登録販売者 2023年 奈良・関西広域連合・福井 問69
問題文
骨組織に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せを一つ選べ。
骨は生きた組織であり、( a )と骨形成が互いに密接な連絡を保ちながら進行し、これを繰り返すことで( b )が行われる。骨組織の構成成分のうち、( c )は、骨に硬さを与える役割をもつ。
選択肢
1:骨吸収、骨の新陳代謝、無機質(正解)
2:骨吸収、骨の新陳代謝、有機質
3:骨吸収、造血、有機質
4:骨代謝、造血、無機質
5:骨代謝、骨の新陳代謝、有機質
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骨の新陳代謝と構成成分【登録販売者解説】
正解の理由
骨吸収と骨形成の繰り返しで骨の新陳代謝が行われ、無機質が骨に硬さを与えます。
1の組合せは、(a)骨吸収、(b)骨の新陳代謝、(c)無機質です。厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」の第2章「人体の働きと医薬品」の「骨格系」に基づく内容です。
解法ステップ
- 「骨吸収」と「骨形成」がセットで進む、という流れに注目します。
- その繰り返しで行われるのは「骨の新陳代謝」です。「造血」とは別の骨の機能です。
- 骨の「硬さ」を担う成分を確認します。硬さは無機質、強靱さは有機質です。
選択肢別の誤答解説
- (a) 骨吸収は、骨が壊される過程です。骨形成による修復とともに進み、骨の新陳代謝を成り立たせます。
- (b) 骨吸収と骨形成が繰り返されることで、骨の新陳代謝が行われます。骨髄で血液の細胞がつくられる「造血」とは異なります。
- (c) 無機質は骨に硬さを与えます。有機質は骨の強靱さを保ちます。
選択肢ごとの組合せを照らすと、1は(a)〜(c)がすべて合っています。2は(c)が有機質、3は(b)が造血・(c)が有機質、4は(a)が骨代謝・(b)が造血、5は(a)が骨代謝・(c)が有機質となっており、それぞれ正しい組合せと異なります。
よくある誤解
- 骨髄で造血が行われるため、「骨の新陳代謝」と「造血」を同じ働きだと思いがちです。骨の機能としては別々に整理しましょう。
- 無機質と有機質を逆に覚えがちです。「硬さは無機質、強靱さは有機質」と分けると判断しやすくなります。
- 骨吸収という言葉から、骨が減る一方向の働きだけを連想しがちです。骨形成と連絡を保ちながら進む点がポイントです。
補足コラム
骨には、身体を支える、臓器を保護する、運動を助ける、造血を行う、無機質を蓄えるなどの働きがあります。「骨の新陳代謝」は、これらの機能のうち、骨吸収と骨形成の繰り返しに関する内容です。
FAQ
Q. 骨の「硬さ」と「強靱さ」は、どちらも無機質が担うのですか?
A. いいえ。手引きでは、無機質が骨に硬さを与え、有機質が骨の強靱さを保つとされています。
A. いいえ。手引きでは、無機質が骨に硬さを与え、有機質が骨の強靱さを保つとされています。
関連キーワード: 骨吸収、骨形成、骨の新陳代謝、無機質、有機質、造血

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