お問い合わせ料金プラン

登録販売者 2023年 奈良・関西広域連合・福井 問70


問題文

脳や神経系の働きに関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 中枢神経系は脳と脊髄から構成され、脳は脊髄と延髄でつながっている。 b 脳における血液の循環量は、心拍出量の約15%、ブドウ糖の消費量は全身の約25%、酸素の消費量は全身の約20%と多い。 c 末梢神経系は、脳や脊髄から体の各部に伸びており、体性神経系と自律神経系に分類されている。 d 自律神経系は、交感神経系と副交感神経系からなり、各臓器・器官でそれぞれの神経線維の末端から神経伝達物質と呼ばれる生体物質を放出している。

選択肢

1:a:正、b:正、c:正、d:誤
2:a:正、b:正、c:誤、d:正
3:a:正、b:誤、c:正、d:正
4:a:誤、b:正、c:正、d:正
5:a:正、b:正、c:正、d:正(正解)

🔒 解説は解答すると表示されます

脳や神経系の構成【登録販売者解説】

正解の理由

中枢神経系は脳と脊髄、自律神経系は交感神経系と副交感神経系からなり、脳は血液・酸素・ブドウ糖を多く使います。
5は、a〜dがすべて正しい組合せです。根拠は、試験問題の作成に関する手引き(令和5年4月一部改訂)の第2章「人体の働きと医薬品」にある「脳や神経系の働き」です。

解法ステップ

  1. aの「中枢神経系」と「脳・脊髄」の組合せを確認します。中枢神経系は脳と脊髄で構成されます。
  2. bは、血液・酸素・ブドウ糖の割合を見ます。心拍出量の約15%、酸素の約20%、ブドウ糖の約25%という対応が合っています。
  3. cは、末梢神経系の分類に注目します。体性神経系と自律神経系の2つです。
  4. dの交感神経系・副交感神経系と、神経伝達物質の放出に誤りがないため、すべて正しい組合せを選びます。

選択肢別の誤答解説

  • a:正しいです。 中枢神経系は脳と脊髄からなります。脳は脊髄と延髄(えんずい)でつながっています。脊髄(せきずい)は、脳と体の各部との間で刺激を伝える役割も担います。aを誤りとする組合せは、選択肢の中でこの記述の正誤が合っていません。
  • b:正しいです。 脳における血液の循環量は心拍出量の約15%、酸素の消費量は全身の約20%、ブドウ糖の消費量は全身の約25%です。脳では細胞同士が活発に働くため、これらを多く使います。bを誤りとする組合せは、この記述の正誤が合っていません。
  • c:正しいです。 末梢神経系は、脳や脊髄から体の各部へ伸びています。機能によって、随意運動や知覚などを担う体性神経系と、生命や身体機能の維持のため無意識に働く自律神経系に分類されます。cを誤りとする組合せは、この記述の正誤が合っていません。
  • d:正しいです。 自律神経系は交感神経系と副交感神経系からなります。神経伝達物質(神経の末端から放出され、次の細胞などへ情報を伝える物質)を効果器に向けて放出し、働きかけます。dを誤りとする組合せは、この記述の正誤が合っていません。

よくある誤解

  • 割合の数字と項目の組合せを入れ替えるひっかけに注意します。血液は約15%、酸素は約20%、ブドウ糖は約25%です。
  • 脳と脊髄だけを覚えて、脳と脊髄のつながりを見落とすことがあります。脳は延髄を介して脊髄につながっています。
  • 神経伝達物質の放出を、交感神経系だけの働きと考えるのは誤りです。交感神経系と副交感神経系のどちらも、神経線維の末端から放出します。

補足コラム

効果器に伸びる自律神経には、節前線維と節後線維があります。節後線維の末端から放出される神経伝達物質は、交感神経では主にノルアドレナリン、副交感神経ではアセチルコリンです。ただし、汗腺を支配する交感神経線維の末端では、例外的にアセチルコリンが放出されます。

FAQ

Q. 体性神経系と自律神経系の違いは何ですか?
A. 体性神経系は随意運動や知覚などを担います。自律神経系は、消化管の運動や血液の循環など、生命や身体機能の維持に関わる働きを無意識に調節します。
Q. 交感神経系と副交感神経系は、同時に働くことがありますか?
A. どちらも各臓器・器官を支配することがあり、通常は互いに拮抗して働きます。一方の活動が活発になると、他方の活動が抑制される関係です。

関連キーワード: 中枢神経系、末梢神経系、延髄、体性神経系、自律神経系、神経伝達物質
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国登販クイズ機能

\ せっかくなら /

登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する→

すぐに利用可能!

©︎2026 登録販売者試験 過去問学習サイト

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について